名前
jaccesswalker - 特定のJava Virtual Machineのコンポーネント・ツリーをナビゲートし、階層をツリー・ビューで表示
説明
ツリーのノードを選択し、「Panels」メニューから「Accessibility API Panel」を選択します。 jaccesswalker
ツールは、オブジェクトに関するアクセシビリティ情報をウィンドウに表示します。
jaccesswalkerツールの実行
jaccesswalker
を使用するには、Javaアプリケーションの起動後にjaccesswalker
ツールを起動します。 たとえば、jaccesswalker
を起動するには、次のコマンドを入力します。
ノート:
JAVA_HOME
は環境変数であり、JDKやJREのパス(c:\Program Files\Java\jdk-10
など)に設定する必要があります。
%JAVA_HOME%\bin\jaccesswalker.exe
このとき、Javaアプリケーション・ウィンドウとjaccesswalker
ツール用ウィンドウの2つのウィンドウが開きます。 jaccesswalker
を使用して実行できるタスクは2つあります。 JavaアプリケーションのGUI階層のツリー・ビューを構築することと、GUI階層内の特定の要素のJava Accessibility API情報を問い合せることが可能です。
GUI階層の構築
「File」メニューから、「Refresh Tree」メニューを選択します。 jaccesswalker
ツールにより、Javaアプリケーションに属する最上位ウィンドウのリストが作成されます。 次に、これらのウィンドウ内の要素の再帰的な問合せが行われ、システムで実行されているすべてのJVMのあらゆるJavaアプリケーション内の全GUIコンポーネントのツリーが構築されます。
GUIコンポーネントの検査
GUIツリーを構築した後、個別のGUIコンポーネントをツリーで選択し、「パネル」、「アクセシビリティ情報を表示」の順に選択することで、そのコンポーネントに関する詳細なアクセシビリティ情報を表示できます。