4 セキュリティのツールおよびコマンド

特定のJDKセキュリティのツールおよびコマンドを使用して、セキュリティ・ポリシーをローカル・システムに設定し、リモート・サイトで設定されたセキュリティ・ポリシーの範囲内で動作するアプリケーションを作成します。

次の各項では、セキュリティ・ポリシーの設定とアプリケーションの作成に使用するセキュリティのツールおよびコマンドについて説明します。

  • keytool: keytoolコマンドおよびオプションは、暗号化鍵、X.509証明書チェーンおよび信頼できる証明書を含むキーストア(データベース)の管理に使用します。

  • jarsigner: jarsignerツールは、Java Archive (JAR)ファイルの署名および検証に使用します。

次の各項では、Windowsシステム用のKerberosセキュリティのツールおよびコマンドについて説明します。

  • kinit: kinitツールとそのオプションは、Kerberosチケット認可チケットを取得およびキャッシュする場合に使用します。

  • klist: klistツールは、ローカルの資格キャッシュおよびキー表のエントリを表示する場合に使用します。

  • ktab: ktabツールは、ローカルのキー表に格納されたプリンシパル名とサービス鍵を管理する場合に使用します。