モジュール java.xml

パッケージ org.xml.sax.ext

適合するSAXドライバが必ずしもサポートしないSAX2機能へのインタフェースを提供します。

SAXについての詳細は、http://www.saxproject.orgを参照してください。

通常、公開された機能はパーサー・コア内に実装される必要がありますが、このパッケージはSAX2コアには依存しません。 依存しないことにより、次のような結果になります。

  • SAX2ドライバはこれらのハンドラを認識するように要求されない
  • クラス・ファイルがそれぞれのSAX2インストールに存在すると想定できない。
  • このパッケージをSAX2と関係なく更新できる。つまり、新しいハンドラとクラスはSAX2自体を更新しなくても追加できる。
  • 新しいハンドラはSAX2のorg.xml.sax.helpers.DefaultHandlerクラスまたはorg.xml.sax.helpers.XMLFilterImplクラスでは実装されない。 そのような動作を必要とする場合はこれらのクラスをサブクラス化できるが、そうでない場合はここで見つかったヘルパー・クラスを使用する。
  • ハンドラは、コアSAX2ハンドラとは別に登録する必要がある。

このパッケージSAX2-extは、SAX2に対して標準化された拡張機能です。 SAXパーサーは特定の型の情報をアプリケーションに渡し、ほかのSAX2パーサー拡張パッケージの単一モデルとして使用できるように設計されています。 ただし、このような拡張パッケージのすべてがパーサーによって直接認識される必要はありません。 たとえば、ほとんどの検証システムは、標準化されたSAX2インタフェースをサポートしているパーサー上で整然と階層化できます。

導入されたバージョン:
1.4