モジュール java.naming

パッケージ javax.naming.ldap.spi

クラスLdapDnsProvider

java.lang.Object

javax.naming.ldap.spi.LdapDnsProvider

public abstract class LdapDnsProvider
extends Object

LDAP操作を実行するときのDNS参照のサービス提供クラス。

LDAP DNSプロバイダは、ゼロ引数のコンストラクタを持つ、このクラスの具体的なサブクラスです。 LDAP DNSプロバイダは、InitialDirectContextで指定されるServiceLoader機能を使用して配置されます。 ServiceLoaderは、LdapDnsProviderの実装を作成および登録するために使用します。

LDAP DNSプロバイダは、デフォルトのDNS解決メカニズムでは、LDAP操作の実行に必要な正しいLDAPサーバーを正確に特定するのには不十分な環境で使用できます。 たとえば、ldapサーバーとldapsサーバーが混在している環境では、LdapContextによってldapsサーバーのみの問合せが必要になる場合があります。

導入されたバージョン:

12

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

修飾子	コンストラクタ	説明
protected	LdapDnsProvider()	LdapDnsProviderの新しいインスタンスを作成します。

メソッドのサマリー

修飾子と型	メソッド	説明
abstract Optional<LdapDnsProviderResult>	lookupEndpoints(String url, Map<?,?> env)	指定されたContext provider URLおよび環境のエンドポイントとドメイン名をルックアップします。

クラス java.lang.Objectで宣言されたメソッド

clone、equals、finalize、getClass、hashCode、notify、notifyAll、toString、wait、wait、wait

コンストラクタの詳細

LdapDnsProvider

protected LdapDnsProvider()

LdapDnsProviderの新しいインスタンスを作成します。

例外:

SecurityException - セキュリティ・マネージャが存在し、そのcheckPermissionメソッドがRuntimePermission("ldapDnsProvider")を許可しない場合。

メソッドの詳細

lookupEndpoints

public abstract Optional<LdapDnsProviderResult> lookupEndpoints(String url,
                                                                Map<?,?> env)
                                                         throws NamingException

指定されたContext provider URLおよび環境のエンドポイントとドメイン名をルックアップします。 解決されたエンドポイントおよびドメイン名は、LdapDnsProviderResultとして返されます。

エンドポイントは、LDAP操作に使用されるLDAPサーバーを指すLDAP URLのString表現です。 LDAP URLの構文は、「RFC 2255: LDAP URL形式」によって定義されます。

パラメータ:

url - The Context provider URL

env - Context環境。

戻り値:

ルックアップが失敗した場合は、LdapDnsProviderResultまたは空のOptional。

例外:

NamingException - urlが有効でない場合、またはルックアップの実行中にエラーが発生した場合。

NullPointerException - urlまたはenvのいずれかがnullの場合。