モジュール jdk.security.auth

クラスNTLoginModule

  • すべての実装されたインタフェース:
    LoginModule

    public class NTLoginModule
    extends Object
    implements LoginModule
    このLoginModuleは、ユーザーのNTセキュリティ情報をいくつかのPrincipalとしてレンダリングし、それらをSubjectに関連付けます。

    このLoginModuleではデバッグ・オプションを利用できます。 ログインConfigurationでtrueに設定した場合は、デバッグ・メッセージが出力ストリームSystem.outに出力されます。

    このLoginModuleではdebugNativeオプションも利用できます。 ログインConfigurationでtrueに設定した場合は、モジュールのネイティブ・コンポーネントからのデバッグ・メッセージが出力ストリームSystem.outに出力されます。

    関連項目:
    LoginModule
    • コンストラクタのサマリー

      コンストラクタ 
      コンストラクタ 説明
      NTLoginModule()  
    • メソッドのサマリー

      修飾子と型 メソッド 説明
      boolean abort()
      このメソッドは、LoginContextの全体の認証に失敗した場合に呼び出されます。
      boolean commit()
      LoginContextの認証全体が成功した場合(関連するREQUIRED、REQUISITE、SUFFICIENT、およびOPTIONALの各LoginModuleが成功した場合)に呼び出されます。
      void initialize​(Subject subject, CallbackHandler callbackHandler, Map<String,​?> sharedState, Map<String,​?> options)
      このLoginModuleを初期化します。
      boolean login()
      対象のNTシステム識別情報をインポートします。
      boolean logout()
      ユーザーをログアウトさせます。
    • コンストラクタの詳細

      • NTLoginModule

        public NTLoginModule()
    • メソッドの詳細

      • initialize

        public void initialize​(Subject subject,
                               CallbackHandler callbackHandler,
                               Map<String,​?> sharedState,
                               Map<String,​?> options)
        このLoginModuleを初期化します。
        定義:
        initialize 、インタフェース: LoginModule
        パラメータ:
        subject - 認証対象のSubject
        callbackHandler - エンド・ユーザーとの通信(ユーザー名とパスワードの入力など)に使用されるCallbackHandler このLoginModuleは対象とするNTシステム情報だけを抽出するため、このパラメータは無視される。
        sharedState - 共有LoginModuleの状態。
        options - このLoginModule用にログインConfigurationで指定されたオプション。
      • login

        public boolean login()
                      throws LoginException
        対象のNTシステム識別情報をインポートします。
        定義:
        login 、インタフェース: LoginModule
        戻り値:
        このLoginModuleを無視してはならないため、常にtrue。
        例外:
        FailedLoginException - 認証に失敗した場合。
        LoginException - このLoginModuleで認証が実行できない場合。
      • commit

        public boolean commit()
                       throws LoginException
        LoginContextの認証全体が成功した場合(関連するREQUIRED、REQUISITE、SUFFICIENT、およびOPTIONALの各LoginModuleが成功した場合)に呼び出されます。

        このLoginModule自体の認証が成功(loginメソッドによって保存された、非公開状態を取得することでチェックされる)した場合は、さまざまなPrincipalLoginModuleContext内のSubjectと関連付けられます。 このLoginModule自体の認証が失敗した場合は、当初保存された状態を削除します。

        定義:
        commit 、インタフェース: LoginModule
        戻り値:
        このLoginModule自体のログインとコミットの試みが成功した場合はtrue、そうでない場合はfalse。
        例外:
        LoginException - コミットに失敗した場合。
      • abort

        public boolean abort()
                      throws LoginException
        このメソッドは、LoginContextの全体の認証に失敗した場合に呼び出されます。(関連するREQUIRED、REQUISITE、SUFFICIENT、およびOPTIONALの各LoginModuleが失敗した場合)。

        このLoginModule自体の認証が成功した場合は(loginメソッドとcommitメソッドによって保存された非公開状態を取得して調べる)、当初保存された状態を整理します。

        定義:
        abort 、インタフェース: LoginModule
        戻り値:
        このLoginModule自体のログインやコミットの試みが失敗した場合はfalse、そうでない場合はtrue。
        例外:
        LoginException - 中止に失敗した場合。
      • logout

        public boolean logout()
                       throws LoginException
        ユーザーをログアウトさせます。

        このメソッドは、commitメソッドによって追加された可能性があるNTUserPrincipalNTDomainPrincipalNTSidUserPrincipalNTSidDomainPrincipalNTSidGroupPrincipal、およびNTSidPrimaryGroupPrincipalを削除します。

        定義:
        logout 、インタフェース: LoginModule
        戻り値:
        このLoginModuleを無視してはならないため、常にtrue。
        例外:
        LoginException - ログアウトに失敗した場合。