モジュール java.base
パッケージ java.text

クラスAnnotation


  • public class Annotation
    extends Object
    Annotationオブジェクトは、属性が次の注釈特性を持つ場合にテキスト属性値のラッパーとして使います。 これらの特徴は次のとおりです。
    • 属性が適用されるテキスト範囲が、範囲のセマンティックスに不可欠である場合、つまり、属性の適用範囲がテキストの部分範囲の場合は、その属性を適用できません。 また、隣接する2つのテキスト範囲がこの属性に対して同じ値を持つ場合でも、結合されたテキスト範囲全体にこの属性値を適用することはできません。
    • 基本となるテキストが変更される場合は、そのテキストの属性や属性値が通常は適用されなくなります。
    An example is grammatical information attached to a sentence (例は文に付属した文法情報です)という文があります。この文では、「an example」は主語ですが、「an」、「example」、「exam」は主語とはいえません。 テキストを変更すると、grammatical information (文法情報)は通常は無効になります。 もう1つの例は日本語の読み方についての情報(読み)です。

    属性値をAnnotationオブジェクトにラップすると、属性値が等しい場合でも、隣接する複数のテキストの並びがマージされないことが保証されます。また、基本となるテキストが変更された場合に、属性の破棄についてテキスト・コンテナに対して指示します。

    導入されたバージョン:
    1.2
    関連項目:
    AttributedCharacterIterator
    • コンストラクタのサマリー

      コンストラクタ 
      コンストラクタ 説明
      Annotation​(Object value)
      指定された値を持つ注釈レコードを構築します。この値はnullの場合もあります。
    • コンストラクタの詳細

      • Annotation

        public Annotation​(Object value)
        指定された値を持つ注釈レコードを構築します。この値はnullの場合もあります。
        パラメータ:
        value - 属性の値
    • メソッドの詳細

      • getValue

        public Object getValue()
        属性の値を返します。この値はnullの場合もあります。
        戻り値:
        属性の値
      • toString

        public String toString()
        このAnnotationのString表現を返します。
        オーバーライド:
        toString 、クラス:  Object
        戻り値:
        このAnnotationString表現