モジュール java.scripting
パッケージ javax.script

クラスSimpleScriptContext

java.lang.Object
javax.script.SimpleScriptContext
すべての実装されたインタフェース:
ScriptContext
public class SimpleScriptContext extends Object implements ScriptContext
ScriptContextの単純な実装です。
導入されたバージョン:
1.6

  • フィールドのサマリー

    フィールド
    修飾子と型
    フィールド
    説明
    protected Bindings
    engineScope
    これは、エンジン・スコープ・バインディングです。
    protected Writer
    errorWriter
    これは、スクリプトからの出力エラーに使用されるライターです。
    protected Bindings
    globalScope
    これは、グローバル・スコープのバインディングです。
    protected Reader
    reader
    これは、スクリプトからの入力に使用されるリーダーです。
    protected Writer
    writer
    これは、スクリプトからの出力に使用されるライターです。

    インタフェース javax.script.ScriptContextで宣言されたフィールド

    ENGINE_SCOPE, GLOBAL_SCOPE

  • コンストラクタのサマリー

    コンストラクタ
    コンストラクタ
    説明
    SimpleScriptContext()
    SimpleScriptContextを作成します。

  • メソッドのサマリー

    修飾子と型
    メソッド
    説明
    Object
    getAttribute​(String name)
    スコープ内で、指定された名前を持つ属性の値を検索し、最初に見つかったものを取得します。
    Object
    getAttribute​(String name, int scope)
    指定されたスコープ内の属性の値を取得します。
    int
    getAttributesScope​(String name)
    属性が定義されている最小のスコープを取得します。
    Bindings
    getBindings​(int scope)
    指定されたスコープがENGINE_SCOPEの場合、engineScopeフィールドの値を返します。
    Writer
    getErrorWriter()
    エラー出力を表示するときに使用するWriterを返します。
    Reader
    getReader()
    入力を読み込むためにスクリプトが使用するReaderを返します。
    List<Integer>
    getScopes()
    ScriptContext内のスコープに対する、すべての有効値の不変のListを返します。
    Writer
    getWriter()
    出力を表示するときに使用するスクリプトのWriterを返します。
    Object
    removeAttribute​(String name, int scope)
    指定されたスコープ内の属性を削除します。
    void
    setAttribute​(String name, Object value, int scope)
    指定されたスコープ内の属性の値を設定します。
    void
    setBindings​(Bindings bindings, int scope)
    指定されたスコープの属性のBindingsを設定します。
    void
    setErrorWriter​(Writer writer)
    エラー出力を表示するときに使用するWriterを設定します。
    void
    setReader​(Reader reader)
    入力を読み込むためのスクリプトのReaderを設定します。
    void
    setWriter​(Writer writer)
    出力を表示するときに使用するスクリプトのWriterを設定します。

    クラス java.lang.Objectで宣言されたメソッド

    clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

  • フィールド詳細

    • writer

      protected Writer writer
      これは、スクリプトからの出力に使用されるライターです。 デフォルトでは、System.outに基づいたPrintWriterが使用されます。 このフィールドの管理には、アクセス用メソッドgetWriterおよびsetWriterが使用されます。
      関連項目:
      System.out、PrintWriter

    • errorWriter

      protected Writer errorWriter
      これは、スクリプトからの出力エラーに使用されるライターです。 デフォルトでは、System.errに基づいたPrintWriterが使用されます。 このフィールドの管理には、アクセス用メソッドgetErrorWriterおよびsetErrorWriterが使用されます。
      関連項目:
      System.err、PrintWriter

    • reader

      protected Reader reader
      これは、スクリプトからの入力に使用されるリーダーです。 デフォルトでは、System.inに基づいたInputStreamReaderが使用され、このリーダーはデフォルトの文字セットを使用します。 このフィールドの管理には、アクセス用メソッドgetReaderおよびsetReaderが使用されます。
      関連項目:
      System.in、InputStreamReader

    • engineScope

      protected Bindings engineScope
      これは、エンジン・スコープ・バインディングです。 デフォルトでは、SimpleBindingsが使用されます。 このフィールドの管理には、アクセス用メソッドsetBindingsおよびgetBindingsが使用されます。
      関連項目:
      SimpleBindings

    • globalScope

      protected Bindings globalScope
      これは、グローバル・スコープのバインディングです。 デフォルトでは、null値(つまりグローバル・スコープなし)が使用されます。 このフィールドの管理には、アクセス用メソッドsetBindingsおよびgetBindingsが使用されます。

  • コンストラクタの詳細

    • SimpleScriptContext

      public SimpleScriptContext()
      SimpleScriptContextを作成します。

  • メソッドの詳細

    • setBindings

      public void setBindings​(Bindings bindings, int scope)
      指定されたスコープの属性のBindingsを設定します。 スコープの値がENGINE_SCOPEである場合、指定されたBindingsがengineScopeフィールドを置換します。 スコープの値がGLOBAL_SCOPEである場合、指定されたBindingsがglobalScopeフィールドを置換します。
      定義:
      setBindings、インタフェース: ScriptContext
      パラメータ:
      bindings - 設定する属性のBindings。
      scope - 属性が設定されるスコープの値。
      例外:
      IllegalArgumentException - スコープが無効な場合。
      NullPointerException - スコープの値がENGINE_SCOPEで、指定されたBindingsがnullの場合。

    • getAttribute

      public Object getAttribute​(String name)
      スコープ内で、指定された名前を持つ属性の値を検索し、最初に見つかったものを取得します。 検索の順序は、スコープ・パラメータの数値によって決まります(最小のスコープ値が先)。
      定義:
      getAttribute、インタフェース: ScriptContext
      パラメータ:
      name - 取得する属性の名前。
      戻り値:
      指定された名前を持つ属性が定義されている最小のスコープ内の属性値。 指定された名前を持つ属性がどのスコープにも存在しない場合はnull。
      例外:
      NullPointerException - 名前がnullの場合。
      IllegalArgumentException - 名前が空の場合。

    • getAttribute

      public Object getAttribute​(String name, int scope)
      指定されたスコープ内の属性の値を取得します。
      定義:
      getAttribute、インタフェース: ScriptContext
      パラメータ:
      name - 取得する属性の名前。
      scope - 属性を取得するスコープ。
      戻り値:
      属性の値。 指定されたスコープ内に名前が存在しない場合はnull。
      例外:
      IllegalArgumentException - nameが空の場合、またはスコープの値が無効の場合。
      NullPointerException - 名前がnullの場合。

    • removeAttribute

      public Object removeAttribute​(String name, int scope)
      指定されたスコープ内の属性を削除します。
      定義:
      removeAttribute、インタフェース: ScriptContext
      パラメータ:
      name - 削除する属性の名前
      scope - 属性を削除するスコープ
      戻り値:
      削除された値。
      例外:
      IllegalArgumentException - nameが空の場合、またはスコープが無効の場合。
      NullPointerException - 名前がnullの場合。

    • setAttribute

      public void setAttribute​(String name, Object value, int scope)
      指定されたスコープ内の属性の値を設定します。 スコープがGLOBAL_SCOPEで、GLOBAL_SCOPEにBindingsが設定されていない場合、setAttributeコールはノー・オペレーションです。
      定義:
      setAttribute、インタフェース: ScriptContext
      パラメータ:
      name - 設定する属性の名前
      value - 属性の値
      scope - 属性を設定するスコープ
      例外:
      IllegalArgumentException - nameが空の場合、またはスコープが無効の場合。
      NullPointerException - 名前がnullの場合。

    • getWriter

      public Writer getWriter()
      出力を表示するときに使用するスクリプトのWriterを返します。
      定義:
      getWriter、インタフェース: ScriptContext
      戻り値:
      Writer。

    • getReader

      public Reader getReader()
      入力を読み込むためにスクリプトが使用するReaderを返します。
      定義:
      getReader、インタフェース: ScriptContext
      戻り値:
      Reader。

    • setReader

      public void setReader​(Reader reader)
      入力を読み込むためのスクリプトのReaderを設定します。
      定義:
      setReader、インタフェース: ScriptContext
      パラメータ:
      reader - 新しいReader。

    • setWriter

      public void setWriter​(Writer writer)
      出力を表示するときに使用するスクリプトのWriterを設定します。
      定義:
      setWriter、インタフェース: ScriptContext
      パラメータ:
      writer - 新しいWriter。

    • getErrorWriter

      public Writer getErrorWriter()
      エラー出力を表示するときに使用するWriterを返します。
      定義:
      getErrorWriter、インタフェース: ScriptContext
      戻り値:
      Writer

    • setErrorWriter

      public void setErrorWriter​(Writer writer)
      エラー出力を表示するときに使用するWriterを設定します。
      定義:
      setErrorWriter、インタフェース: ScriptContext
      パラメータ:
      writer - Writer。

    • getAttributesScope

      public int getAttributesScope​(String name)
      属性が定義されている最小のスコープを取得します。
      定義:
      getAttributesScope、インタフェース: ScriptContext
      パラメータ:
      name - 属性の名前。
      戻り値:
      最小のスコープ。 指定された名前を持つ属性がどのスコープでも定義されていない場合は -1。
      例外:
      NullPointerException - nameがnullの場合。
      IllegalArgumentException - nameが空の場合。

    • getBindings

      public Bindings getBindings​(int scope)
      指定されたスコープがENGINE_SCOPEの場合、engineScopeフィールドの値を返します。 指定されたスコープがGLOBAL_SCOPEの場合、globalScopeフィールドの値を返します。
      定義:
      getBindings、インタフェース: ScriptContext
      パラメータ:
      scope - 指定されたスコープ
      戻り値:
      engineScopeまたはglobalScopeフィールドの値。
      例外:
      IllegalArgumentException - スコープの値が無効な場合。

    • getScopes

      public List<Integer> getScopes()
      ScriptContext内のスコープに対する、すべての有効値の不変のListを返します。
      定義:
      getScopes、インタフェース: ScriptContext
      戻り値:
      スコープ値のリスト