モジュール jdk.httpserver
パッケージ com.sun.net.httpserver

クラスHttpContext


  • public abstract class HttpContext
    extends Object
    HttpContextは、HttpHandlerへのアプリケーションのルートURIパスのマッピングを表します。これは、関連付けられたHttpServerまたはHttpsServer上のそのパスに対する要求を処理するために呼び出されます。

    HttpContextインスタンスは、HttpServerおよびHttpsServerのcreateメソッドによって作成されます。

    Filterオブジェクトのチェーンは、HttpContextに追加できます。 このコンテキストで処理されるすべての交換は、チェーン内の各フィルタによって事前処理および事後処理が可能です。

    導入されたバージョン:
    1.6
    • コンストラクタのサマリー

      コンストラクタ 
      修飾子 コンストラクタ 説明
      protected HttpContext()  
    • メソッドのサマリー

      修飾子と型 メソッド 説明
      abstract Map<String,​Object> getAttributes()
      変更可能なマップを返します。これを使用して、構成およびその他のデータをフィルタ・モジュールとコンテキストの交換ハンドラに渡すことができます。
      abstract Authenticator getAuthenticator()
      このコンテキストに現在設定されているオーセンティケータが存在する場合は、それを返します。
      abstract List<Filter> getFilters()
      このコンテキストのフィルタ・リストを返します。
      abstract HttpHandler getHandler()
      このコンテキストのハンドラを返します。
      abstract String getPath()
      このコンテキストの作成に使ったパスを返します。
      abstract HttpServer getServer()
      このコンテキストの作成に使ったサーバーを返します。
      abstract Authenticator setAuthenticator​(Authenticator auth)
      このHttpContextのAuthenticatorを設定します。
      abstract void setHandler​(HttpHandler h)
      このコンテキストのハンドラがまだ設定されていない場合は設定します。
    • コンストラクタの詳細

      • HttpContext

        protected HttpContext()
    • メソッドの詳細

      • getHandler

        public abstract HttpHandler getHandler()
        このコンテキストのハンドラを返します。
        戻り値:
        このコンテキストのHttpHandler
      • setHandler

        public abstract void setHandler​(HttpHandler h)
        このコンテキストのハンドラがまだ設定されていない場合は設定します。
        パラメータ:
        h - このコンテキスト用に設定するハンドラ
        例外:
        IllegalArgumentException - このコンテキストのハンドラがすでに設定されている場合。
        NullPointerException - ハンドラがnullの場合
      • getPath

        public abstract String getPath()
        このコンテキストの作成に使ったパスを返します。
        戻り値:
        このコンテキストのパス
      • getServer

        public abstract HttpServer getServer()
        このコンテキストの作成に使ったサーバーを返します。
        戻り値:
        このコンテキストのサーバー
      • getAttributes

        public abstract Map<String,​Object> getAttributes()
        変更可能なマップを返します。これを使用して、構成およびその他のデータをフィルタ・モジュールとコンテキストの交換ハンドラに渡すことができます。

        このマップに格納されているすべての属性は、このコンテキストによって処理されたすべてのHttpExchangeで認識されます。

      • getFilters

        public abstract List<Filter> getFilters()
        このコンテキストのフィルタ・リストを返します。 これは、要求をディスパッチするときにサーバーで使用される実際のリストです。そのため、このリストに対する変更は、すぐに交換の処理に影響します。
      • setAuthenticator

        public abstract Authenticator setAuthenticator​(Authenticator auth)
        このHttpContextのAuthenticatorを設定します。 コンテキストでオーセンティケータを設定したら、すべてのクライアント要求が認証される必要があり、指定されたオブジェクトが各要求を検証するために呼び出されます。 このメソッドの各呼出しは、以前に設定された値を置き換えます。
        パラメータ:
        auth - 設定するオーセンティケータ。 nullの場合、以前に設定されたオーセンティケータが削除され、クライアント認証は不要になる。
        戻り値:
        以前のオーセンティケータ(設定されている場合)。そうでない場合はnull
      • getAuthenticator

        public abstract Authenticator getAuthenticator()
        このコンテキストに現在設定されているオーセンティケータが存在する場合は、それを返します。
        戻り値:
        HttpContextのオーセンティケータ。設定されていない場合はnull