モジュール java.desktop
パッケージ java.beans

クラスBeans


  • public class Beans
    extends Object
    このクラスは、いくつかの多目的Bean制御メソッドを提供します。
    導入されたバージョン:
    1.1
    • コンストラクタの詳細

      • Beans

        public Beans()
    • メソッドの詳細

      • instantiate

        public static Object instantiate​(ClassLoader cls,
                                         String beanName)
                                  throws IOException,
                                         ClassNotFoundException

        Beanのインスタンスを生成します。

        パラメータ:
        cls - Beanの作成元にすべきクラス・ローダー。 これがnullの場合は、システム・クラス・ローダーを使用する。
        beanName - クラス・ローダー内のBeanの名前。 たとえば、"sun.beanbox.foobah"
        戻り値:
        JavaBean
        例外:
        ClassNotFoundException - 直列化されたオブジェクトのクラスが見つからなかった場合。
        IOException - 入出力エラーが発生した場合。
      • instantiate

        public static Object instantiate​(ClassLoader cls,
                                         String beanName,
                                         BeanContext beanContext)
                                  throws IOException,
                                         ClassNotFoundException

        Beanのインスタンスを生成します。

        パラメータ:
        cls - Beanの作成元にすべきクラス・ローダー。 これがnullの場合は、システム・クラス・ローダーを使用する。
        beanName - クラス・ローダー内のBeanの名前。 たとえば、"sun.beanbox.foobah"
        beanContext - 新しいBeanの入れ子先となるBeanContext
        戻り値:
        JavaBean
        例外:
        ClassNotFoundException - 直列化されたオブジェクトのクラスが見つからなかった場合。
        IOException - 入出力エラーが発生した場合。
        導入されたバージョン:
        1.2
      • instantiate

        @Deprecated(since="9")
        public static Object instantiate​(ClassLoader cls,
                                         String beanName,
                                         BeanContext beanContext,
                                         AppletInitializer initializer)
                                  throws IOException,
                                         ClassNotFoundException
        非推奨。
        アプレットAPIは推奨されていないため、instantiate(ClassLoader, String, BeanContext)を使用することをお勧めします。 詳細については、「java.appletパッケージのドキュメント」を参照してください。
        Beanのインスタンスを生成します。

        Beanは、クラス・ローダーに関係付けられた名前を基に作成されます。 この名前は、「a.b.c」のように点で区切った名前でなければいけません。

        Beans 1.0では、名前は、直列化されたオブジェクトまたはクラスを示すことができます。 将来、ほかのメカニズムが追加される可能性があります。 Beans 1.0では、まずbeanNameを直列化されたオブジェクトとして処理を試み、次にクラス名として処理します。

        beanNameを直列化されたオブジェクトの名前として使用する場合、指定されたbeanNameをリソース・パス名に変換して接尾辞「.ser」を追加します。 次にそのリソースから、直列化されたオブジェクトのロードを試みます。

        たとえば、beanNameに"x.y"が指定されると、Beans.instantiateはまずリソース"x/y.ser"から直列化されたオブジェクトの読込みを試み、失敗したらクラス"x.y"のロードを試みてそのクラスのインスタンスを生成します。

        Beanがjava.applet.Appletのサブタイプである場合は、特殊な初期化が行われます。 まず、デフォルトのAppletStubとAppletContextが提供されます。 次にクラス名からインスタンスが生成されると、アプレットの「init」メソッドが呼び出されます。 (Beanが直列化復元されていれば、このステップはスキップされる)。

        アプレットであるBeanでは、アプレットで「start」を呼び出すのは呼出し側の役割です。 正しい動作のためには、アプレットが可視AWTコンテナに追加されてからこの処理を行うようにします。

        beans.instantiateで作成したアプレットは、ブラウザ内で動作するアプレットとは多少異なる環境で動作します。 特に、Beanアプレットは「パラメータ」にアクセスできないため、パラメータ値を設定するために、プロパティの取得/設定メソッドを提供することがあります。 Beanアプレットの開発者は、BeanアプレットをJDK appletviewer (リファレンス・ブラウザ環境用)およびBDK BeanBox (リファレンスBeanコンテナ用)でテストすることをお薦めします。

        パラメータ:
        cls - Beanの作成元にすべきクラス・ローダー。 これがnullの場合は、システム・クラス・ローダーを使用する。
        beanName - クラス・ローダー内のBeanの名前。 たとえば、"sun.beanbox.foobah"
        beanContext - 新しいBeanの入れ子先となるBeanContext
        initializer - 新しいBeanのAppletInitializer
        戻り値:
        JavaBean
        例外:
        ClassNotFoundException - 直列化されたオブジェクトのクラスが見つからなかった場合。
        IOException - 入出力エラーが発生した場合。
        導入されたバージョン:
        1.2
      • getInstanceOf

        public static Object getInstanceOf​(Object bean,
                                           Class<?> targetType)
        指定されたBeanから、そのソース・オブジェクトの指定されたタイプのビューを表すオブジェクトを取得します。

        結果は、同じオブジェクトまたは異なるオブジェクトです。 要求されたターゲット・ビューがない場合は、指定されたBeanが返されます。

        このメソッドはBeans 1.0で将来、より柔軟なBean動作を追加するためのフックとして用意されています。

        パラメータ:
        bean - ビューを取得するオブジェクト。
        targetType - 取得するビューのタイプ。
        戻り値:
        ソース・オブジェクトの指定されたタイプのビューを表すオブジェクト
      • isInstanceOf

        public static boolean isInstanceOf​(Object bean,
                                           Class<?> targetType)
        Beanが、指定されたタイプのターゲットとして表示できるかどうかを判定します。 指定されたBeanに対して、Beans.getInstanceofメソッドを使用して、指定されたtargetTypeタイプのビューを表すオブジェクトを取得できる場合は、結果はtrueとなります。
        パラメータ:
        bean - ビューを取得するBean。
        targetType - 取得するビューのタイプ。
        戻り値:
        指定されたBeanが指定されたtargetTypeをサポートする場合はtrue。
      • isDesignTime

        public static boolean isDesignTime()
        デザイン・モードであるかどうかを判定します。
        戻り値:
        アプリケーション構築環境で動作している場合はtrue。
        関連項目:
        DesignMode
      • isGuiAvailable

        public static boolean isGuiAvailable()
        BeanがGUIを利用できる環境で動作しているかどうかを判定します。
        戻り値:
        Beanが対話型GUIを利用可能で、ダイアログ・ボックスをポップアップできると考えられる環境で実行されている場合はtrue。通常、ウィンドウのある環境ではtrueであり、サーバー環境の場合またはアプリケーションがバッチ・ジョブの一部として実行されている場合は、falseが返される。
        関連項目:
        Visibility
      • setDesignTime

        public static void setDesignTime​(boolean isDesignTime)
                                  throws SecurityException
        アプリケーション構築環境で動作しているかどうかを示します。

        このメソッドは、セキュリティをチェックするので、信頼できないアプレットなどでは使用できません。 つまり、セキュリティ・マネージャがある場合は、そのcheckPropertiesAccessメソッドが呼び出されます。 この結果、SecurityExceptionがスローされることがあります。

        パラメータ:
        isDesignTime - アプリケーション構築ツールで動作している場合はtrue。
        例外:
        SecurityException - セキュリティ・マネージャが存在し、そのcheckPropertiesAccessメソッドがシステム・プロパティの設定を許可しない場合。
        関連項目:
        SecurityManager.checkPropertiesAccess()
      • setGuiAvailable

        public static void setGuiAvailable​(boolean isGuiAvailable)
                                    throws SecurityException
        GUI操作が使用可能な環境で動作しているかどうかを示します。

        このメソッドは、セキュリティをチェックするので、信頼できないアプレットなどでは使用できません。 つまり、セキュリティ・マネージャがある場合は、そのcheckPropertiesAccessメソッドが呼び出されます。 この結果、SecurityExceptionがスローされることがあります。

        パラメータ:
        isGuiAvailable - GUI操作が可能な場合はtrue。
        例外:
        SecurityException - セキュリティ・マネージャが存在し、そのcheckPropertiesAccessメソッドがシステム・プロパティの設定を許可しない場合。
        関連項目:
        SecurityManager.checkPropertiesAccess()