モジュール java.base
パッケージ java.lang.reflect

クラスReflectPermission

すべての実装されたインタフェース:
Serializable, Guard

public final class ReflectPermission extends BasicPermission
リフレクト処理のPermissionクラスです。

次の表に、アクセス権により許可される機能と、コードにそのアクセス権を与えた場合のリスクについて簡単に説明します。

表に、アクセス権ターゲット名、許可されるアクセス権、関連するリスクを示します。
アクセス権ターゲット名 アクセス権により許可される操作 このアクセス権を許可した場合のリスク
suppressAccessChecks クラス内のフィールドやメソッドに対する、Java言語の標準のアクセス・チェックを抑制する機能。publicメンバーへのアクセスを許可するだけでなく、デフォルト(package)アクセス、protectedおよびprivateメンバーへのアクセスも許可します。 通常はアクセスできない機密情報やメソッドが、悪意のあるコードによってアクセスされる恐れがある
newProxyInPackage.{package name} プロキシ・クラスが実装する非publicインタフェースの指定されたパッケージにプロキシ・インスタンスを作成する機能。 通常はアクセスできないパッケージ内のクラスに、コードからアクセスできるようになり、動的プロキシ・クラスはシステム保護ドメイン内にあります。 このため、悪意のあるコードが、このようなクラスを利用してシステムのセキュリティを脅かす可能性があります。

導入されたバージョン:
1.2
関連項目:
  • コンストラクタの詳細

    • ReflectPermission

      public ReflectPermission(String name)
      指定された名前を持つReflectPermissionを構築します。
      パラメータ:
      name - ReflectPermissionの名前
      例外:
      NullPointerException - namenullの場合。
      IllegalArgumentException - nameが空である場合。
    • ReflectPermission

      public ReflectPermission(String name, String actions)
      指定された名前と処理を持つReflectPermissionを構築します。 アクションはnullでなければならず、無視されます。
      パラメータ:
      name - ReflectPermissionの名前
      actions - nullでなければならない
      例外:
      NullPointerException - namenullの場合。
      IllegalArgumentException - nameが空である場合。