はじめに
このドキュメントは、Java Platform, Standard Edition (Java SE)およびJava HotSpot VMで発生する可能性のある問題のトラブルシューティングに役立ちます。このドキュメントでは、問題を分析する際に役立つ可能性のある使用可能なツールおよびコマンド行オプションについて説明します。さらに、このドキュメントではコア・ライブラリとクライアントの問題をデバッグするための指針を示し、クラッシュ、ハングアップ、メモリー・リークなどのいくつかの一般的な問題についても説明します。最後に、このドキュメントではデータの収集とバグ・レポートの準備に関する方針を示します。
対象読者
このドキュメントの対象読者は、Java Development Kit (JDK)を使用する開発者です(JDKとはOracleによるJava Platform, Standard Edition (Java SE)の実装のこと)。このドキュメントに記載された情報のほとんどは、現在および以前のリリースに適用できます。
このドキュメントは、Javaクライアント・テクノロジを詳しく理解し、Java HotSpot VMのコンポーネントの概略を理解し、加えてガベージ・コレクション、スレッド、ネイティブ・ライブラリなどの概念についてもある程度理解している読者を対象としています。また、Javaアプリケーションが開発および実行されるオペレーティング・システムについて読者が適度に習熟していることも想定しています。
ドキュメントのアクセシビリティ
Oracleのアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)を参照してください。
Oracle Supportへのアクセス
サポートをご購入のOracleのお客様は、My Oracle Supportにアクセスして電子サポートを受けることができます。詳細情報は(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info) か、聴覚に障害のあるお客様は (http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs)を参照してください。
ダイバーシティ&インクルージョン
Oracleはダイバーシティ&インクルージョンに積極的に取り組んでいます。Oracleは、ソート・リーダーシップと革新性を高める社員の多様性を尊重し、その価値を重んじています。従業員、お客様、パートナー様にポジティブな影響をもたらすインクルーシブな文化を醸成する私たちのイニシアティブの一環として、製品やドキュメントからインセンシティブな用語を取り除くように努めています。また、Oracle製品および業界標準が進化する中、お客様の既存の技術との互換性を維持する必要性およびサービスの継続性確保の要求にも留意しています。このような技術的な制限により、当社のインセンシティブな用語を削除する取組みは継続中であり、時間と皆様のご協力が必要となります。