クラスjava.awt.geom.AffineTransform
の使用

AffineTransformを使用するパッケージ

パッケージ	説明
java.awt	ユーザー・インタフェースの作成およびグラフィックスとイメージのペイント用のすべてのクラスを含みます。
java.awt.font	フォント関連のクラスおよびインタフェースを提供します。
java.awt.geom	2次元幾何学的図形に関連するオブジェクトで処理を定義および実行するJava 2Dクラスを提供します。
java.awt.image	イメージを作成および修正するためのクラスを提供します。
java.awt.image.renderable	レンダリングに依存しないイメージを作成するためのクラスおよびインタフェースを提供します。

java.awtでのAffineTransformの使用

AffineTransformを返すjava.awtのメソッド

修飾子と型	メソッド	説明
abstract AffineTransform	GraphicsConfiguration.getDefaultTransform()	このGraphicsConfigurationのデフォルトのAffineTransformを返します。
abstract AffineTransform	GraphicsConfiguration.getNormalizingTransform()	GraphicsConfigurationのデフォルトのAffineTransformと連結できるAffineTransformを返します。これにより、ユーザー空間の72単位がデバイス空間の1インチに等しくなります。
AffineTransform	Font.getTransform()	このFontに関連付けられた変形体のコピーを返します。
abstract AffineTransform	Graphics2D.getTransform()	Graphics2Dコンテキスト内の現在のTransformのコピーを返します。
AffineTransform	MultipleGradientPaint.getTransform()	グラデーションに適用される変換のコピーを返します。

型AffineTransformのパラメータを持つjava.awtのメソッド

修飾子と型	メソッド	説明
PaintContext	Color.createContext(ColorModel cm, Rectangle r, Rectangle2D r2d, AffineTransform xform, RenderingHints hints)	塗りつぶした色のフィールド・パターンを生成するために使用されるPaintContextを作成して返します。
PaintContext	GradientPaint.createContext(ColorModel cm, Rectangle deviceBounds, Rectangle2D userBounds, AffineTransform xform, RenderingHints hints)	カラーの線形グラデーション・パターンを生成するために使用されるPaintContextを作成して返します。
PaintContext	LinearGradientPaint.createContext(ColorModel cm, Rectangle deviceBounds, Rectangle2D userBounds, AffineTransform transform, RenderingHints hints)	カラーの線形グラデーション・パターンを生成するために使用されるPaintContextを作成して返します。
PaintContext	Paint.createContext(ColorModel cm, Rectangle deviceBounds, Rectangle2D userBounds, AffineTransform xform, RenderingHints hints)	カラー・パターンを生成するために使用されるPaintContextを作成して返します。
PaintContext	RadialGradientPaint.createContext(ColorModel cm, Rectangle deviceBounds, Rectangle2D userBounds, AffineTransform transform, RenderingHints hints)	色の円放射状グラデーション・パターンを生成するために使用されるPaintContextを作成して返します。
PaintContext	TexturePaint.createContext(ColorModel cm, Rectangle deviceBounds, Rectangle2D userBounds, AffineTransform xform, RenderingHints hints)	タイリングされたイメージ・パターンを生成するために使用されるPaintContextを作成して返します。
Font	Font.deriveFont(int style, AffineTransform trans)	このFontオブジェクトを複製し、新しいスタイルと変形を適用することによって、新しいFontオブジェクトを作成します。
Font	Font.deriveFont(AffineTransform trans)	現在のFontオブジェクトを複製し、それに新しい変形を適用することによって、新しいFontオブジェクトを作成します。
abstract boolean	Graphics2D.drawImage(Image img, AffineTransform xform, ImageObserver obs)	イメージ空間からユーザー空間への変換を適用してから、イメージをレンダリングします。
abstract void	Graphics2D.drawRenderableImage(RenderableImage img, AffineTransform xform)	レンダリングの前にイメージ空間からユーザー空間への変換を適用して、RenderableImageを描画します。
abstract void	Graphics2D.drawRenderedImage(RenderedImage img, AffineTransform xform)	レンダリングの前にイメージ空間からユーザー空間への変換を適用して、RenderedImageをレンダリングします。
PathIterator	Polygon.getPathIterator(AffineTransform at)	このPolygonの境界に沿って反復し、このPolygonの輪郭の幾何学的図形へのアクセスを提供するイテレータ・オブジェクトを返します。
PathIterator	Polygon.getPathIterator(AffineTransform at, double flatness)	Shapeの境界に沿って反復し、Shapeの輪郭の幾何学的図形へのアクセスを提供するイテレータ・オブジェクトを返します。
PathIterator	Shape.getPathIterator(AffineTransform at)	Shapeの境界に沿って反復し、Shapeの輪郭の幾何学的図形へのアクセスを提供するイテレータ・オブジェクトを返します。
PathIterator	Shape.getPathIterator(AffineTransform at, double flatness)	Shapeの境界に沿って反復し、Shapeの輪郭の幾何学的図形の平坦化されたビューへのアクセスを提供するイテレータ・オブジェクトを返します。
abstract void	Graphics2D.setTransform(AffineTransform Tx)	Graphics2Dコンテキスト内のTransformを上書きします。
abstract void	Graphics2D.transform(AffineTransform Tx)	後指定優先適用の規則に従って、このGraphics2D内のTransformを使用してAffineTransformオブジェクトを構成します。

型AffineTransformのパラメータを持つjava.awtのコンストラクタ

コンストラクタ	説明
LinearGradientPaint(Point2D start, Point2D end, float[] fractions, Color[] colors, MultipleGradientPaint.CycleMethod cycleMethod, MultipleGradientPaint.ColorSpaceType colorSpace, AffineTransform gradientTransform)	LinearGradientPaintを構築します。
RadialGradientPaint(Point2D center, float radius, Point2D focus, float[] fractions, Color[] colors, MultipleGradientPaint.CycleMethod cycleMethod, MultipleGradientPaint.ColorSpaceType colorSpace, AffineTransform gradientTransform)	RadialGradientPaintを構築します。

java.awt.fontでのAffineTransformの使用

AffineTransformを返すjava.awt.fontのメソッド

修飾子と型	メソッド	説明
abstract AffineTransform	GlyphVector.getGlyphTransform(int glyphIndex)	このGlyphVector内に指定されたグリフの変換を返します。
AffineTransform	FontRenderContext.getTransform()	このFontRenderContextで印刷上のポイントをピクセルにスケーリングするために使われる変換を返します。
AffineTransform	TransformAttribute.getTransform()	ラップされた変換のコピーを返します。

型AffineTransformのパラメータを持つjava.awt.fontのメソッド

修飾子と型	メソッド	説明
Shape	GraphicAttribute.getOutline(AffineTransform tx)	このGraphicAttributeによってレンダリングされる領域を表すShapeを返します。
Shape	ShapeGraphicAttribute.getOutline(AffineTransform tx)	このShapeGraphicAttributeによってレンダリングされる領域を表すShapeを返します。
Shape	TextLayout.getOutline(AffineTransform tx)	このTextLayoutの輪郭を表すShapeを返します。
abstract void	GlyphVector.setGlyphTransform(int glyphIndex, AffineTransform newTX)	このGlyphVector内の指定されたグリフの変換を設定します。

型AffineTransformのパラメータを持つjava.awt.fontのコンストラクタ

コンストラクタ	説明
FontRenderContext(AffineTransform tx, boolean isAntiAliased, boolean usesFractionalMetrics)	オプションのAffineTransform、および新しく構築されるオブジェクトのアンチエイリアスと部分メトリックスの有無を判定する2つのboolean値からFontRenderContextオブジェクトを構築します。
FontRenderContext(AffineTransform tx, Object aaHint, Object fmHint)	オプションのAffineTransform、および新しく構築されるオブジェクトのアンチエイリアスと部分メトリックスの有無を判定する2つのObject値からFontRenderContextオブジェクトを構築します。
TransformAttribute(AffineTransform transform)	指定された変換をラップします。

java.awt.geomでのAffineTransformの使用

AffineTransformを返すjava.awt.geomのメソッド

修飾子と型	メソッド	説明
AffineTransform	AffineTransform.createInverse()	逆変換を表現するAffineTransformオブジェクトを返します。
static AffineTransform	AffineTransform.getQuadrantRotateInstance(int numquadrants)	指定された数の四分円だけ座標を回転させる変換を返します。
static AffineTransform	AffineTransform.getQuadrantRotateInstance(int numquadrants, double anchorx, double anchory)	指定されたアンカー・ポイントを中心にして、指定された数の四分円だけ座標を回転させる変換を返します。
static AffineTransform	AffineTransform.getRotateInstance(double theta)	回転変換を表現する変換を返します。
static AffineTransform	AffineTransform.getRotateInstance(double vecx, double vecy)	回転ベクトルに従って座標を回転させる変換を返します。
static AffineTransform	AffineTransform.getRotateInstance(double theta, double anchorx, double anchory)	アンカー・ポイントを中心にして座標を回転させる変換を返します。
static AffineTransform	AffineTransform.getRotateInstance(double vecx, double vecy, double anchorx, double anchory)	回転ベクトルに従って、アンカー・ポイントを中心にして座標を回転させる変換を返します。
static AffineTransform	AffineTransform.getScaleInstance(double sx, double sy)	スケーリング変換を表現する変換を返します。
static AffineTransform	AffineTransform.getShearInstance(double shx, double shy)	シャーリング変換を表現する変換を返します。
static AffineTransform	AffineTransform.getTranslateInstance(double tx, double ty)	平行移動変換を表現する変換を返します。

型AffineTransformのパラメータを持つjava.awt.geomのメソッド

修飾子と型	メソッド	説明
void	AffineTransform.concatenate(AffineTransform Tx)	AffineTransform TxをこのAffineTransform Cxに連結し、Txによって元のユーザー空間にマッピングされた新しいユーザー空間を提供する最も一般的な方法で使用します。
Area	Area.createTransformedArea(AffineTransform t)	指定されたAffineTransformによって変換されたこのAreaと同じ幾何学的図形を含む、新しいAreaオブジェクトを作成します。
Shape	Path2D.createTransformedShape(AffineTransform at)	このPath2Dの変換されたあとのバージョンを表す、新しいShapeを返します。
PathIterator	Arc2D.getPathIterator(AffineTransform at)	孤の境界を定義する繰返しオブジェクトを返します。
PathIterator	Area.getPathIterator(AffineTransform at)	このAreaオブジェクトの輪郭のPathIteratorを作成します。
PathIterator	Area.getPathIterator(AffineTransform at, double flatness)	このAreaオブジェクトの平坦化した輪郭のPathIteratorを作成します。
PathIterator	CubicCurve2D.getPathIterator(AffineTransform at)	形状の境界を定義する繰返しオブジェクトを返します。
PathIterator	CubicCurve2D.getPathIterator(AffineTransform at, double flatness)	平坦化された形状の境界を定義する繰返しオブジェクトを返します。
PathIterator	Ellipse2D.getPathIterator(AffineTransform at)	このEllipse2Dの境界を定義する反復オブジェクトを返します。
PathIterator	Line2D.getPathIterator(AffineTransform at)	このLine2Dの境界を定義する反復オブジェクトを返します。
PathIterator	Line2D.getPathIterator(AffineTransform at, double flatness)	この平坦化されたLine2Dの境界を定義する反復オブジェクトを返します。
PathIterator	Path2D.Double.getPathIterator(AffineTransform at)	Shapeの境界に沿って反復し、Shapeの輪郭の幾何学的図形へのアクセスを提供するイテレータ・オブジェクトを返します。
PathIterator	Path2D.Float.getPathIterator(AffineTransform at)	Shapeの境界に沿って反復し、Shapeの輪郭の幾何学的図形へのアクセスを提供するイテレータ・オブジェクトを返します。
PathIterator	Path2D.getPathIterator(AffineTransform at, double flatness)	Shapeの境界に沿って反復し、Shapeの輪郭の幾何学的図形の平坦化されたビューへのアクセスを提供するイテレータ・オブジェクトを返します。
PathIterator	QuadCurve2D.getPathIterator(AffineTransform at)	このQuadCurve2Dの形状の境界を定義する反復オブジェクトを返します。
PathIterator	QuadCurve2D.getPathIterator(AffineTransform at, double flatness)	このQuadCurve2Dの平坦化された形状の境界を定義する反復オブジェクトを返します。
PathIterator	Rectangle2D.getPathIterator(AffineTransform at)	このRectangle2Dの境界を定義する反復オブジェクトを返します。
PathIterator	Rectangle2D.getPathIterator(AffineTransform at, double flatness)	平坦化されたRectangle2Dの境界を定義する反復オブジェクトを返します。
PathIterator	RectangularShape.getPathIterator(AffineTransform at, double flatness)	Shapeオブジェクトの境界に沿って反復処理するイテレータ・オブジェクトを返し、Shapeオブジェクトの幾何学的図形の輪郭の平坦化されたビューへのアクセスを提供します。
PathIterator	RoundRectangle2D.getPathIterator(AffineTransform at)	このRoundRectangle2Dの境界を定義する反復オブジェクトを返します。
void	AffineTransform.preConcatenate(AffineTransform Tx)	Txが既存のユーザー空間に対してではなく絶対ピクセル空間に対して座標変換を変更するような、あまり一般的でない方法でこのAffineTransform CxにAffineTransform Txを連結します。
void	AffineTransform.setTransform(AffineTransform Tx)	この変換を、指定されたAffineTransformオブジェクト内の変換のコピーに設定します。
void	Area.transform(AffineTransform t)	指定されたAffineTransformを使用して、このAreaの幾何学的図形を変換します。
void	Path2D.Double.transform(AffineTransform at)	指定されたAffineTransformを使用して、このパスの幾何学的図形を変換します。
void	Path2D.Float.transform(AffineTransform at)	指定されたAffineTransformを使用して、このパスの幾何学的図形を変換します。
abstract void	Path2D.transform(AffineTransform at)	指定されたAffineTransformを使用して、このパスの幾何学的図形を変換します。

型AffineTransformのパラメータを持つjava.awt.geomのコンストラクタ

コンストラクタ	説明
AffineTransform(AffineTransform Tx)	指定されたAffineTransformオブジェクトのコピーである、新しいAffineTransformを構築します。
Double(Shape s, AffineTransform at)	AffineTransformオブジェクトによって変換される、任意のShapeオブジェクトから新しい倍精度Path2Dオブジェクトを構築します。
Float(Shape s, AffineTransform at)	AffineTransformオブジェクトによって変換される、任意のShapeオブジェクトから新しい単精度Path2Dオブジェクトを構築します。

java.awt.imageでのAffineTransformの使用

AffineTransformを返すjava.awt.imageのメソッド

修飾子と型	メソッド	説明
AffineTransform	AffineTransformOp.getTransform()	この変換オペレーションに使用されるアフィン変換を返します。

型AffineTransformのパラメータを持つjava.awt.imageのコンストラクタ

コンストラクタ	説明
AffineTransformOp(AffineTransform xform, int interpolationType)	アフィン変換および補間型を指定してAffineTransformOpを構築します。
AffineTransformOp(AffineTransform xform, RenderingHints hints)	アフィン変換を指定してAffineTransformOpを構築します。

java.awt.image.renderableでのAffineTransformの使用

AffineTransformを返すjava.awt.image.renderableのメソッド

修飾子と型	メソッド	説明
AffineTransform	RenderContext.getTransform()	現在のユーザー対デバイスのAffineTransformを返します。

型AffineTransformのパラメータを持つjava.awt.image.renderableのメソッド

修飾子と型	メソッド	説明
void	RenderContext.concatenateTransform(AffineTransform modTransform)	別の変換を追加することによって現在のユーザー対デバイスの変換を変更します。
void	RenderContext.concetenateTransform(AffineTransform modTransform)	非推奨。 concatenateTransform(AffineTransform)に置き換えられています。
void	RenderContext.preConcatenateTransform(AffineTransform modTransform)	別の変換を前に付けることによって現在のユーザー対デバイスの変換を変更します。
void	RenderContext.preConcetenateTransform(AffineTransform modTransform)	非推奨。 preConcatenateTransform(AffineTransform)に置き換えられています。
void	RenderContext.setTransform(AffineTransform newTransform)	指定された変換に、RenderContextに格納されている現在のユーザー対デバイスのAffineTransformを設定します。

型AffineTransformのパラメータを持つjava.awt.image.renderableのコンストラクタ

コンストラクタ	説明
RenderContext(AffineTransform usr2dev)	指定された変換を使ってRenderContextを構築します。
RenderContext(AffineTransform usr2dev, RenderingHints hints)	指定された変換およびレンダリング・ヒントを使ってRenderContextを構築します。
RenderContext(AffineTransform usr2dev, Shape aoi)	指定された変換および処理対象範囲を使ってRenderContextを構築します。
RenderContext(AffineTransform usr2dev, Shape aoi, RenderingHints hints)	指定された変換を使ってRenderContextを構築します。