java.lang.Object
javax.sound.sampled.Control
javax.sound.sampled.FloatControl
public abstract class FloatControl extends Control
FloatControl
オブジェクトは、ある範囲の浮動小数点型の値のコントロールを提供します。 浮動小数点型のコントロールは、スライダや回転ノブなど連続調整が可能なオブジェクトによって、グラフィカル・ユーザー・インタフェースで表示されることがあります。 ラインのオーディオに影響を与えるゲインやパンなどのFloatControl
実装コントロールの具象サブクラスは、アプリケーションが操作できる方法で信号を送ります。 FloatControl.Type
内部クラスは、一般的なタイプの浮動小数点コントロールを識別するために使用される型の静的インスタンスを提供します。
FloatControl
抽象クラスは、コントロールの現在の浮動小数点型の値を設定および取得するメソッドを提供します。 ほかのメソッドは可能範囲値およびコントロールの精度(戻り値間の最小増分)を取得します。 浮動小数点型のコントロールには、指定された期間で新しい値に移行できるタイプのものもあります。 FloatControl
には、コントロールの最小、最大および中間の各位置の文字列ラベルを返すメソッドも含まれます。
- 導入されたバージョン:
- 1.3
- 関連項目:
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ネストされたクラスのサマリー
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コンストラクタのサマリー
修飾子コンストラクタ説明protected
FloatControl
(FloatControl.Type type, float minimum, float maximum, float precision, int updatePeriod, float initialValue, String units) 指定されたパラメータで浮動小数点型のコントロール・オブジェクトを新しく構築します。protected
FloatControl
(FloatControl.Type type, float minimum, float maximum, float precision, int updatePeriod, float initialValue, String units, String minLabel, String midLabel, String maxLabel) 指定されたパラメータで浮動小数点型のコントロール・オブジェクトを新しく構築します。 -
メソッドのサマリー
修飾子と型メソッド説明float
許可されている最大値を取得します。"右"または"フル"などの最大値のラベルを取得します。"センター"または"デフォルト"のような中間点値のラベルを取得します。float
許可されている最小値を取得します。"左"や"オフ"などの最小値のラベルを取得します。float
コントロールの精度または粒度を、そのコントロールを測定する単位で取得します。getUnits()
「dB」や「秒当たりのフレーム数」など、コントロールの値を表す単位のラベルを取得します。int
シフト中にコントロールの値が変化可能な最小時間間隔を取得します。float
getValue()
このコントロールの現在の値を取得します。void
setValue
(float newValue) コントロールの現在の値を設定します。void
shift
(float from, float to, int microseconds) 初期値から最終値へ、指定された期間にわたってコントロールの値をマイクロ秒単位で直線的に変化させます。toString()
floatコントロールの文字列表現を返します。
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コンストラクタの詳細
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FloatControl
protected FloatControl(FloatControl.Type type, float minimum, float maximum, float precision, int updatePeriod, float initialValue, String units, String minLabel, String midLabel, String maxLabel) 指定されたパラメータで浮動小数点型のコントロール・オブジェクトを新しく構築します。- パラメータ:
type
- この浮動小数点型のコントロール・オブジェクトが表すコントロールの種類minimum
- コントロールに許可されている最小値maximum
- コントロールに許可されている最大値precision
- コントロールの精度または粒度。 これは有効な離散値間の増分の量です。updatePeriod
-shift
中にコントロールが1つの離散値から次の離散値に変わることができる、マイクロ秒単位の最小時間間隔initialValue
- コントロールを構築するときの開始の値units
- コントロールの値を表わす単位のラベルで、「dB」や「秒当たりのフレーム数」などminLabel
- 最小値のラベルで、「Left」や「Off」などmidLabel
- 中間点値のラベルで、「Center」や「Default」などmaxLabel
- 最大値のラベルで、「Right」や「Full」など- 例外:
IllegalArgumentException
-minimum
がmaximum
より大きい場合、またはinitialValue
が許容範囲に入らない場合
-
FloatControl
protected FloatControl(FloatControl.Type type, float minimum, float maximum, float precision, int updatePeriod, float initialValue, String units) 指定されたパラメータで浮動小数点型のコントロール・オブジェクトを新しく構築します。 最小、最大、および中間点の各値はゼロの長さの文字列に設定されます。- パラメータ:
type
- この浮動小数点型のコントロール・オブジェクトが表すコントロールの種類minimum
- コントロールに許可されている最小値maximum
- コントロールに許可されている最大値precision
- コントロールの精度または粒度。 これは有効な離散値間の増分の量です。updatePeriod
-shift
中にコントロールが1つの離散値から次の離散値に変わることができる、マイクロ秒単位の最小時間間隔initialValue
- コントロールを構築するときの開始の値units
- コントロールの値を表わす単位のラベルで、「dB」や「秒当たりのフレーム数」など- 例外:
IllegalArgumentException
-minimum
がmaximum
より大きい場合、またはinitialValue
が許容範囲に入らない場合
-
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メソッドの詳細
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setValue
public void setValue(float newValue) コントロールの現在の値を設定します。 デフォルト実装では、指定された値を単に設定するだけです。 示された値が最大値より大きい場合、または最小値より小さい場合、IllegalArgumentException
がスローされます。 コントロールによっては、値が設定されたときに影響を受けるためにラインを開く必要があります。- パラメータ:
newValue
- 必要な新規の値- 例外:
IllegalArgumentException
- 指示された値が許容範囲に入らない場合
-
getValue
public float getValue()このコントロールの現在の値を取得します。- 戻り値:
- 現行値
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getMaximum
public float getMaximum()許可されている最大値を取得します。- 戻り値:
- 最大許容値
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getMinimum
public float getMinimum()許可されている最小値を取得します。- 戻り値:
- 最小許容値
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getUnits
public String getUnits()「dB」や「秒当たりのフレーム数」など、コントロールの値を表す単位のラベルを取得します。- 戻り値:
- 単位ラベル、またはラベルがない場合はゼロの長さの文字列
-
getMinLabel
public String getMinLabel()"左"や"オフ"などの最小値のラベルを取得します。- 戻り値:
- 最小値ラベル、またはラベルが設定されていない場合は長さゼロの文字列
-
getMidLabel
public String getMidLabel()"センター"または"デフォルト"のような中間点値のラベルを取得します。- 戻り値:
- 中間点値ラベル、またはラベルが設定されていない場合は長さゼロの文字列
-
getMaxLabel
public String getMaxLabel()"右"または"フル"などの最大値のラベルを取得します。- 戻り値:
- 最大値ラベル、またはラベルが設定されていない場合は長さゼロの文字列
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getPrecision
public float getPrecision()コントロールの精度または粒度を、そのコントロールを測定する単位で取得します。 精度は、そのコントロールがサポートする浮動小数点型の値のセットにおける、離散的有効値間の増分の大きさです。- 戻り値:
- コントロールの精度
-
getUpdatePeriod
public int getUpdatePeriod()シフト中にコントロールの値が変化可能な最小時間間隔を取得します。 変更期間は、シフト中にコントロールが値を変更する回数の逆関数です。 実装が時間によるシフト値をサポートしない場合、実装はコントロールの値をただちに最終値に設定し、このメソッドからは -1が返されます。- 戻り値:
- マイクロ秒単位の変更期間、または時間によるシフトがサポートされない場合は -1
- 関連項目:
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shift
public void shift(float from, float to, int microseconds) 初期値から最終値へ、指定された期間にわたってコントロールの値をマイクロ秒単位で直線的に変化させます。 このメソッドはブロックされずに値を返します。シフトが完了するまで待ちません。 実装は指定された時間内に操作を完了する必要があります。 デフォルト実装は単に値を最終値へただちに変更します。- パラメータ:
from
- シフト開始時の初期値to
- シフト後の最終値microseconds
- マイクロ秒単位でのシフトの最大期間- 例外:
IllegalArgumentException
-from
またはto
の値が許容範囲に入らない場合- 関連項目:
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toString
public String toString()floatコントロールの文字列表現を返します。
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