モジュール java.xml
パッケージ org.w3c.dom.ls

インタフェースLSOutput


public interface LSOutput
このインタフェースはデータの出力先を表します。

このインタフェースを使用すると、アプリケーションで、出力先に関する情報を単一のオブジェクトにカプセル化できます。このオブジェクトには、URI、バイト・ストリーム(エンコーディングが指定されている場合もある)、ベースURI、あるいは文字ストリームなどが含まれます。

バイト・ストリームと文字ストリームの正確な定義は、バインディングによって異なります。

アプリケーションは、前述のようなオブジェクトが必要なときはいつでも、このインタフェースを実装するオブジェクトを持つことが求められます。 アプリケーションでは、このインタフェースを実装する独自のオブジェクトを提供したり、ジェネリックなファクトリ・メソッドのDOMImplementationLS.createLSOutput()を使用してこのインタフェースを実装するオブジェクトを作成したりできます。

LSSerializerは、LSOutputオブジェクトを使用して、出力を直列化する場所を決定します。 LSSerializerは、LSOutputで指定された異なる出力を次の順序で検索して、出力先を認識します。nullではなく、空の文字列でもない最初の出力が使用されます。

  1. LSOutput.characterStream
  2. LSOutput.byteStream
  3. LSOutput.systemId

アプリケーションに所属するLSOutputオブジェクト。 DOM実装では、それらを変更することはありません(必要に応じて、コピーを作成して変更することは可能)。

Document Object Model (DOM) Level 3 Load and Save Specification」も参照してください。

導入されたバージョン:
1.5
  • メソッドのサマリー

    修飾子と型 メソッド 説明
    OutputStream getByteStream()
    言語の属性と、書込み可能なバイトのストリームを表すバインディング依存の型です。
    Writer getCharacterStream()
    言語の属性と、16ビット単位を出力できる書込み可能なストリームを表すバインディング依存の型です。
    String getEncoding()
    出力に使用される文字エンコーディング。
    String getSystemId()
    この出力先のシステム識別子、URI参照「IETF RFC 2396」です。
    void setByteStream​(OutputStream byteStream)
    言語の属性と、書込み可能なバイトのストリームを表すバインディング依存の型です。
    void setCharacterStream​(Writer characterStream)
    言語の属性と、16ビット単位を出力できる書込み可能なストリームを表すバインディング依存の型です。
    void setEncoding​(String encoding)
    出力に使用される文字エンコーディング。
    void setSystemId​(String systemId)
    この出力先のシステム識別子、URI参照「IETF RFC 2396」です。
  • メソッドの詳細

    • getCharacterStream

      Writer getCharacterStream()
      言語の属性と、16ビット単位を出力できる書込み可能なストリームを表すバインディング依存の型です。
    • setCharacterStream

      void setCharacterStream​(Writer characterStream)
      言語の属性と、16ビット単位を出力できる書込み可能なストリームを表すバインディング依存の型です。
    • getByteStream

      OutputStream getByteStream()
      言語の属性と、書込み可能なバイトのストリームを表すバインディング依存の型です。
    • setByteStream

      void setByteStream​(OutputStream byteStream)
      言語の属性と、書込み可能なバイトのストリームを表すバインディング依存の型です。
    • getSystemId

      String getSystemId()
      この出力先のシステム識別子、URI参照「IETF RFC 2396」です。
      システムIDが相対URI参照である場合(「IETF RFC 2396」のセクション5を参照)、動作は実装依存です。
    • setSystemId

      void setSystemId​(String systemId)
      この出力先のシステム識別子、URI参照「IETF RFC 2396」です。
      システムIDが相対URI参照である場合(「IETF RFC 2396」のセクション5を参照)、動作は実装依存です。
    • getEncoding

      String getEncoding()
      出力に使用される文字エンコーディング。 エンコーディングは、XMLエンコーディング宣言(「XML 1.0」セクション4.3.3「エンティティの文字エンコーディング」を参照)で受入れ可能な文字列にする必要があります。Internet Assigned Numbers Authority「IANA-CHARSETS」に文字セットとして登録されている文字エンコーディングは、その登録名を使用して参照することをお薦めします。
    • setEncoding

      void setEncoding​(String encoding)
      出力に使用される文字エンコーディング。 エンコーディングは、XMLエンコーディング宣言(「XML 1.0」セクション4.3.3「エンティティの文字エンコーディング」を参照)で受入れ可能な文字列にする必要があります。Internet Assigned Numbers Authority「IANA-CHARSETS」に文字セットとして登録されている文字エンコーディングは、その登録名を使用して参照することをお薦めします。