9 トラブルシューティングのツールおよびコマンド

JDKのトラブルシューティングのツールおよびコマンドは、JavaアプリケーションとJava仮想マシン(JVM)をトラブルシューティングするのに使用します。

次の各項では、JDKのトラブルシューティングのツールおよびコマンドについて説明します。

  • jcmd: jcmdユーティリティは、実行中のJava仮想マシン(JVM)に診断コマンド要求を送信する場合に使用します。

  • jdb: jdbコマンドとそのオプションは、Javaプラットフォームのプログラムで不具合を検出して修正する場合に使用します。

  • jhsdb: jhsdbツールは、Javaプロセス、またはクラッシュしたJava仮想マシン(JVM)からのコア・ダンプに接続する場合に使用します。

注意:

試験的と指定されているツールは、サポート対象外なので、将来のJDKリリースで使用できなくなる可能性があります。

  • jinfo: 試験的 jinfoコマンドは、指定されたJavaプロセスに関するJava構成情報を生成する場合に使用します。このコマンドは試験的なものであり、サポート対象外になっています。コア・ファイルには、jhsdb jinfoを使用します。

  • jmap: 試験的 jmapコマンドは、指定されたプロセスの詳細を出力する場合に使用します。このコマンドは試験的なものであり、サポート対象外になっています。コア・ファイルには、jhsdb jmapを使用します。

  • jstack: 試験的 jstackコマンドは、指定されたJavaプロセスに関するJavaスレッドのJavaスタック・トレースを出力する場合に使用します。このコマンドは試験的なものであり、サポート対象外になっています。コア・ファイルには、jhsdb jstackを使用します。