Java SE認証、セキュアな通信、およびシングル・サインオンでの高度なセキュリティ・プログラミング
Java SEでは、セキュアなJavaアプリケーションやサービスを開発するための豊富なAPIと機能を提供しています。ここにリストされている課題セッションは、Java SE GSS APIを使用してユーザーを認証するアプリケーションを構築したり、他のアプリケーションやサービスとの通信をセキュアに行ったりする場合に役立ちます。また、Kerberos環境でシングル・サインオンを実現するためにアプリケーションを構成する場合にも役立ちます。さらに、Kerberos環境でより強力な暗号化アルゴリズムを使用する方法、およびSPNEGOなどのJava GSSメカニズムを使用して、アソシエーションをセキュリティ保護する方法についても学習します。
開発環境の設定
最初の課題に進む前に、次のように開発環境を設定します。
- Solarisマシンをインストールして設定します(課題7: Kerberos環境でのより強力な暗号化アルゴリズムを使用したセキュアな通信の構成に必要)。
 - 課題で使用するアカウントを使用してSolaris マシンでKerberosサーバーを構成します。付録A: Kerberosアカウントの設定を参照してください。
 - Solaris マシンでKey Distribution Center (KDC)を設定し、Kerberosサーバーを開始します。
 - クライアント・マシンでKerberos構成を設定します。
 - JDK環境の設定:
                        
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JDK のインストール・ディレクトリをポイントするように、
JAVA_HOME環境変数を設定します。 - 
                              
PATH環境変数に%JAVA_HOME%\bin(Windows)または$JAVA_HOME/bin(Solaris/Linux)を記述します。 
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課題
このセッションには6つのレッスンが含まれています。各パートには、1つ以上のコーディング課題が含まれています。次の課題を順番どおりに実行します。