モジュール java.base
パッケージ java.nio.file.attribute

インタフェースBasicFileAttributes

既知のすべてのサブインタフェース:
DosFileAttributes, PosixFileAttributes

public interface BasicFileAttributes
ファイル・システム内のファイルに関連付けられた基本属性です。

基本ファイル属性は、多くのファイル・システムに共通する属性であり、このインタフェースで定義されている必須およびオプションのファイル属性で構成されます。

使用例:

    Path file = ...
    BasicFileAttributes attrs = Files.readAttributes(file, BasicFileAttributes.class);
 

導入されたバージョン:
1.7
関連項目:
BasicFileAttributeView
  • メソッドのサマリー

    修飾子と型
    メソッド
    説明
    作成時間を返します。
    指定されたファイルを一意に識別するオブジェクトを返します。ファイル・キーがない場合は nullを返します。
    boolean
    ファイルがディレクトリかどうかを判断します。
    boolean
    ファイルが通常のファイル、ディレクトリ、またはシンボリック・リンク以外のものであるかどうかを判断します。
    boolean
    ファイルが不明瞭な内容の通常ファイルかどうかを判断します。
    boolean
    ファイルがシンボリック・リンクかどうかを判断します。
    最終アクセス時間を返します。
    最終変更時間を返します。
    long
    ファイルのサイズをバイトで返します。
  • メソッドの詳細

    • lastModifiedTime

      FileTime lastModifiedTime()
      最終変更時間を返します。

      最終変更時間を示すタイムスタンプがファイル・システム実装でサポートされていない場合、このメソッドは実装固有のデフォルト値(通常は元期(1970-01-01T00:00:00Z)を表すFileTime)を返します。

      戻り値:
      ファイルが最後の変更された時間を表すFileTime
    • lastAccessTime

      FileTime lastAccessTime()
      最終アクセス時間を返します。

      最終アクセス時間を示すタイムスタンプがファイル・システム実装でサポートされていない場合、このメソッドは実装固有のデフォルト値(通常は最終変更時間、または元期(1970-01-01T00:00:00Z)を表すFileTime)を返します。

      戻り値:
      最終アクセス時間を表すFileTime
    • creationTime

      FileTime creationTime()
      作成時間を返します。 作成時間は、ファイルが作成された時間です。

      ファイルが作成された時間を示すタイムスタンプがファイル・システム実装でサポートされていない場合、このメソッドは実装固有のデフォルト値(通常は最終変更時間、または元期(1970-01-01T00:00:00Z)を表すFileTime)を返します。

      戻り値:
      ファイルが作成された時間を表すFileTime
    • isRegularFile

      boolean isRegularFile()
      ファイルが不明瞭な内容の通常ファイルかどうかを判断します。
      戻り値:
      ファイルが不明瞭な内容の通常ファイルである場合はtrue
    • isDirectory

      boolean isDirectory()
      ファイルがディレクトリかどうかを判断します。
      戻り値:
      ファイルがディレクトリである場合はtrue
    • isSymbolicLink

      boolean isSymbolicLink()
      ファイルがシンボリック・リンクかどうかを判断します。
      戻り値:
      ファイルがシンボリック・リンクである場合はtrue
    • isOther

      boolean isOther()
      ファイルが通常のファイル、ディレクトリ、またはシンボリック・リンク以外のものであるかどうかを判断します。
      戻り値:
      ファイルが通常のファイル、ディレクトリまたはシンボリック・リンク以外のものである場合はtrue
    • size

      long size()
      ファイルのサイズをバイトで返します。 圧縮、スパース・ファイルのサポート、またはその他の理由により、サイズがファイル・システム上の実際のサイズと異なる場合があります。 通常ファイルでないファイルのサイズは実装固有であるため未指定です。
      戻り値:
      ファイル・サイズ(バイト)
    • fileKey

      Object fileKey()
      指定されたファイルを一意に識別するオブジェクトを返します。ファイル・キーがない場合は nullを返します。 一部のプラットフォームまたはファイル・システムでは、ファイルを一意に識別するために識別子または識別子の組み合わせを使用できます。 このような識別子は、シンボリック・リンクをサポートしているファイル・システムや、1つのファイルを複数のディレクトリのエントリにできるファイル・システムでの、ファイル・ツリー・トラバーサルなどの操作に重要です。 たとえば、UNIXファイル・システムでは、デバイスIDinodeがそのような目的でよく使われています。

      このメソッドによって返されるファイル・キーは、ファイル・システムとファイルがstaticのままである場合にのみ一意であることが保証されています。 ファイルを削除したあとでファイル・システムが識別子を再利用するかどうかは、実装に依存するため、特定できません。

      このメソッドによって返されるファイル・キーは、等しいかどうかを比較できるため、コレクションでの使用に適しています。 ファイル・システムとファイルがstaticのままであり、2つのファイルがnull以外のファイル・キーを持つ同じファイルである場合、それらのファイル・キーは等しくなります。

      戻り値:
      指定されたファイルを一意に識別するオブジェクト、またはnull
      関連項目:
      Files.walkFileTree(java.nio.file.Path, java.util.Set<java.nio.file.FileVisitOption>, int, java.nio.file.FileVisitor<? super java.nio.file.Path>)