JavaTM Remote Method Invocation仕様
Java Remote Method Invocation (Java RMI)は、Java言語用の分散オブジェクト・モデルで、Javaプラットフォームのオブジェクト・モデルのセマンティックスを保持し、分散オブジェクトの実装および使用を容易にします。 このシステムは、Modula-3のNetwork ObjectsシステムとSpringのサブコントラクトの特徴的な機能を結合したもので、Java SEプラットフォームによって実現されたいくつかの新しい機能も採用しています。
目次
1 概要
- 1.1 Background
- 1.2 システムの目標
2 Java分散オブジェクト・モデル
- 2.1 分散オブジェクト・アプリケーション
- 2.2 用語の定義
- 2.3 分散モデルと非分散モデルの比較
- 2.4 RMIインタフェースとクラスの概要
- 2.5 リモート・インタフェースの実装
- 2.6 リモート・メソッド呼出しでのパラメータ引き渡し
- 2.7 リモート・オブジェクトの位置決め
3 RMIシステムの概要
- 3.1 スタブとスケルトン
- 3.2 リモート・メソッド呼出しにおけるスレッドの使用法
- 3.3 リモート・オブジェクトのガベージ・コレクション
- 3.4 動的クラス・ロード
- 3.5 プロキシ経由でファイアウォールを通過するRMI
4 クライアント・インタフェース
- 4.1 Remoteインタフェース
- 4.2 「RemoteExceptionクラス」
- 4.3 Namingクラス
5 サーバー・インタフェース
- 5.1 「RemoteObjectクラス」
- 5.2 「RemoteServerクラス」
- 5.3 「UnicastRemoteObjectクラス」
- 5.4 Unreferencedインタフェース
- 5.5 「RMISecurityManagerクラス」
- 5.6 「RMIClassLoaderクラス」
- 5.7 「LoaderHandlerインタフェース」
- 5.8 RMIソケット・ファクトリ
- 5.9 「RMIFailureHandlerインタフェース」
- 5.10 「LogStreamクラス」
- 5.11 スタブとスケルトン・コンパイラ
6 レジストリ・インタフェース
7 リモート・オブジェクト起動
- 7.1 概要
- 7.2 起動プロトコル
- 7.3 「起動可能」リモート・オブジェクトの実装モデル
- 7.4 起動インタフェース
8 スタブ・インタフェースとスケルトン・インタフェース
- 8.1 「RemoteStubクラス」
- 8.2 「RemoteCallインタフェース」
- 8.3 「RemoteRefインタフェース」
- 8.4 「ServerRefインタフェース」
- 8.5 Skeletonインタフェース
- 8.6 Operationクラス
9 ガベージ・コレクタ・インタフェース
- 9.1 「DGCインタフェース」
- 9.2 Leaseクラス
- 9.3 「ObjIDクラス」
- 9.4 「UIDクラス」
- 9.5 「VMIDクラス」
10 RMIワイヤー・プロトコル
- 10.1 概要
- 10.2 RMIトランスポート・プロトコル
- 10.3 RMIにおけるオブジェクト直列化の使用
- 10.4 RMIにおけるHTTP POSTプロトコルの使用
- 10.5 RMIのアプリケーション固有の値
- 10.6 RMIの多重プロトコル
A RMIの例外
- A.1 「リモート・オブジェクトのエクスポート中の例外」
- A.2 「RMIコール中の例外」
- A.3 「戻り中の例外またはエラー」
- A.4 「例外の命名」
- A.5 「アクティベーション例外」
- A.6 「その他の例外」
B RMIのプロパティ
- B.1 「サーバーのプロパティ」
- B.2 「プロパティ」
- B.3 「その他のプロパティ」