モジュール jdk.zipfs

Zipファイル・システム・プロバイダの実装を提供します。 Zipファイル・システム・プロバイダでは、ZipファイルまたはJARファイルの内容はファイル・システムとして扱われます。

Zipファイル・システムへのアクセス

FileSystems newFileSystem static factoryメソッドは、次の場合に使用できます:
  • Zipファイルシステムの作成
  • 既存のファイルをZipファイル・システムとして開く

Zipファイル・システムの識別に使用されるURIスキーム

ZIPファイル・システムを識別するURI schemejarです。

Zipファイル・システムのプロパティ

Zipファイル・システムの作成時には、次のプロパティを指定できます:
新規Zipファイル・システムの作成時に指定できる構成可能なプロパティ
プロパティ名 データ型 デフォルト値 説明
create java.lang.String false 値がtrueの場合、Zipファイル・システム・プロバイダではZipまたはJARファイル(存在しない場合)が新規作成されます。
encoding java.lang.String UTF-8 この値は、ZipまたはJARファイル内のエントリの名前に対するコード体系を示します。

URIで識別される新しいZipファイル・システムを作成します。 Zipファイルが存在しない場合は、次のものが作成されます:
 

     URI uri = URI.create("jar:file:/home/luckydog/tennisTeam.zip");
     Map<String, String> env = Map.of("create", "true");
     FileSystem zipfs = FileSystems.newFileSystem(uri, env);
 
 
パスを指定し、自動ファイル・タイプ検出を使用して、識別される新しいZipファイル・システムを作成します。 検出された各エントリを表示して、JARのルートから反復します:
 

     FileSystem zipfs = FileSystems.newFileSystem(Path.of("helloworld.jar"), null);
     Path rootDir = zipfs.getPath("/");
     Files.walk(rootDir)
            .forEach(System.out::println);
 
 
モジュール・グラフ:
jdk.zipfsのモジュール・グラフjdk.zipfsのモジュール・グラフ
導入されたバージョン:
9