モジュール jdk.security.auth

クラスUnixLoginModule

  • すべての実装されたインタフェース:
    LoginModule

    public class UnixLoginModule
    extends Object
    implements LoginModule
    このLoginModuleは、ユーザーのUnix Principal情報(UnixPrincipalUnixNumericUserPrincipal、およびUnixNumericGroupPrincipal)をインポートして、現在のSubjectと関連付けます。

    このLoginModuleではデバッグ・オプションを利用できます。 ログインConfigurationでtrueに設定した場合は、デバッグ・メッセージが出力ストリームSystem.outに出力されます。

    • コンストラクタのサマリー

      コンストラクタ 
      コンストラクタ 説明
      UnixLoginModule()  
    • コンストラクタの詳細

      • UnixLoginModule

        public UnixLoginModule()
    • メソッドの詳細

      • initialize

        public void initialize​(Subject subject,
                               CallbackHandler callbackHandler,
                               Map<String,​?> sharedState,
                               Map<String,​?> options)
        このLoginModuleを初期化します。
        定義:
        initialize 、インタフェース: LoginModule
        パラメータ:
        subject - 認証対象のSubject
        callbackHandler - エンド・ユーザーとの通信(ユーザー名とパスワードの入力など)に使用されるCallbackHandler
        sharedState - 共有LoginModuleの状態。
        options - このLoginModule用にログインConfigurationで指定されたオプション。
      • login

        public boolean login()
                      throws LoginException
        ユーザーを認証します(第1フェーズ)。

        このメソッドを実装すると、ネイティブのUnixシステム・コールを行うことで、ユーザーのUnix Subject情報を取得しようとします。

        定義:
        login 、インタフェース: LoginModule
        戻り値:
        常にtrue (このLoginModuleを無視してはならない)。
        例外:
        FailedLoginException - 背後のシステム情報を取得しようとして失敗した場合。
        LoginException - 認証に失敗した場合
      • commit

        public boolean commit()
                       throws LoginException
        認証をコミットします(第2フェーズ)。

        LoginContextの認証全体が成功した場合(関連するREQUIRED、REQUISITE、SUFFICIENT、およびOPTIONALの各LoginModuleが成功した場合)に呼び出されます。

        このLoginModule自体の認証が成功した場合(Unix認証情報のインポートに成功した場合)、Unix PrincipalがLoginModuleに現在結び付けられているSubjectと関連付けられます。 このLoginModuleの認証に失敗した場合は、当初保存された状態が削除されます。

        定義:
        commit 、インタフェース: LoginModule
        戻り値:
        このLoginModule自体のログインとコミットの試みが成功した場合はtrue、そうでない場合はfalse。
        例外:
        LoginException - コミットに失敗した場合
      • abort

        public boolean abort()
                      throws LoginException
        認証を中止します(第2フェーズ)。

        このメソッドは、LoginContextの全体の認証に失敗した場合に呼び出されます。(関連するREQUIRED、REQUISITE、SUFFICIENT、およびOPTIONALの各LoginModuleが失敗した場合)。

        このメソッドは、loginメソッドやcommitメソッドの認証試行の一部として、当初保存された状態を消去します。

        定義:
        abort 、インタフェース: LoginModule
        戻り値:
        このLoginModule自体のログインやコミットの試みが失敗した場合はfalse、そうでない場合はtrue。
        例外:
        LoginException - 中止に失敗した場合
      • logout

        public boolean logout()
                       throws LoginException
        ユーザーをログアウトさせます。

        このメソッドは、Subjectに関連付けられたプリンシパルを削除します。

        定義:
        logout 、インタフェース: LoginModule
        戻り値:
        常にtrue (このLoginModuleを無視してはならない)。
        例外:
        LoginException - ログアウトに失敗した場合