- java.lang.Object
-
- java.rmi.activation.ActivationDesc
-
- すべての実装されたインタフェース:
Serializable
public final class ActivationDesc extends Object implements Serializable
起動記述子には、オブジェクトを起動するために必要な情報が格納されています。- オブジェクトのグループ識別子
- オブジェクトの、完全指定されたクラス名
- オブジェクトのコードの位置(クラスの位置)、コード・ベースURLパス
- オブジェクトの再起動「モード」、および
- オブジェクト固有の初期化データが格納されている、「整列化された」オブジェクト
記述子によって指定されたオブジェクトを作成し直したり、起動したりするには、起動システムに登録された記述子を使います。 オブジェクトの記述子にある
MarshalledObject
は、再初期化時あるいは起動時にオブジェクトで使えるように、リモート・オブジェクトのコンストラクタに2番目の引数として渡されます。- 導入されたバージョン:
- 1.2
- 関連項目:
Activatable
, 直列化された形式
-
-
コンストラクタのサマリー
コンストラクタ コンストラクタ 説明 ActivationDesc(String className, String location, MarshalledObject<?> data)
クラス名がclassName
であるオブジェクトが使うオブジェクト記述子を構築します。このオブジェクトはlocation
の位置のコードからロード可能であり、初期化情報はdata
です。ActivationDesc(String className, String location, MarshalledObject<?> data, boolean restart)
クラス名がclassName
であるオブジェクトが使うオブジェクト記述子を構築します。このオブジェクトはlocation
の位置のコードからロード可能であり、初期化情報はdata
です。ActivationDesc(ActivationGroupID groupID, String className, String location, MarshalledObject<?> data)
クラス名がclassName
であるオブジェクトが使うオブジェクト記述子を構築します。このオブジェクトはlocation
の位置のコードからロード可能であり、初期化情報はdata
です。ActivationDesc(ActivationGroupID groupID, String className, String location, MarshalledObject<?> data, boolean restart)
クラス名がclassName
であるオブジェクトが使うオブジェクト記述子を構築します。このオブジェクトはlocation
の位置のコードからロード可能であり、初期化情報はdata
です。
-
メソッドのサマリー
修飾子と型 メソッド 説明 boolean
equals(Object obj)
2つの起動記述子の内容を比較します。String
getClassName()
記述子で指定されたオブジェクトが使うクラス名を返します。MarshalledObject<?>
getData()
記述子で指定されたオブジェクトが使う初期化データまたは起動データがある「整列化されたオブジェクト」を返します。ActivationGroupID
getGroupID()
記述子で指定されたオブジェクトが使うグループ識別子を返します。String
getLocation()
記述子で指定されたオブジェクトが使うコードの位置を返します。boolean
getRestartMode()
起動記述子に関連したオブジェクトの「再起動」モードを返します。int
hashCode()
同様のActivationDesc
に対して同じハッシュ・コードを返します。
-
-
-
コンストラクタの詳細
-
ActivationDesc
public ActivationDesc(String className, String location, MarshalledObject<?> data) throws ActivationException
クラス名がclassName
であるオブジェクトが使うオブジェクト記述子を構築します。このオブジェクトはlocation
の位置のコードからロード可能であり、初期化情報はdata
です。 この形式のコンストラクタを使用する場合、groupID
のデフォルトは、このVMのActivationGroup
の現在のIDになります。ActivationGroupID
が同じオブジェクトはすべて、同じVMの中で起動されます。このコンストラクタで作成した記述子を使って指定されたオブジェクトは、要求に応じて(デフォルトでは再起動モードが
false
)のみ起動されることに注意してください。 起動可能なオブジェクトが再起動サービスを必要とする場合、boolean型パラメータrestart
を用いたActivationDesc
コンストラクタの一部を使用します。このコンストラクタは、このVMの現在の起動グループがない場合は
ActivationException
をスローします。ActivationGroup
を作成するには、ActivationGroup.createGroup
メソッドを使います。- パラメータ:
className
- オブジェクトの、パッケージ名が完全指定されたクラス名location
- オブジェクトのコードの位置(クラスのロード元の位置)data
- 整列化された形式で格納されている、オブジェクトの初期化(起動)データ- 例外:
ActivationException
- 現在のグループが存在しない場合UnsupportedOperationException
- この実装で起動がサポートされていない場合のみ- 導入されたバージョン:
- 1.2
-
ActivationDesc
public ActivationDesc(String className, String location, MarshalledObject<?> data, boolean restart) throws ActivationException
クラス名がclassName
であるオブジェクトが使うオブジェクト記述子を構築します。このオブジェクトはlocation
の位置のコードからロード可能であり、初期化情報はdata
です。 この形式のコンストラクタを使用する場合、groupID
のデフォルトは、このVMのActivationGroup
の現在のIDになります。ActivationGroupID
が同じオブジェクトはすべて、同じVMの中で起動されます。このコンストラクタは、このVMの現在の起動グループがない場合は
ActivationException
をスローします。ActivationGroup
を作成するには、ActivationGroup.createGroup
メソッドを使います。- パラメータ:
className
- オブジェクトの、パッケージ名が完全指定されたクラス名location
- オブジェクトのコードの位置(クラスのロード元の位置)data
- 整列化された形式で格納されている、オブジェクトの初期化(起動)データrestart
- trueの場合は、アクティベータが再起動したとき、または突然のクラッシュ後にオブジェクトの起動グループを再起動したときにオブジェクトも再起動される。falseの場合は、オブジェクトは要求に応じて起動される。restart
をtrue
に指定しても、新規登録オブジェクトを最初にすぐ起動するわけではない。初期起動はすぐには行われない。- 例外:
ActivationException
- 現在のグループが存在しない場合UnsupportedOperationException
- この実装で起動がサポートされていない場合のみ- 導入されたバージョン:
- 1.2
-
ActivationDesc
public ActivationDesc(ActivationGroupID groupID, String className, String location, MarshalledObject<?> data)
クラス名がclassName
であるオブジェクトが使うオブジェクト記述子を構築します。このオブジェクトはlocation
の位置のコードからロード可能であり、初期化情報はdata
です。groupID
が同じオブジェクトはすべて、同じJava VMの中で起動されます。このコンストラクタで作成した記述子を使って指定されたオブジェクトは、要求に応じて(デフォルトでは再起動モードが
false
)のみ起動されることに注意してください。 起動可能なオブジェクトが再起動サービスを必要とする場合、boolean型パラメータrestart
を用いたActivationDesc
コンストラクタの一部を使用します。- パラメータ:
groupID
- グループの識別子。ActivationSystem.registerGroup
メソッドの登録から取得される。 グループは、オブジェクトが起動されるVMを指定する。className
- オブジェクトの、パッケージ名が完全指定されたクラス名location
- オブジェクトのコードの位置(クラスのロード元の位置)data
- 整列化された形式で格納されている、オブジェクトの初期化(起動)データ- 例外:
IllegalArgumentException
-groupID
がnullの場合UnsupportedOperationException
- この実装で起動がサポートされていない場合のみ- 導入されたバージョン:
- 1.2
-
ActivationDesc
public ActivationDesc(ActivationGroupID groupID, String className, String location, MarshalledObject<?> data, boolean restart)
クラス名がclassName
であるオブジェクトが使うオブジェクト記述子を構築します。このオブジェクトはlocation
の位置のコードからロード可能であり、初期化情報はdata
です。groupID
が同じオブジェクトはすべて、同じJava VMの中で起動されます。- パラメータ:
groupID
- グループの識別子。ActivationSystem.registerGroup
メソッドの登録から取得される。 グループは、オブジェクトが起動されるVMを指定する。className
- オブジェクトの、パッケージ名が完全指定されたクラス名location
- オブジェクトのコードの位置(クラスのロード元の位置)data
- 整列化された形式で格納されている、オブジェクトの初期化(起動)データrestart
- trueの場合は、アクティベータが再起動したとき、または突然のクラッシュ後にオブジェクトの起動グループを再起動したときにオブジェクトも再起動される。falseの場合は、オブジェクトは要求に応じて起動される。restart
をtrue
に指定しても、新規登録オブジェクトを最初にすぐ起動するわけではない。初期起動はすぐには行われない。- 例外:
IllegalArgumentException
-groupID
がnullの場合UnsupportedOperationException
- この実装で起動がサポートされていない場合のみ- 導入されたバージョン:
- 1.2
-
-
メソッドの詳細
-
getGroupID
public ActivationGroupID getGroupID()
記述子で指定されたオブジェクトが使うグループ識別子を返します。 グループは、複数のオブジェクトを1つのJava仮想マシンにまとめる役割を果たします。 RMIは、1つの仮想マシン内で、同じgroupID
を持つ複数のオブジェクトを作成または起動します。- 戻り値:
- グループの識別子
- 導入されたバージョン:
- 1.2
-
getClassName
public String getClassName()
記述子で指定されたオブジェクトが使うクラス名を返します。- 戻り値:
- クラス名
- 導入されたバージョン:
- 1.2
-
getLocation
public String getLocation()
記述子で指定されたオブジェクトが使うコードの位置を返します。- 戻り値:
- コードの位置
- 導入されたバージョン:
- 1.2
-
getData
public MarshalledObject<?> getData()
記述子で指定されたオブジェクトが使う初期化データまたは起動データがある「整列化されたオブジェクト」を返します。- 戻り値:
- オブジェクト固有の「初期化」データ
- 導入されたバージョン:
- 1.2
-
getRestartMode
public boolean getRestartMode()
起動記述子に関連したオブジェクトの「再起動」モードを返します。- 戻り値:
- この起動記述子に関連付けられた起動可能なオブジェクトが、起動デーモンが再起動したとき、または突然のクラッシュ後にオブジェクトのグループが再起動されるときにそのデーモンを介して再起動される場合はtrue、それ以外の場合はfalseを返す。つまり、そのオブジェクトはメソッド呼出し経由で要求された場合にのみ起動する。 再起動モードが
true
の場合、アクティベータは新規登録オブジェクトを最初にすぐ起動するわけではない。初期起動はすぐには行われない。 - 導入されたバージョン:
- 1.2
-
equals
public boolean equals(Object obj)
2つの起動記述子の内容を比較します。
-
-