モジュール java.base
パッケージ java.security.cert

インタフェースCertPathChecker

既知のすべての実装クラス:
PKIXCertPathChecker, PKIXRevocationChecker

public interface CertPathChecker

CertPathの各Certificateに対して1つ以上のチェックを実行します。

CertPathChecker実装は、通常、証明書パス検査アルゴリズムを拡張するために作成されます。 たとえば、証明書パスの各証明書に専用のクリティカルな拡張機能をチェックし処理することができます。

導入されたバージョン:
1.8
  • メソッドのサマリー

    修飾子と型
    メソッド
    説明
    void
    内部状態を使用して、指定された証明書にチェックを実行します。
    void
    init(boolean forward)
    このCertPathCheckerの内部状態を初期化します。
    boolean
    順方向のチェックがサポートされているかどうかを示します。
  • メソッドの詳細

    • init

      void init(boolean forward) throws CertPathValidatorException
      このCertPathCheckerの内部状態を初期化します。

      forwardフラグでは、証明書がcheckメソッドに渡される順序(順方向か逆方向)を指定します。

      パラメータ:
      forward - 証明書がcheckメソッドに渡される順序。 trueの場合はターゲットからトラスト・アンカーの順(順方向)に証明書が渡され、falseの場合はトラスト・アンカーからターゲットの順(逆方向)に渡される。
      例外:
      CertPathValidatorException - このCertPathCheckerが指定された順序で証明書をチェックできない場合
    • isForwardCheckingSupported

      boolean isForwardCheckingSupported()
      順方向のチェックがサポートされているかどうかを示します。 順方向のチェックとは、証明書がcheckメソッドへ順方向に(ターゲットからトラスト・アンカーへ)渡されるときにチェックが可能なCertPathCheckerの機能のことです。
      戻り値:
      順方向のチェックがサポートされている場合はtrue、そうでない場合はfalse
    • check

      void check(Certificate cert) throws CertPathValidatorException
      内部状態を使用して、指定された証明書にチェックを実行します。 証明書は、initメソッドで指定された順序で示されます。
      パラメータ:
      cert - チェック対象のCertificate
      例外:
      CertPathValidatorException - 指定した証明書がチェックを通らない場合