KerberosアカウントはKey Distribution Center (KDC)に設定します。Kerberosデータベースの各エントリにはKerberosプリンシパルが含まれています。サーバーを実行するマシンのホスト・ベースのプリンシパル(「host/j1hol-001」など)、およびサーバーにアクセスするためのクライアント・プリンシパル(「test」など)を作成する必要があります。
Solarisの場合は、Kerberosプリンシパルを設定する方法について次のドキュメントを参照してください。
Windowsの場合は、Microsoftのドキュメントを参照してください。次はその一例です。
この課題では、正しいKerberosサーバーを使用するためにオペレーティング・システムが構成されていることを前提としています。通常、この構成を行うには管理者特権が必要です。オペレーティング・システムを構成できない場合は、java
コマンドを-Djava.security.krb5.conf
オプションとともに使用することによって、Kerberos構成ファイルを使用できます。次の例は、課題のコマンドの1つを呼び出してkrb5.conf
構成ファイルを使用する方法を示しています。
% java -Djava.security.auth.login.config=jaas-krb5.conf\ -Djava.security.krb5.conf=krb5.conf Jaas client