public final class StrictMath extends Object
StrictMathクラスは、指数関数、対数関数、平方根、および三角関数といった基本的な数値処理を実行するためのメソッドを含んでいます。
Javaプログラムの移植性を保つために、このパッケージにある一部の数値関数の定義は、既存のアルゴリズムと同一の計算結果を出すことが求められています。 こうしたアルゴリズムは、有名なネットワーク・ライブラリであるnetlibから「Freely Distributable Math Library」(fdlibm)パッケージとして入手可能です。 これらのアルゴリズムはC言語で記述されており、すべての浮動小数点演算がJavaの浮動小数点演算ルールに従って実行されるものと見なされます。
Javaの数学ライブラリはfdlibmのバージョン5.3を基に定義されています。 fdlibmで複数の定義が与えられている関数(たとえばacos)については、IEEE 754コア関数のバージョンを使用してください(ファイル名がeで始まるファイルの中にある)。 fdlibmセマンティックスを必要とするメソッドは、sin、cos、tan、asin、acos、atan、exp、log、log10、cbrt、atan2、pow、sinh、cosh、tanh、hypot、expm1、およびlog1pです。
このプラットフォームでは、intおよびlongプリミティブ型を使って2の補数の符号付き整数演算を実行します。 開発者は、算術演算が一貫して正しい結果を生成するようにプリミティブ型を選択する必要があります。これは、場合によっては、それらの演算が計算の値の範囲をオーバーフローしないことを意味しています。 ベスト・プラクティスは、プリミティブ型と、オーバーフローを回避するアルゴリズムを選択することです。 サイズがintまたはlongであり、オーバーフロー・エラーが検出される必要があるという場合、addExact、subtractExact、multiplyExact、およびtoIntExactの各メソッドは、結果がオーバーフローするとArithmeticExceptionをスローします。 除算、絶対値、1だけ増分、1だけ減分、否定オーバーフローなどのその他の算術演算は、特定の最小値または最大値でのみ発生し、必要に応じて最小値または最大値と照合する必要があります。
- 導入されたバージョン:
- 1.3
-
フィールドのサマリー
-
メソッドのサマリー
修飾子と型 メソッド 説明 static doubleabs(double a)double値の絶対値を返します。static floatabs(float a)float値の絶対値を返します。static intabs(int a)int値の絶対値を返します。static longabs(long a)long値の絶対値を返します。static doubleacos(double a)指定された値の逆余弦(アーク・コサイン)を返します。返される角度の範囲は、0.0からpiです。static intaddExact(int x, int y)引数の合計を返します。結果がintをオーバーフローする場合は例外をスローします。static longaddExact(long x, long y)引数の合計を返します。その結果がlongをオーバーフローする場合は例外をスローします。static doubleasin(double a)指定された値の逆正弦(アーク・サイン)を返します。返される角度の範囲は、-pi/2からpi/2です。static doubleatan(double a)指定された値の逆正接(アーク・タンジェント)を返します。返される角度の範囲は、-pi/2からpi/2です。static doubleatan2(double y, double x)直交座標(x,y)から極座標(r, theta)への変換から得られる角度thetaを返します。static doublecbrt(double a)double値の立方根を返します。static doubleceil(double a)引数の値以上で、計算上の整数と等しい、最小の(負の無限大にもっとも近い)double値を返します。static doublecopySign(double magnitude, double sign)2番目の浮動小数点引数の符号を付けた、最初の浮動小数点引数を返します。static floatcopySign(float magnitude, float sign)2番目の浮動小数点引数の符号を付けた、最初の浮動小数点引数を返します。static doublecos(double a)指定された角度の余弦(コサイン)を返します。static doublecosh(double x)double値の双曲線余弦を返します。static doubleexp(double a)オイラー数eをdouble値で累乗した値を返します。static doubleexpm1(double x)ex -1を返します。static doublefloor(double a)引数の値以下で、計算上の整数と等しい、最大の(正の無限大にもっとも近い)double値を返します。static intfloorDiv(int x, int y)商代数以下の最大(正の無限大にもっとも近い)int値を返します。static longfloorDiv(long x, int y)商代数以下の最大(正の無限大にもっとも近い)long値を返します。static longfloorDiv(long x, long y)商代数以下の最大(正の無限大にもっとも近い)long値を返します。static intfloorMod(int x, int y)int引数のフロア・モジュラスを返します。static intfloorMod(long x, int y)longとint引数のfloor係数を返します。static longfloorMod(long x, long y)long引数のフロア・モジュラスを返します。static doublefma(double a, double b, double c)3つの引数の融合乗算加算を返します; つまり、最初の2つの引数の正確な積を3番目の引数で合計し、最も近いdoubleに一度丸めます。static floatfma(float a, float b, float c)3つの引数の融合乗算加算を返します; つまり、最初の2つの引数の正確な積を3番目の引数で合計し、最も近いfloatに一度丸めます。static intgetExponent(double d)doubleの表現で使用されている、バイアスなしの指数を返します。static intgetExponent(float f)floatの表現で使用されている、バイアスなしの指数を返します。static doublehypot(double x, double y)sqrt(x2 +y2)を返します(途中でオーバーフローやアンダーフローは発生しない)。static doubleIEEEremainder(double f1, double f2)IEEE 754標準に従って、2個の引数について剰余を計算します。static doublelog(double a)指定されたdouble値の自然対数(底はe)を返します。static doublelog10(double a)double値の10を底とする対数を返します。static doublelog1p(double x)引数と1の合計の自然対数を返します。static doublemax(double a, double b)2つのdouble値のうち大きいほうを返します。static floatmax(float a, float b)2つのfloat値のうち大きいほうを返します。static intmax(int a, int b)2つのint値のうち大きいほうを返します。static longmax(long a, long b)2つのlong値のうち大きいほうを返します。static doublemin(double a, double b)2つのdouble値のうち小さいほうを返します。static floatmin(float a, float b)2つのfloat値のうち小さいほうを返します。static intmin(int a, int b)2つのint値のうち小さいほうを返します。static longmin(long a, long b)2つのlong値のうち小さいほうを返します。static intmultiplyExact(int x, int y)引数の積を返します。結果がintをオーバーフローした場合は例外をスローします。static longmultiplyExact(long x, int y)引数の積を返します。結果がlongをオーバーフローした場合は例外をスローします。static longmultiplyExact(long x, long y)引数の積を返します。結果がlongをオーバーフローした場合は例外をスローします。static longmultiplyFull(int x, int y)引数の正確な数学的積を返します。static longmultiplyHigh(long x, long y)longとして、2つの64ビット要素の128ビット積の最上位64ビットを返します。static doublenextAfter(double start, double direction)2番目の引数の方向で、最初の引数に隣接する浮動小数点値を返します。static floatnextAfter(float start, double direction)2番目の引数の方向で、最初の引数に隣接する浮動小数点値を返します。static doublenextDown(double d)負の無限大方向でdに隣接する浮動小数点値を返します。static floatnextDown(float f)負の無限大方向でfに隣接する浮動小数点値を返します。static doublenextUp(double d)正の無限大方向でdに隣接する浮動小数点値を返します。static floatnextUp(float f)正の無限大方向でfに隣接する浮動小数点値を返します。static doublepow(double a, double b)1番目の引数を、2番目の引数で累乗した値を返します。static doublerandom()0.0以上で1.0より小さい、正の符号の付いたdouble値を返します。static doublerint(double a)引数の値にもっとも近く、計算上の整数に等しいdouble値を返します。static longround(double a)引数にもっとも近いlongを返します。同数の場合は正の無限大方向に丸めます。static intround(float a)引数にもっとも近いintを返します。同数の場合は正の無限大方向に丸めます。static doublescalb(double d, int scaleFactor)double値セットのメンバーに単一の正しく丸められた浮動小数点を掛けることによって実行される場合と同様に、d×2scaleFactorを丸めて返します。static floatscalb(float f, int scaleFactor)float値セットのメンバーに単一の正しく丸められた浮動小数点を掛けることによって実行される場合と同様に、f×2scaleFactorを丸めて返します。static doublesignum(double d)引数の符号要素を返します。引数がゼロの場合はゼロ、引数がゼロより大きい場合は1.0、引数がゼロより小さい場合は -1.0です。static floatsignum(float f)引数の符号要素を返します。引数がゼロの場合はゼロ、引数がゼロより大きい場合は1、引数がゼロより小さい場合は -1です。static doublesin(double a)指定された角度の正弦(サイン)を返します。static doublesinh(double x)double値の双曲線正弦を返します。static doublesqrt(double a)double値の正しく丸めた正の平方根を返します。static intsubtractExact(int x, int y)引数の差分を返します。結果がintをオーバーフローした場合は例外をスローします。static longsubtractExact(long x, long y)引数の差分を返します。結果がlongをオーバーフローした場合は例外をスローします。static doubletan(double a)指定された角度の正接(タンジェント)を返します。static doubletanh(double x)double値の双曲線正接を返します。static doubletoDegrees(double angrad)ラジアンで計測した角度を、相当する度に変換します。static inttoIntExact(long value)long引数の値を返します。その値がintに収まらない場合は例外をスローします。static doubletoRadians(double angdeg)度で計測した角度を、相当するラジアンに変換します。static doubleulp(double d)引数のulpのサイズを返します。static floatulp(float f)引数のulpのサイズを返します。
-
フィールド詳細
-
メソッドの詳細
-
sin
public static double sin(double a)指定された角度の正弦(サイン)を返します。 特例として:- 引数がNaNまたは無限大の場合、結果はNaNになります。
- 引数がゼロの場合、結果はゼロに引数と同じ符号を付けた値になります。
- パラメータ:
a- ラジアンで表した角度。- 戻り値:
- 引数の正弦(サイン)。
-
cos
public static double cos(double a)指定された角度の余弦(コサイン)を返します。 特例として:- 引数がNaNまたは無限大の場合、結果はNaNになります。
- パラメータ:
a- ラジアンで表した角度。- 戻り値:
- 引数の余弦(コサイン)。
-
tan
public static double tan(double a)指定された角度の正接(タンジェント)を返します。 特例として:- 引数がNaNまたは無限大の場合、結果はNaNになります。
- 引数がゼロの場合、結果はゼロに引数と同じ符号を付けた値になります。
- パラメータ:
a- ラジアンで表した角度。- 戻り値:
- 引数の正接(タンジェント)。
-
asin
public static double asin(double a)指定された値の逆正弦(アーク・サイン)を返します。返される角度の範囲は、-pi/2からpi/2です。 特例として:- 引数がNaNまたはその絶対値が1を超える場合、結果はNaNになります。
- 引数がゼロの場合、結果はゼロに引数と同じ符号を付けた値になります。
- パラメータ:
a- この値の逆正弦(アーク・サイン)が返される。- 戻り値:
- 引数の逆正弦(アーク・サイン)。
-
acos
public static double acos(double a)指定された値の逆余弦(アーク・コサイン)を返します。返される角度の範囲は、0.0からpiです。 特例として:- 引数がNaNまたはその絶対値が1を超える場合、結果はNaNになります。
- パラメータ:
a- この値の逆余弦(アーク・コサイン)が返される。- 戻り値:
- 引数の逆余弦(アーク・コサイン)。
-
atan
public static double atan(double a)指定された値の逆正接(アーク・タンジェント)を返します。返される角度の範囲は、-pi/2からpi/2です。 特例として:- 引数がNaNの場合、NaNが返されます。
- 引数がゼロの場合、結果はゼロに引数と同じ符号を付けた値になります。
- パラメータ:
a- この値の逆正接(アーク・タンジェント)が返される。- 戻り値:
- 引数の逆正接(アーク・タンジェント)。
-
toRadians
public static double toRadians(double angdeg)度で計測した角度を、相当するラジアンに変換します。 通常、度からラジアンへの変換は正確ではありません。- パラメータ:
angdeg- 度で計測した角度- 戻り値:
- ラジアンで表した、角度
angdegの計測値。
-
toDegrees
public static double toDegrees(double angrad)ラジアンで計測した角度を、相当する度に変換します。 通常、ラジアンから度への変換は正確ではありません。ユーザーは、cos(toRadians(90.0))が正確に0.0に対応することを期待できません。- パラメータ:
angrad- ラジアンで表した角度- 戻り値:
- 度で表した、角度
angradの計測値。
-
exp
public static double exp(double a)オイラー数eをdouble値で累乗した値を返します。 特例として:- 引数がNaNの場合は、NaNを返します。
- 引数が正の無限大の場合は、正の無限大が返されます。
- 引数が負の無限大の場合は、正のゼロが返されます。
- パラメータ:
a- eの累乗で使用する指数。- 戻り値:
- 値e
a。ここで、eは自然対数の底。
-
log
public static double log(double a)指定されたdouble値の自然対数(底はe)を返します。 特例として:- 引数がNaNまたはゼロより小さい場合、NaNが返されます。
- 引数が正の無限大の場合は、正の無限大が返されます。
- 引数が正のゼロまたは負のゼロの場合は、負の無限大が返されます。
- パラメータ:
a- 値- 戻り値:
- 値ln
a(aの自然対数)。
-
log10
public static double log10(double a)double値の10を底とする対数を返します。 特例として:- 引数がNaNまたはゼロより小さい場合、NaNが返されます。
- 引数が正の無限大の場合は、正の無限大が返されます。
- 引数が正のゼロまたは負のゼロの場合は、負の無限大が返されます。
- 引数が10n (nは整数)に等しい場合、結果はnになります。
- パラメータ:
a- 値- 戻り値:
aの10を底とする対数。- 導入されたバージョン:
- 1.5
-
sqrt
public static double sqrt(double a)double値の正しく丸めた正の平方根を返します。 特例として:- 引数がNaNまたはゼロより小さい場合、NaNが返されます。
- 引数が正の無限大の場合は、正の無限大が返されます。
- 引数が正のゼロまたは負のゼロの場合は、引数と同じ値が返されます。
double値が返されます。- パラメータ:
a- 値。- 戻り値:
aの正の平方根。
-
cbrt
public static double cbrt(double a)double値の立方根を返します。 正の有限値xの場合、cbrt(-x)== -cbrt(x)。つまり、負の値の立方根は、値の絶対値の立方根を負にしたものです。 特例として:- 引数がNaNの場合、NaNが返されます。
- 引数が無限大の場合、結果は引数と同じ符号を付けた無限大になります。
- 引数がゼロの場合、結果はゼロに引数と同じ符号を付けた値になります。
- パラメータ:
a- 値。- 戻り値:
aの立方根。- 導入されたバージョン:
- 1.5
-
IEEEremainder
public static double IEEEremainder(double f1, double f2)IEEE 754標準に従って、2個の引数について剰余を計算します。 剰余の値は、計算上はf1 - f2× nに等しくなります。ここで、nは商f1/f2の正確な値にもっとも近い整数です。f1/f2に同じ程度に近似する整数が2つ存在する場合、nには偶数が選択されます。 剰余がゼロになる場合、その符号は1番目の引数の符号と同じになります。 特例として:- どちらかの引数がNaN、1番目の引数が無限大、2番目の引数が正のゼロまたは負のゼロの場合は、NaNが返されます。
- 1番目の引数が有限で2番目の引数が無限大の場合は、1番目の引数と同じ値が返されます。
- パラメータ:
f1- 被除数。f2- 除数。- 戻り値:
f1をf2で除算したときの剰余。
-
ceil
public static double ceil(double a)引数の値以上で、計算上の整数と等しい、最小の(負の無限大にもっとも近い)double値を返します。 特例として:- 引数がすでに計算上の整数と等しい場合は、引数と同じ値が返されます。
- 引数がNaN、無限大、正のゼロ、または負のゼロの場合は、引数と同じ値が返されます。
- 引数がゼロより小さく、-1.0より大きい場合は、負のゼロが返されます。
StrictMath.ceil(x)の値は-StrictMath.floor(-x)とまったく同じです。- パラメータ:
a- 値。- 戻り値:
- 引数の値以上で、計算上の整数と等しい、最小の(負の無限大にもっとも近い)浮動小数点値。
-
floor
public static double floor(double a)引数の値以下で、計算上の整数と等しい、最大の(正の無限大にもっとも近い)double値を返します。 特例として:- 引数がすでに計算上の整数と等しい場合は、引数と同じ値が返されます。
- 引数がNaN、無限大、正のゼロ、または負のゼロの場合は、引数と同じ値が返されます。
- パラメータ:
a- 値。- 戻り値:
- 引数の値以上で、計算上の整数と等しい、最大の(正の無限大にもっとも近い)浮動小数点値。
-
rint
public static double rint(double a)引数の値にもっとも近く、計算上の整数に等しいdouble値を返します。 2つのdouble値の整数が引数の値と同程度に近似している場合、結果は偶数の整数値になります。 特例として:- 引数がすでに計算上の整数と等しい場合は、引数と同じ値が返されます。
- 引数がNaN、無限大、正のゼロ、または負のゼロの場合は、引数と同じ値が返されます。
- パラメータ:
a- 値。- 戻り値:
aにもっとも近く、計算上の整数に等しい浮動小数点値。
-
atan2
public static double atan2(double y, double x)直交座標(x,y)から極座標(r, theta)への変換から得られる角度thetaを返します。 このメソッドは、-pi - piの範囲でy/xの逆正接(アーク・タンジェント)を計算することで、位相theta (シータ)を計算します。 特例として:- どちらかの引数がNaNの場合、結果はNaNになります。
- 1番目の引数が正のゼロで2番目の引数が正、または1番目の引数が正の有限で2番目の引数が正の無限大の場合、結果は正のゼロになります。
- 1番目の引数が負のゼロで2番目の引数が正、または1番目の引数が負の有限で2番目の引数が正の無限大の場合、結果は負のゼロになります。
- 1番目の引数が正のゼロで2番目の引数が負、または1番目の引数が正の有限で2番目の引数が負の無限大の場合、結果はpiにもっとも近似の
double値になります。 - 1番目の引数が負のゼロで2番目の引数が負、または1番目の引数が負の有限で2番目の引数が負の無限大の場合、結果は -piにもっとも近似の
double値になります。 - 1番目の引数が正で2番目の引数が正または負のゼロ、または1番目の引数が正の無限大で2番目の引数が有限の場合、結果はpi2にもっとも近似の
double値になります。 - 1番目の引数が負で2番目の引数が正または負のゼロ、または1番目の引数が負の無限大で2番目の引数が有限の場合、結果は -pi/2にもっとも近似の
double値になります。 - どちらの引数も正の無限大の場合、結果はpi/4にもっとも近似の
double値になります。 - 1番目の引数が正の無限大で2番目の引数が負の無限大の場合、結果は3*pi/4にもっとも近似の
double値になります。 - 1番目の引数が負の無限大で2番目の引数が正の無限大の場合、結果は -pi/4にもっとも近似の
double値になります。 - どちらの引数も負の無限大の場合、結果は -3*pi/4にもっとも近似の
double値になります。
- パラメータ:
y- 縦座標x- 横座標- 戻り値:
- 直交座標(デカルト座標)上の点(x, y)に対応する極座標上の点(r, theta)の、theta (シータ)成分。
-
pow
public static double pow(double a, double b)1番目の引数を、2番目の引数で累乗した値を返します。 特例として:- 2番目の引数が正のゼロまたは負のゼロの場合は、結果は1.0になります。
- 2番目の引数が1.0の場合は、結果は1番目の引数と同じ値になります。
- 2番目の引数がNaNの場合は、結果はNaNになります。
- 1番目の引数がNaNで2番目の引数がゼロでない場合、結果はNaNになります。
- 次の場合
- 最初の引数の絶対値が1より大きく、2番目の引数が正の無限大の場合、または
- 最初の引数の絶対値が1より小さく、2番目の引数が負の無限大の場合
- 次の場合
- 最初の引数の絶対値が1より大きく、2番目の引数が負の無限大の場合、または
- 最初の引数の絶対値が1より小さく、2番目の引数が正の無限大の場合
- 1番目の引数の絶対値が1で2番目の引数が無限大の場合は、結果はNaNになります。
- 次の場合
- 最初の引数が正のゼロ、かつ2番目の引数がゼロより大きい場合、または
- 最初の引数が正の無限大で、かつ2番目の引数がゼロより小さい場合
- 次の場合
- 最初の引数が正のゼロで、かつ2番目の引数がゼロより小さい場合、または
- 最初の引数が正の無限大で、かつ2番目の引数がゼロより大きい場合
- 次の場合
- 最初の引数が負のゼロ、かつ2番目の引数がゼロより大きいが有限の奇数の整数ではない場合、または
- 最初の引数が負の無限大であり、かつ2番目の引数がゼロより小さいが有限の奇数の整数ではない場合
- 次の場合
- 最初の引数が負のゼロであり、かつ2番目の引数が正の有限の奇数の整数の場合、または
- 最初の引数が負の無限大であり、かつ2番目の引数が負の有限の奇数の整数の場合
- 次の場合
- 最初の引数が負のゼロであり、かつ2番目の引数がゼロより小さいが有限の奇数の整数ではない場合、または
- 最初の引数が負の無限大であり、かつ2番目の引数がゼロより大きいが有限の奇数の整数ではない場合
- 次の場合
- 最初の引数が負のゼロであり、かつ2番目の引数が負の有限の奇数の整数の場合、または
- 最初の引数が負の無限大であり、かつ2番目の引数が正の有限の奇数の整数の場合
- 最初の引数が有限でゼロより小さい場合
- 2番目の引数が有限の偶数の整数の場合、結果は最初の引数の絶対値を2番目の引数で累乗した値に等しくなります
- 2番目の引数が有限の奇数の整数の場合、結果は最初の引数の絶対値を2番目の引数で累乗した値の負の値に等しくなります
- 2番目の引数が有限であり、かつ整数ではない場合、結果はNaNになります。
- どちらの引数も整数の場合、結果が実際
double値として正確に表される場合は1番目の引数を2番目の引数で累乗した計算値とまったく同じ結果になります。
(上記の説明においては、
ceilメソッドによる固定小数点、または同じことですが、floorメソッドによる固定小数点の場合に限り、浮動小数点値は整数として考えます。 そのメソッドを適用した結果と同じ場合に限り、値は引数が1つのメソッドの固定小数点となります。)- パラメータ:
a- 基数。b- 指数。- 戻り値:
- 値
ab
-
round
public static int round(float a)引数にもっとも近いintを返します。同数の場合は正の無限大方向に丸めます。特例として:
- 引数がNaNの場合は、結果は0になります。
- 引数が負の無限大である場合、または
Integer.MIN_VALUE以下の任意の値である場合、結果はInteger.MIN_VALUEの値に等しくなります。 - 引数が正の無限大である場合、または
Integer.MAX_VALUE以上の任意の値である場合、結果はInteger.MAX_VALUEの値に等しくなります。
- パラメータ:
a- 整数に丸める浮動小数点値。- 戻り値:
- 引数をもっとも近い
int値に丸めた値。 - 関連項目:
Integer.MAX_VALUE,Integer.MIN_VALUE
-
round
public static long round(double a)引数にもっとも近いlongを返します。同数の場合は正の無限大方向に丸めます。特例として:
- 引数がNaNの場合は、結果は0になります。
- 引数が負の無限大である場合、または
Long.MIN_VALUE以下の任意の値である場合、結果はLong.MIN_VALUEの値に等しくなります。 - 引数が正の無限大である場合、または
Long.MAX_VALUE以上の任意の値である場合、結果はLong.MAX_VALUEの値に等しくなります。
- パラメータ:
a-longに丸める浮動小数点値。- 戻り値:
- 引数をもっとも近い
long値に丸めた値。 - 関連項目:
Long.MAX_VALUE,Long.MIN_VALUE
-
random
public static double random()0.0以上で1.0より小さい、正の符号の付いたdouble値を返します。 戻り値は、この範囲からの一様分布によって擬似乱数的に選択されます。最初にこのメソッドが呼び出されたときに、メソッドは単一の新しい擬似乱数ジェネレータを作成します。これは、次の式とまったく同じです。
この新しい擬似乱数ジェネレータは、以後このメソッドへのすべての呼出しに使われます。ほかの場所では使われません。new java.util.Random()このメソッドは、複数のスレッドが正しく使えるよう適切に同期されます。 しかし、多数のスレッドで擬似乱数を高頻度で発生する必要がある場合は、スレッド独自の擬似乱数ジェネレータを用意して各スレッドのコンテンションを減らしてもかまいません。
- 戻り値:
0.0以上1.0未満の擬似乱数double。- 関連項目:
Random.nextDouble()
-
addExact
public static int addExact(int x, int y)引数の合計を返します。結果がintをオーバーフローする場合は例外をスローします。- パラメータ:
x- 最初の値y- 2番目の値- 戻り値:
- 結果
- 例外:
ArithmeticException- 結果がintをオーバーフローする場合- 導入されたバージョン:
- 1.8
- 関連項目:
Math.addExact(int,int)
-
addExact
public static long addExact(long x, long y)引数の合計を返します。その結果がlongをオーバーフローする場合は例外をスローします。- パラメータ:
x- 最初の値y- 2番目の値- 戻り値:
- 結果
- 例外:
ArithmeticException- 結果がlongをオーバーフローする場合- 導入されたバージョン:
- 1.8
- 関連項目:
Math.addExact(long,long)
-
subtractExact
public static int subtractExact(int x, int y)引数の差分を返します。結果がintをオーバーフローした場合は例外をスローします。- パラメータ:
x- 最初の値y- 最初の値から減算する2番目の値- 戻り値:
- 結果
- 例外:
ArithmeticException- 結果がintをオーバーフローする場合- 導入されたバージョン:
- 1.8
- 関連項目:
Math.subtractExact(int,int)
-
subtractExact
public static long subtractExact(long x, long y)引数の差分を返します。結果がlongをオーバーフローした場合は例外をスローします。- パラメータ:
x- 最初の値y- 最初の値から減算する2番目の値- 戻り値:
- 結果
- 例外:
ArithmeticException- 結果がlongをオーバーフローする場合- 導入されたバージョン:
- 1.8
- 関連項目:
Math.subtractExact(long,long)
-
multiplyExact
public static int multiplyExact(int x, int y)引数の積を返します。結果がintをオーバーフローした場合は例外をスローします。- パラメータ:
x- 最初の値y- 2番目の値- 戻り値:
- 結果
- 例外:
ArithmeticException- 結果がintをオーバーフローする場合- 導入されたバージョン:
- 1.8
- 関連項目:
Math.multiplyExact(int,int)
-
multiplyExact
public static long multiplyExact(long x, int y)引数の積を返します。結果がlongをオーバーフローした場合は例外をスローします。- パラメータ:
x- 最初の値y- 2番目の値- 戻り値:
- 結果
- 例外:
ArithmeticException- 結果がlongをオーバーフローする場合- 導入されたバージョン:
- 9
- 関連項目:
Math.multiplyExact(long,int)
-
multiplyExact
public static long multiplyExact(long x, long y)引数の積を返します。結果がlongをオーバーフローした場合は例外をスローします。- パラメータ:
x- 最初の値y- 2番目の値- 戻り値:
- 結果
- 例外:
ArithmeticException- 結果がlongをオーバーフローする場合- 導入されたバージョン:
- 1.8
- 関連項目:
Math.multiplyExact(long,long)
-
toIntExact
public static int toIntExact(long value)long引数の値を返します。その値がintに収まらない場合は例外をスローします。- パラメータ:
value- long値- 戻り値:
- intとしての引数
- 例外:
ArithmeticException-argumentがintをオーバーフローする場合- 導入されたバージョン:
- 1.8
- 関連項目:
Math.toIntExact(long)
-
multiplyFull
public static long multiplyFull(int x, int y)引数の正確な数学的積を返します。- パラメータ:
x- 最初の値y- 2番目の値- 戻り値:
- 結果
- 導入されたバージョン:
- 9
- 関連項目:
Math.multiplyFull(int,int)
-
multiplyHigh
public static long multiplyHigh(long x, long y)longとして、2つの64ビット要素の128ビット積の最上位64ビットを返します。- パラメータ:
x- 最初の値y- 2番目の値- 戻り値:
- 結果
- 導入されたバージョン:
- 9
- 関連項目:
Math.multiplyHigh(long,long)
-
floorDiv
public static int floorDiv(int x, int y)商代数以下の最大(正の無限大にもっとも近い)int値を返します。 特殊な場合が1つあります。被除数がInteger.MIN_VALUEで、除数が-1である場合、整数型オーバーフローが発生して、結果はInteger.MIN_VALUEに等しくなります。例および整数除算の
/演算子との比較については、Math.floorDivを参照してください。- パラメータ:
x- 被除数y- 除数- 戻り値:
- 商代数以下の最大(正の無限大にもっとも近い)
int値。 - 例外:
ArithmeticException- 除数yがゼロである場合- 導入されたバージョン:
- 1.8
- 関連項目:
Math.floorDiv(int, int),Math.floor(double)
-
floorDiv
public static long floorDiv(long x, int y)商代数以下の最大(正の無限大にもっとも近い)long値を返します。 特殊なケースが1つあります。配当がLong.MIN_VALUEで除数が-1の場合、整数オーバーフローが発生し、結果はLong.MIN_VALUEに等しくなります。例および整数除算の
/演算子との比較については、Math.floorDivを参照してください。- パラメータ:
x- 被除数y- 除数- 戻り値:
- 商代数以下の最大(正の無限大にもっとも近い)
int値。 - 例外:
ArithmeticException- 除数yがゼロである場合- 導入されたバージョン:
- 9
- 関連項目:
Math.floorDiv(long, int),Math.floor(double)
-
floorDiv
public static long floorDiv(long x, long y)商代数以下の最大(正の無限大にもっとも近い)long値を返します。 特殊な場合が1つあります。被除数がLong.MIN_VALUEで、除数が-1である場合、整数型オーバーフローが発生して、結果はLong.MIN_VALUEに等しくなります。例および整数除算の
/演算子との比較については、Math.floorDivを参照してください。- パラメータ:
x- 被除数y- 除数- 戻り値:
- 商代数以下の最大(正の無限大にもっとも近い)
long値。 - 例外:
ArithmeticException- 除数yがゼロである場合- 導入されたバージョン:
- 1.8
- 関連項目:
Math.floorDiv(long, long),Math.floor(double)
-
floorMod
public static int floorMod(int x, int y)int引数のフロア・モジュラスを返します。フロア・モジュラスは
x - (floorDiv(x, y) * y)であり、除数yと同じ符号を持ち、-abs(y) < r < +abs(y)の範囲にあります。floorDivとfloorModの関係は次のようになります。floorDiv(x, y) * y + floorMod(x, y) == x
例および
%演算子との比較については、Math.floorModを参照してください。- パラメータ:
x- 被除数y- 除数- 戻り値:
- フロア・モジュラス
x - (floorDiv(x, y) * y) - 例外:
ArithmeticException- 除数yがゼロである場合- 導入されたバージョン:
- 1.8
- 関連項目:
Math.floorMod(int, int),floorDiv(int, int)
-
floorMod
public static int floorMod(long x, int y)longとint引数のfloor係数を返します。フロア・モジュラスは
x - (floorDiv(x, y) * y)であり、除数yと同じ符号を持ち、-abs(y) < r < +abs(y)の範囲にあります。floorDivとfloorModの関係は次のようになります。floorDiv(x, y) * y + floorMod(x, y) == x
例および
%演算子との比較については、Math.floorModを参照してください。- パラメータ:
x- 被除数y- 除数- 戻り値:
- フロア・モジュラス
x - (floorDiv(x, y) * y) - 例外:
ArithmeticException- 除数yがゼロである場合- 導入されたバージョン:
- 9
- 関連項目:
Math.floorMod(long, int),floorDiv(long, int)
-
floorMod
public static long floorMod(long x, long y)long引数のフロア・モジュラスを返します。フロア・モジュラスは
x - (floorDiv(x, y) * y)であり、除数yと同じ符号を持ち、-abs(y) < r < +abs(y)の範囲にあります。floorDivとfloorModの関係は次のようになります。floorDiv(x, y) * y + floorMod(x, y) == x
例および
%演算子との比較については、Math.floorModを参照してください。- パラメータ:
x- 被除数y- 除数- 戻り値:
- フロア・モジュラス
x - (floorDiv(x, y) * y) - 例外:
ArithmeticException- 除数yがゼロである場合- 導入されたバージョン:
- 1.8
- 関連項目:
Math.floorMod(long, long),floorDiv(long, long)
-
abs
public static int abs(int a)int値の絶対値を返します。 引数が負でない場合は引数そのものを返します。 負のときは、その正負を逆にした値を返します。引数が
Integer.MIN_VALUEの値(intの最小値)と等しい場合は、結果も同じ値(負の値)になります。- パラメータ:
a- 絶対値を決定する引数。- 戻り値:
- 引数の絶対値。
-
abs
public static long abs(long a)long値の絶対値を返します。 引数が負でない場合は引数そのものを返します。 負のときは、その正負を逆にした値を返します。引数が
Long.MIN_VALUEの値(longの最小値)と等しい場合は、結果も同じ値(負の値)になります。- パラメータ:
a- 絶対値を決定する引数。- 戻り値:
- 引数の絶対値。
-
abs
public static float abs(float a)float値の絶対値を返します。 引数が負でない場合は引数そのものを返します。 負のときは、その正負を逆にした値を返します。 特例として:- 引数が正のゼロまたは負のゼロの場合は、正のゼロを返します。
- 引数が無限大の場合は、正の無限大値を返します。
- 引数がNaNの場合は、NaNを返します。
- APIの注:
- 上記で暗示されているように、このメソッドの1つの有効な実装は、以下の式によって与えられます。この式では、引数として同じ指数と仮数を持ち、正の値を示すゼロ符号ビットが保証された
floatを計算します:Float.intBitsToFloat(0x7fffffff & Float.floatToRawIntBits(a)) - パラメータ:
a- 絶対値を決定する引数- 戻り値:
- 引数の絶対値。
-
abs
public static double abs(double a)double値の絶対値を返します。 引数が負でない場合は引数そのものを返します。 負のときは、その正負を逆にした値を返します。 特例として:- 引数が正のゼロまたは負のゼロの場合は、正のゼロを返します。
- 引数が無限大の場合は、正の無限大値を返します。
- 引数がNaNの場合は、NaNを返します。
- APIの注:
- 上記で暗示されているように、このメソッドの1つの有効な実装は、以下の式によって与えられます。この式では、引数として同じ指数と仮数を持ち、正の値を示すゼロ符号ビットが保証された
doubleを計算します:Double.longBitsToDouble((Double.doubleToRawLongBits(a)<<1)>>>1) - パラメータ:
a- 絶対値を決定する引数- 戻り値:
- 引数の絶対値。
-
max
public static int max(int a, int b)- パラメータ:
a- 引数。b- 別の引数。- 戻り値:
aとbのどちらか大きい方。
-
max
public static long max(long a, long b)- パラメータ:
a- 引数。b- 別の引数。- 戻り値:
aとbのどちらか大きい方。
-
max
public static float max(float a, float b)2つのfloat値のうち大きいほうを返します。 つまり、結果は正の無限大に近いほうの引数となります。 引数の値が同じ場合は同じ値を返します。 どちらかの値がNaNの場合はNaNを返します。 数値比較演算子とは異なり、このメソッドは負のゼロが厳密には正のゼロよりも小さいと見なします。 一方の引数が正のゼロでもう一方が負のゼロの場合は、正のゼロを返します。- パラメータ:
a- 引数。b- 別の引数。- 戻り値:
aとbのどちらか大きい方。
-
max
public static double max(double a, double b)2つのdouble値のうち大きいほうを返します。 つまり、結果は正の無限大に近いほうの引数となります。 引数の値が同じ場合は同じ値を返します。 どちらかの値がNaNの場合はNaNを返します。 数値比較演算子とは異なり、このメソッドは負のゼロが厳密には正のゼロよりも小さいと見なします。 一方の引数が正のゼロでもう一方が負のゼロの場合は、正のゼロを返します。- パラメータ:
a- 引数。b- 別の引数。- 戻り値:
aとbのどちらか大きい方。
-
min
public static int min(int a, int b)- パラメータ:
a- 引数。b- 別の引数。- 戻り値:
aとbのどちらか小さい方。
-
min
public static long min(long a, long b)- パラメータ:
a- 引数。b- 別の引数。- 戻り値:
aとbのどちらか小さい方。
-
min
public static float min(float a, float b)2つのfloat値のうち小さいほうを返します。 つまり、結果は負の無限大に近いほうの値となります。 引数の値が同じ場合は同じ値を返します。 どちらかの値がNaNの場合はNaNを返します。 数値比較演算子とは異なり、このメソッドは負のゼロが厳密には正のゼロよりも小さいと見なします。 一方の引数が正のゼロでもう一方が負のゼロの場合は、負のゼロを返します。- パラメータ:
a- 引数。b- 別の引数。- 戻り値:
aとb.のどちらか小さい方
-
min
public static double min(double a, double b)2つのdouble値のうち小さいほうを返します。 つまり、結果は負の無限大に近いほうの値となります。 引数の値が同じ場合は同じ値を返します。 どちらかの値がNaNの場合はNaNを返します。 数値比較演算子とは異なり、このメソッドは負のゼロが厳密には正のゼロよりも小さいと見なします。 一方の引数が正のゼロでもう一方が負のゼロの場合は、負のゼロを返します。- パラメータ:
a- 引数。b- 別の引数。- 戻り値:
aとbのどちらか小さい方。
-
fma
public static double fma(double a, double b, double c)3つの引数の融合乗算加算を返します; つまり、最初の2つの引数の正確な積を3番目の引数で合計し、最も近いdoubleに一度丸めます。 丸めは「最も近い偶数丸めモードへの丸め」を使用して行われます。 対照的に、a * b + cが通常の浮動小数点式として評価される場合は、2回の丸め誤差が含まれます。最初は乗算演算、2回目は加算演算です。特例として:
- 引数がNaNの場合、結果はNaNになります。
- 最初の2つの引数の一方が無限大で、他方がゼロの場合、結果はNaNになります。
- 最初の2つの引数の正確な積が無限大の(言い換えれば、少なくとも1つの引数は無限で、もう1つはゼロでもなくNaNでもない)であり、3番目の引数が反対の符号の無限大である場合、結果はNaNです。
fusedMac(a, 1.0, c)は(a + c)と同じ結果を返します。 しかし、fusedMac(a, b, +0.0)は、fusedMac(-0.0, +0.0, +0.0)が+0.0であり、(-0.0 * +0.0)が-0.0であるため、常に(a * b)と同じ結果を返すわけではありません。しかし、fusedMac(a, b, -0.0)は(a * b)と同等です。- APIの注:
- このメソッドは、IEEE 754-2008で定義されているfusedMultiplyAddオペレーションに対応します。
- パラメータ:
a- 値b- 値c- 値- 戻り値:
- (a × b + c)は、無制限の範囲と精度の場合と同様に計算され、最も近い
double値に1回丸められます - 導入されたバージョン:
- 9
-
fma
public static float fma(float a, float b, float c)3つの引数の融合乗算加算を返します; つまり、最初の2つの引数の正確な積を3番目の引数で合計し、最も近いfloatに一度丸めます。 丸めは「最も近い偶数丸めモードへの丸め」を使用して行われます。 対照的に、a * b + cが通常の浮動小数点式として評価される場合は、2回の丸め誤差が含まれます。最初は乗算演算、2回目は加算演算です。特例として:
- 引数がNaNの場合、結果はNaNになります。
- 最初の2つの引数の一方が無限大で、他方がゼロの場合、結果はNaNになります。
- 最初の2つの引数の正確な積が無限大の(言い換えれば、少なくとも1つの引数は無限で、もう1つはゼロでもなくNaNでもない)であり、3番目の引数が反対の符号の無限大である場合、結果はNaNです。
fma(a, 1.0f, c)は(a + c)と同じ結果を返します。 しかし、fma(a, b, +0.0f)は、fma(-0.0f, +0.0f, +0.0f)が+0.0fであり、(-0.0f * +0.0f)が-0.0fであるため、常に(a * b)と同じ結果を返すわけではありません。しかし、fma(a, b, -0.0f)は(a * b)と同等です。- APIの注:
- このメソッドは、IEEE 754-2008で定義されているfusedMultiplyAddオペレーションに対応します。
- パラメータ:
a- 値b- 値c- 値- 戻り値:
- (a × b + c)は、無制限の範囲と精度の場合と同様に計算され、最も近い
float値に1回丸められます - 導入されたバージョン:
- 9
-
ulp
public static double ulp(double d)引数のulpのサイズを返します。double値の最後の場所にあるulpは、この浮動小数点値と次の大きさのdouble値の間の正の距離です。 xがNaNでない場合は、ulp(-x)== ulp(x)となります。特例として:
- 引数がNaNの場合、NaNが返されます。
- 引数が正または負の無限大の場合は、結果は正の無限大になります。
- 引数が正または負のゼロの場合は、結果は
Double.MIN_VALUEになります。 - 引数が±
Double.MAX_VALUEの場合、結果は2971に等しくなります。
- パラメータ:
d- ulpが返される浮動小数点値- 戻り値:
- 引数のulpのサイズ
- 導入されたバージョン:
- 1.5
-
ulp
public static float ulp(float f)引数のulpのサイズを返します。float値の最後の場所にあるulpは、この浮動小数点値と次の大きさのfloat値の間の正の距離です。 xがNaNでない場合は、ulp(-x)== ulp(x)となります。特例として:
- 引数がNaNの場合、NaNが返されます。
- 引数が正または負の無限大の場合は、結果は正の無限大になります。
- 引数が正または負のゼロの場合は、結果は
Float.MIN_VALUEになります。 - 引数が±
Float.MAX_VALUEの場合、結果は2104に等しくなります。
- パラメータ:
f- ulpが返される浮動小数点値- 戻り値:
- 引数のulpのサイズ
- 導入されたバージョン:
- 1.5
-
signum
public static double signum(double d)引数の符号要素を返します。引数がゼロの場合はゼロ、引数がゼロより大きい場合は1.0、引数がゼロより小さい場合は -1.0です。特例として:
- 引数がNaNの場合、NaNが返されます。
- 引数が正のゼロまたは負のゼロの場合は、引数と同じ値が返されます。
- パラメータ:
d- 符号が返される浮動小数点値- 戻り値:
- 引数の符号要素
- 導入されたバージョン:
- 1.5
-
signum
public static float signum(float f)引数の符号要素を返します。引数がゼロの場合はゼロ、引数がゼロより大きい場合は1、引数がゼロより小さい場合は -1です。特例として:
- 引数がNaNの場合、NaNが返されます。
- 引数が正のゼロまたは負のゼロの場合は、引数と同じ値が返されます。
- パラメータ:
f- 符号が返される浮動小数点値- 戻り値:
- 引数の符号要素
- 導入されたバージョン:
- 1.5
-
sinh
public static double sinh(double x)double値の双曲線正弦を返します。 xの双曲線正弦は、(ex - e-x)/2 (eはオイラー数)として定義されます。特例として:
- 引数がNaNの場合、NaNが返されます。
- 引数が無限大の場合、結果は引数と同じ符号を付けた無限大になります。
- 引数がゼロの場合、結果はゼロに引数と同じ符号を付けた値になります。
- パラメータ:
x- 双曲線正弦が返される数字。- 戻り値:
xの双曲線正弦。- 導入されたバージョン:
- 1.5
-
cosh
public static double cosh(double x)double値の双曲線余弦を返します。 xの双曲線余弦は、(ex + e-x)/2 (eはオイラー数)として定義されます。特例として:
- 引数がNaNの場合、NaNが返されます。
- 引数が無限大の場合は、正の無限大値が返されます。
- 引数がゼロの場合、結果は
1.0になります。
- パラメータ:
x- 双曲線余弦が返される数字。- 戻り値:
xの双曲線余弦。- 導入されたバージョン:
- 1.5
-
tanh
public static double tanh(double x)double値の双曲線正接を返します。 xの双曲線正接は、(ex - e-x)/(ex + e-x)つまりsinh(x)/cosh(x)として定義されます。 正確なtanhの絶対値は常に1未満です。特例として:
- 引数がNaNの場合、NaNが返されます。
- 引数がゼロの場合、結果はゼロに引数と同じ符号を付けた値になります。
- 引数が正の無限大の場合、結果は
+1.0になります。 - 引数が負の無限大の場合、結果は
-1.0になります。
- パラメータ:
x- 双曲線正接が返される数字。- 戻り値:
xの双曲線正接。- 導入されたバージョン:
- 1.5
-
hypot
public static double hypot(double x, double y)sqrt(x2 +y2)を返します(途中でオーバーフローやアンダーフローは発生しない)。特例として:
- どちらかの引数が無限大の場合は、結果は正の無限大値になります。
- どちらかの引数がNaNであり、かつどちらの引数も無限大でない場合、結果はNaNになります。
- パラメータ:
x- 値y- 値- 戻り値:
- sqrt(x2 +y2)(途中でオーバーフローやアンダーフローは発生しない)
- 導入されたバージョン:
- 1.5
-
expm1
public static double expm1(double x)ex -1を返します。 xの値が0に近い場合、expm1(x)+ 1の正確な合計はexp(x)に比べ、exの真の結果にかなり近くなります。特例として:
- 引数がNaNの場合は、NaNを返します。
- 引数が正の無限大の場合は、正の無限大が返されます。
- 引数が負の無限大の場合、結果は -1.0になります。
- 引数がゼロの場合、結果はゼロに引数と同じ符号を付けた値になります。
- パラメータ:
x- ex-1の計算時にeに適用する指数。- 戻り値:
- 値e
x- 1。 - 導入されたバージョン:
- 1.5
-
log1p
public static double log1p(double x)引数と1の合計の自然対数を返します。xの値が小さい場合、log1p(x)の結果は、log(1.0+x)の浮動小数点評価よりもln(1+x)の真の結果にかなり近くなります。特例として:
- 引数がNaNまたは -1より小さい場合、結果はNaNになります。
- 引数が正の無限大の場合は、正の無限大が返されます。
- 引数が負の値の場合、結果は負の無限大になります。
- 引数がゼロの場合、結果はゼロに引数と同じ符号を付けた値になります。
- パラメータ:
x- 値- 戻り値:
- 値ln(
x+ 1)(x+ 1の自然対数) - 導入されたバージョン:
- 1.5
-
copySign
public static double copySign(double magnitude, double sign)2番目の浮動小数点引数の符号を付けた、最初の浮動小数点引数を返します。 このメソッドの場合、NaNsign引数は常に正であるかのように扱われます。- パラメータ:
magnitude- 結果の絶対値を提供するパラメータsign- 結果の符号を提供するパラメータ- 戻り値:
magnitudeの絶対値とsignの符号を持つ値。- 導入されたバージョン:
- 1.6
-
copySign
public static float copySign(float magnitude, float sign)2番目の浮動小数点引数の符号を付けた、最初の浮動小数点引数を返します。 このメソッドの場合、NaNsign引数は常に正であるかのように扱われます。- パラメータ:
magnitude- 結果の絶対値を提供するパラメータsign- 結果の符号を提供するパラメータ- 戻り値:
magnitudeの絶対値とsignの符号を持つ値。- 導入されたバージョン:
- 1.6
-
getExponent
public static int getExponent(float f)floatの表現で使用されている、バイアスなしの指数を返します。 特例として:- 引数がNaNまたは無限大の場合、結果は
Float.MAX_EXPONENT+1になります。 - 引数がゼロまたは非正規の場合、結果は
Float.MIN_EXPONENT-1になります。
- パラメータ:
f-float値- 戻り値:
- 引数の不偏指数
- 導入されたバージョン:
- 1.6
- 引数がNaNまたは無限大の場合、結果は
-
getExponent
public static int getExponent(double d)doubleの表現で使用されている、バイアスなしの指数を返します。 特例として:- 引数がNaNまたは無限大の場合、結果は
Double.MAX_EXPONENT+1になります。 - 引数がゼロまたは非正規の場合、結果は
Double.MIN_EXPONENT-1になります。
- パラメータ:
d-double値- 戻り値:
- 引数の不偏指数
- 導入されたバージョン:
- 1.6
- 引数がNaNまたは無限大の場合、結果は
-
nextAfter
public static double nextAfter(double start, double direction)2番目の引数の方向で、最初の引数に隣接する浮動小数点値を返します。 両方の引数が等しいと見なされる場合は、2番目の引数が返されます。特例として:
- どちらかの引数がNaNの場合、NaNが返されます。
- 両方の引数が符号付きゼロの場合、両方の引数が等しいと見なされる場合は2番目の引数が返されるという要件のとおり、
directionが変更されずに返されます。 -
startが±Double.MIN_VALUEであり、directionの値が、結果の絶対値をより小さくすべきであることを示していた場合、startと同じ符号を持つゼロが返されます。 -
startが無限大であり、directionの値が、結果の絶対値をより小さくすべきであることを示していた場合、startと同じ符号を持つDouble.MAX_VALUEが返されます。 -
startが±Double.MAX_VALUEに等しく、directionの値が、結果の絶対値をより大きくすべきであることを示していた場合、startと同じ符号を持つ無限大が返されます。
- パラメータ:
start- 開始浮動小数点値direction-startの近傍、startのどちらを返すべきかを示す値- 戻り値:
directionの方向でstartの近傍にある浮動小数点数。- 導入されたバージョン:
- 1.6
-
nextAfter
public static float nextAfter(float start, double direction)2番目の引数の方向で、最初の引数に隣接する浮動小数点値を返します。 両方の引数が等しいと見なされる場合は、2番目の引数に等しい値が返されます。特例として:
- どちらかの引数がNaNの場合、NaNが返されます。
- 両方の符号付きゼロと見なされる場合は、
directionに等しい値が返されます。 -
startが±Float.MIN_VALUEであり、directionの値が、結果の絶対値をより小さくすべきであることを示していた場合、startと同じ符号を持つゼロが返されます。 -
startが無限大であり、directionの値が、結果の絶対値をより小さくすべきであることを示していた場合、startと同じ符号を持つFloat.MAX_VALUEが返されます。 -
startが±Float.MAX_VALUEに等しく、directionの値が、結果の絶対値をより大きくすべきであることを示していた場合、startと同じ符号を持つ無限大が返されます。
- パラメータ:
start- 開始浮動小数点値direction-startの近傍、startのどちらを返すべきかを示す値- 戻り値:
directionの方向でstartの近傍にある浮動小数点数。- 導入されたバージョン:
- 1.6
-
nextUp
public static double nextUp(double d)正の無限大方向でdに隣接する浮動小数点値を返します。 このメソッドは意味的にはnextAfter(d, Double.POSITIVE_INFINITY)と等価ですが、nextUpの実装は対応するnextAfter呼び出しよりも、高速で動作する可能性があります。特例として:
- 引数がNaNの場合は、NaNを返します。
- 引数が正の無限大の場合は、正の無限大が返されます。
- 引数がゼロの場合、結果は
Double.MIN_VALUEになります
- パラメータ:
d- 開始浮動小数点値- 戻り値:
- 正の無限大に近いほうの、隣接する浮動小数点値。
- 導入されたバージョン:
- 1.6
-
nextUp
public static float nextUp(float f)正の無限大方向でfに隣接する浮動小数点値を返します。 このメソッドは意味的にはnextAfter(f, Float.POSITIVE_INFINITY)と等価ですが、nextUpの実装は対応するnextAfter呼び出しよりも、高速で動作する可能性があります。特例として:
- 引数がNaNの場合は、NaNを返します。
- 引数が正の無限大の場合は、正の無限大が返されます。
- 引数がゼロの場合、結果は
Float.MIN_VALUEになります
- パラメータ:
f- 開始浮動小数点値- 戻り値:
- 正の無限大に近いほうの、隣接する浮動小数点値。
- 導入されたバージョン:
- 1.6
-
nextDown
public static double nextDown(double d)負の無限大方向でdに隣接する浮動小数点値を返します。 このメソッドは意味的にはnextAfter(d, Double.NEGATIVE_INFINITY)と同等ですが、nextDownの実装はそれに対応するnextAfter呼出しよりも、高速で動作する可能性があります。特例として:
- 引数がNaNの場合は、NaNを返します。
- 引数が負の無限大の場合、結果は負の無限大になります。
- 引数がゼロの場合、結果は
-Double.MIN_VALUEになります
- パラメータ:
d- 開始浮動小数点値- 戻り値:
- 負の無限大に近いほうの、隣接する浮動小数点値。
- 導入されたバージョン:
- 1.8
-
nextDown
public static float nextDown(float f)負の無限大方向でfに隣接する浮動小数点値を返します。 このメソッドは意味的にはnextAfter(f, Float.NEGATIVE_INFINITY)と同等ですが、nextDownの実装はそれに対応するnextAfter呼出しよりも、高速で動作する可能性があります。特例として:
- 引数がNaNの場合は、NaNを返します。
- 引数が負の無限大の場合、結果は負の無限大になります。
- 引数がゼロの場合、結果は
-Float.MIN_VALUEになります
- パラメータ:
f- 開始浮動小数点値- 戻り値:
- 負の無限大に近いほうの、隣接する浮動小数点値。
- 導入されたバージョン:
- 1.8
-
scalb
public static double scalb(double d, int scaleFactor)double値セットのメンバーに単一の正しく丸められた浮動小数点を掛けることによって実行される場合と同様に、d×2scaleFactorを丸めて返します。 浮動小数点値セットについては、『Java言語仕様』を参照してください。 結果の指数がDouble.MIN_EXPONENTとDouble.MAX_EXPONENTの間である場合、答えは正確に計算されます。 結果の指数がDouble.MAX_EXPONENTより大きくなる場合、無限大が返されます。 結果が非正規の場合は精度が失われる可能性があります。つまり、scalb(x, n)が非正規の場合、scalb(scalb(x, n), -n)がxと等しくならない可能性があります。 結果がNaN以外の場合、その結果はdと同じ符号を持ちます。特例として:
- 最初の引数がNaNの場合は、NaNが返されます。
- 最初の引数が無限大の場合は、同じ符号の無限大値が返されます。
- 最初の引数がゼロの場合は、同じ符号のゼロが返されます。
- パラメータ:
d- 2の累乗によってスケーリングされる数。scaleFactor-dをスケーリングするときに使用される2の累乗- 戻り値:
d× 2scaleFactor- 導入されたバージョン:
- 1.6
-
scalb
public static float scalb(float f, int scaleFactor)float値セットのメンバーに単一の正しく丸められた浮動小数点を掛けることによって実行される場合と同様に、f×2scaleFactorを丸めて返します。 浮動小数点値セットについては、『Java言語仕様』を参照してください。 結果の指数がFloat.MIN_EXPONENTとFloat.MAX_EXPONENTの間である場合、答えは正確に計算されます。 結果の指数がFloat.MAX_EXPONENTより大きくなる場合、無限大が返されます。 結果が非正規の場合は精度が失われる可能性があります。つまり、scalb(x, n)が非正規の場合、scalb(scalb(x, n), -n)がxと等しくならない可能性があります。 結果がNaN以外の場合、その結果はfと同じ符号を持ちます。特例として:
- 最初の引数がNaNの場合は、NaNが返されます。
- 最初の引数が無限大の場合は、同じ符号の無限大値が返されます。
- 最初の引数がゼロの場合は、同じ符号のゼロが返されます。
- パラメータ:
f- 2の累乗によってスケーリングされる数。scaleFactor-fをスケーリングするときに使用される2の累乗- 戻り値:
f× 2scaleFactor- 導入されたバージョン:
- 1.6
-