モジュール java.naming
パッケージ javax.naming.ldap

インタフェースExtendedResponse

すべてのスーパー・インタフェース:
Serializable
既知のすべてのサブインタフェース:
UnsolicitedNotification
既知のすべての実装クラス:
StartTlsResponse

public interface ExtendedResponse
extends Serializable
このインタフェースは、RFC 2251で定義されたLDAP拡張操作の応答を表します。
     ExtendedResponse ::= [APPLICATION 24] SEQUENCE {
          COMPONENTS OF LDAPResult,
          responseName     [10] LDAPOID OPTIONAL,
          response         [11] OCTET STRING OPTIONAL }
 
この応答は、任意のオブジェクト拡張子と任意のASN.1 BERでエンコードされた値で構成されます。

このクラスのメソッドは、拡張操作の応答に関する低レベル情報を取得するアプリケーションによって使用可能です。 ただし、一般にこのアプリケーションは、このインタフェースを実装しているクラス固有のメソッドを使用します。 このようなクラスは応答の際に、BERバッファをデコードしていなければならず、型保証でユーザーが使いやすい方法でユーザーが応答データにアクセスできるメソッドを提供する必要があります。

「時間取得」の拡張操作をサポートしたLDAPサーバーを例にとります。 それは、GetTimeRequestおよびGetTimeResponseのクラスを指定します。 GetTimeResponseは次のようになります。

 public class GetTimeResponse implements ExtendedResponse {
     public java.util.Date getDate() {...};
     public long getTime() {...};
     ....
 }
プログラムはこれらのクラスを次のように使用します。
 GetTimeResponse resp =
     (GetTimeResponse) ectx.extendedOperation(new GetTimeRequest());
 java.util.Date now = resp.getDate();

導入されたバージョン:
1.3
関連項目:
ExtendedRequest
  • メソッドのサマリー

    修飾子と型 メソッド 説明
    byte[] getEncodedValue()
    LDAP拡張操作の応答のASN.1 BERでエンコードされた値を取得します。
    String getID()
    応答のオブジェクト拡張子を取得します。
  • メソッドの詳細

    • getID

      String getID()
      応答のオブジェクト拡張子を取得します。 LDAPプロトコルでは、応答オブジェクト識別子をオプションに指定します。 サーバーがこの識別子を送らないと、応答にはIDが含まれません。つまり、nullになります。
      戻り値:
      LDAPのExtendedResponse.responseNameコンポーネントを表す、オブジェクトの識別子の文字列。nullの場合もある。
    • getEncodedValue

      byte[] getEncodedValue()
      LDAP拡張操作の応答のASN.1 BERでエンコードされた値を取得します。 LDAPサーバーから返された応答にこの値が存在しない場合、nullを返します。 この結果は、応答値のタグおよび長さを含むそのまま(raw)のBERバイトで表示されます。 ただし、応答OIDは含まない。
      戻り値:
      LDAPのExtendedResponse.responseコンポーネントのASN.1 BERでエンコードされた内容を示すnullの可能性があるバイト配列。