public class VirtualMachineDescriptor extends Object
VirtualMachineDescriptorは、Java仮想マシンの記述に使用するコンテナ・クラスです。 これは、ターゲット仮想マシンを識別する識別子と、仮想マシンへの接続を試みるときに使用するAttachProviderへの参照をカプセル化します。 識別子は実装によって異なりますが、通常、各Java仮想マシンがそれぞれ独自のオペレーティング・システム・プロセスで実行される環境ではプロセス識別子(pid)になります。
VirtualMachineDescriptorはdisplayNameも持ちます。 表示名は、通常、ツールがユーザーに対して表示する人間が読める形式の文字列です。 たとえば、システムで実行中のJava仮想マシンのリストを示すツールでは、識別子ではなく表示名を使用できます。 VirtualMachineDescriptorは表示名なしで作成することもできます。 その場合は、識別子を表示名として使用します。
VirtualMachineDescriptorインスタンスは、通常はVirtualMachine.list()メソッドを呼び出すことで作成されます。 これは、インストールされているすべてのattach providersで認識されるJava仮想マシンを記述するための、記述子の完全なリストを返します。
- 導入されたバージョン:
- 1.6
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コンストラクタのサマリー
コンストラクタ コンストラクタ 説明 VirtualMachineDescriptor(AttachProvider provider, String id)指定されたコンポーネントから仮想マシン記述子を作成します。VirtualMachineDescriptor(AttachProvider provider, String id, String displayName)指定されたコンポーネントから仮想マシン記述子を作成します。 -
メソッドのサマリー
修飾子と型 メソッド 説明 StringdisplayName()この記述子の表示名コンポーネントを返します。booleanequals(Object ob)このVirtualMachineDescriptorが別のオブジェクトと等しいかどうかを判定します。inthashCode()このVirtualMachineDescriptorのハッシュ・コード値を返します。Stringid()この記述子の識別子コンポーネントを返します。AttachProviderprovider()この記述子が参照するAttachProviderを返します。StringtoString()VirtualMachineDescriptorの文字列表記を返します。
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コンストラクタの詳細
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VirtualMachineDescriptor
public VirtualMachineDescriptor(AttachProvider provider, String id, String displayName)指定されたコンポーネントから仮想マシン記述子を作成します。- パラメータ:
provider- Java仮想マシンに接続するAttachProvider。id- 仮想マシン識別子。displayName- 表示名。- 例外:
NullPointerException- 引数が1つでもnullの場合
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VirtualMachineDescriptor
public VirtualMachineDescriptor(AttachProvider provider, String id)指定されたコンポーネントから仮想マシン記述子を作成します。この簡易コンストラクタは、次のように3つの引数のコンストラクタを呼び出すかのように動作します。
newVirtualMachineDescriptor(provider, id, id);つまり、表示名が仮想マシン識別子と同じであるような仮想マシン記述子を作成します。
- パラメータ:
provider- Java仮想マシンに接続するAttachProvider。id- 仮想マシン識別子。- 例外:
NullPointerException-providerまたはidがnullの場合。
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メソッドの詳細
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provider
public AttachProvider provider()この記述子が参照するAttachProviderを返します。- 戻り値:
- この記述子が参照する
AttachProvider。
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id
public String id()この記述子の識別子コンポーネントを返します。- 戻り値:
- この記述子の識別子コンポーネント。
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displayName
public String displayName()この記述子の表示名コンポーネントを返します。- 戻り値:
- この記述子の表示名コンポーネント。
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hashCode
public int hashCode()このVirtualMachineDescriptorのハッシュ・コード値を返します。 ハッシュ・コードは記述子のコンポーネントに基づき、Object.hashCodeメソッドの汎用規約を満たします。- オーバーライド:
hashCode、クラス:Object- 戻り値:
- この記述子のハッシュ・コード値。
- 関連項目:
Object.equals(java.lang.Object),System.identityHashCode(java.lang.Object)
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equals
public boolean equals(Object ob)このVirtualMachineDescriptorが別のオブジェクトと等しいかどうかを判定します。指定されたオブジェクトがVirtualMachineDescriptorではない場合、このメソッドは
falseを返します。 2つのVirtualMachineDescriptorsを等しいとみなすためには、両方とも同じプロバイダを参照し、それらのidentifiersが等しい必要があります。このメソッドは
Object.equalsメソッドの汎用規約を満たします。- オーバーライド:
equals、クラス:Object- パラメータ:
ob- このオブジェクトと比較するオブジェクト- 戻り値:
- 指定されたオブジェクトがこのVirtualMachineDescriptorと等しいVirtualMachineDescriptorである場合だけ
true。 - 関連項目:
Object.hashCode()、HashMap
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toString
public String toString()VirtualMachineDescriptorの文字列表記を返します。
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