java.lang.Object
java.text.Format
java.text.NumberFormat
java.text.ChoiceFormat
- すべての実装されたインタフェース:
Serializable
,Cloneable
public class ChoiceFormat extends NumberFormat
ChoiceFormat
を使用すると、ある範囲の数値にフォーマットを追加することができます。 これは通常、複数を処理するときにMessageFormat
で使用されます。 この選択項目はdoubleの昇順リストで指定され、それぞれの項目は、次の項目までの一方が開いた間隔を指定します。
一致するものがない場合、数値(X)が小さすぎるのか大きすぎるのかによって、最初または最後のインデックスが使用されます。 リミット配列が昇順でない場合、フォーマットの結果は正しくならない。 ChoiceFormatはまた、X matches j if and only if limit[j] ≤ X < limit[j+1]
\u221E
をinfinity(INF)と同等なものとして受け付けます。
ノート: ChoiceFormat
は、他のFormat
クラスとは次の点で異なります。ChoiceFormat
オブジェクトは、getInstance
スタイル・ファクトリ・メソッドではなく、コンストラクタで作成します。 ChoiceFormat
では、指定されたロケールに対して複雑なセット・アップは必要ないので、ファクトリ・メソッドは不要です。 実際、ChoiceFormat
には、ロケール固有の動作は実装されません。
ChoiceFormat
を作成する場合には、フォーマットの配列とリミットの配列を指定する必要があります。 これらの配列の長さは同じである必要があります。 次に例を示します。
-
limits = {1,2,3,4,5,6,7}
formats = {"Sun","Mon","Tue","Wed","Thur","Fri","Sat"} -
limits ={0, 1, ChoiceFormat.nextDouble(1)}
formats ={"no files", "one file", "many files"}
(nextDouble
は、次に大きなdoubleを取得して、一方が開いた間隔を作るのに使用する)
次に、フォーマットと解析を行う簡単な例を示します。
次に、パターン・フォーマットを使うさらに複雑な例を示します。double[] limits = {1,2,3,4,5,6,7}; String[] dayOfWeekNames = {"Sun","Mon","Tue","Wed","Thur","Fri","Sat"}; ChoiceFormat form = new ChoiceFormat(limits, dayOfWeekNames); ParsePosition status = new ParsePosition(0); for (double i = 0.0; i <= 8.0; ++i) { status.setIndex(0); System.out.println(i + " -> " + form.format(i) + " -> " + form.parse(form.format(i),status)); }
double[] filelimits = {0,1,2}; String[] filepart = {"are no files","is one file","are {2} files"}; ChoiceFormat fileform = new ChoiceFormat(filelimits, filepart); Format[] testFormats = {fileform, null, NumberFormat.getInstance()}; MessageFormat pattform = new MessageFormat("There {0} on {1}"); pattform.setFormats(testFormats); Object[] testArgs = {null, "ADisk", null}; for (int i = 0; i < 4; ++i) { testArgs[0] = new Integer(i); testArgs[2] = testArgs[0]; System.out.println(pattform.format(testArgs)); }
ChoiceFormatオブジェクトのパターン指定は非常に簡単です。 次に例を示します。
出力結果は次のようになります。ChoiceFormat fmt = new ChoiceFormat( "-1#is negative| 0#is zero or fraction | 1#is one |1.0<is 1+ |2#is two |2<is more than 2."); System.out.println("Formatter Pattern : " + fmt.toPattern()); System.out.println("Format with -INF : " + fmt.format(Double.NEGATIVE_INFINITY)); System.out.println("Format with -1.0 : " + fmt.format(-1.0)); System.out.println("Format with 0 : " + fmt.format(0)); System.out.println("Format with 0.9 : " + fmt.format(0.9)); System.out.println("Format with 1.0 : " + fmt.format(1)); System.out.println("Format with 1.5 : " + fmt.format(1.5)); System.out.println("Format with 2 : " + fmt.format(2)); System.out.println("Format with 2.1 : " + fmt.format(2.1)); System.out.println("Format with NaN : " + fmt.format(Double.NaN)); System.out.println("Format with +INF : " + fmt.format(Double.POSITIVE_INFINITY));
Format with -INF : is negative Format with -1.0 : is negative Format with 0 : is zero or fraction Format with 0.9 : is zero or fraction Format with 1.0 : is one Format with 1.5 : is 1+ Format with 2 : is two Format with 2.1 : is more than 2. Format with NaN : is negative Format with +INF : is more than 2.
Synchronization
choiceフォーマットは同期化されません。 スレッドごとに別のフォーマット・インスタンスを作成することをお薦めします。 複数のスレッドがフォーマットに並行してアクセスする場合は、外部的に同期化する必要があります。
- 導入されたバージョン:
- 1.1
- 関連項目:
-
ネストされたクラスのサマリー
クラス java.text.NumberFormatで宣言されたネストされたクラス/インタフェース
NumberFormat.Field, NumberFormat.Style
-
フィールドのサマリー
クラス java.text.NumberFormatで宣言されたフィールド
FRACTION_FIELD, INTEGER_FIELD
-
コンストラクタのサマリー
コンストラクタ説明ChoiceFormat
(double[] limits, String[] formats) 指定されたリミットとそれに対応するフォーマットによりオブジェクトを構築します。ChoiceFormat
(String newPattern) 指定されたパターンに基づくリミットとそれに対応するフォーマットによりオブジェクトを構築します。 -
メソッドのサマリー
修飾子と型メソッド説明void
applyPattern
(String newPattern) パターンを設定します。clone()
Cloneableをオーバーライドします。boolean
2つの間の等価性比較format
(double number, StringBuffer toAppendTo, FieldPosition status) フォーマットされたdoubleでパターンを返します。format
(long number, StringBuffer toAppendTo, FieldPosition status) フォーマットの特殊化です。Object[]
コンストラクタの中で渡されるフォーマットを取得します。double[]
コンストラクタの中で渡されるリミットを取得します。int
hashCode()
メッセージ・フォーマット・オブジェクトのハッシュ・コードを生成します。static final double
nextDouble
(double d) d
より大きな最小のdoubleを見つけます。static double
nextDouble
(double d, boolean positive) d
(positive
がtrue
の場合)より大きな最小のdouble、またはd
(positive
がfalse
の場合)より小さな最大のdoubleを見つけます。parse
(String text, ParsePosition status) 入力テキストからNumberを解析します。static final double
previousDouble
(double d) d
より小さな最大のdoubleを見つけます。void
setChoices
(double[] limits, String[] formats) フォーマットの際に使用する選択項目を設定します。パターンを取得します。クラス java.text.NumberFormatで宣言されたメソッド
format, format, format, getAvailableLocales, getCompactNumberInstance, getCompactNumberInstance, getCurrency, getCurrencyInstance, getCurrencyInstance, getInstance, getInstance, getIntegerInstance, getIntegerInstance, getMaximumFractionDigits, getMaximumIntegerDigits, getMinimumFractionDigits, getMinimumIntegerDigits, getNumberInstance, getNumberInstance, getPercentInstance, getPercentInstance, getRoundingMode, isGroupingUsed, isParseIntegerOnly, parse, parseObject, setCurrency, setGroupingUsed, setMaximumFractionDigits, setMaximumIntegerDigits, setMinimumFractionDigits, setMinimumIntegerDigits, setParseIntegerOnly, setRoundingMode
クラス java.text.Formatで宣言されたメソッド
format, formatToCharacterIterator, parseObject
-
コンストラクタの詳細
-
ChoiceFormat
public ChoiceFormat(String newPattern) 指定されたパターンに基づくリミットとそれに対応するフォーマットによりオブジェクトを構築します。- パラメータ:
newPattern
- 新しいパターン文字列- 例外:
NullPointerException
-newPattern
がnull
の場合- 関連項目:
-
ChoiceFormat
public ChoiceFormat(double[] limits, String[] formats) 指定されたリミットとそれに対応するフォーマットによりオブジェクトを構築します。- パラメータ:
limits
- 昇順のリミットformats
- 対応するフォーマット文字列- 例外:
NullPointerException
-limits
またはformats
がnull
の場合- 関連項目:
-
-
メソッドの詳細
-
applyPattern
public void applyPattern(String newPattern) パターンを設定します。- パラメータ:
newPattern
- クラスの説明を参照。- 例外:
NullPointerException
-newPattern
がnull
の場合
-
toPattern
public String toPattern()パターンを取得します。- 戻り値:
- パターン文字列
-
setChoices
public void setChoices(double[] limits, String[] formats) フォーマットの際に使用する選択項目を設定します。- パラメータ:
limits
- そのフォーマットで解析する1番大きい値。これは昇順でなければならない。 Xをフォーマットする場合、limit[i] ≤ X < limit[i+1]であれば、選択項目はiになる。 リミット配列が昇順でない場合、フォーマットの結果は正しくならない。formats
- それぞれのリミットに対して使用するフォーマット。 これは、Formatオブジェクトか文字列である。 オブジェクトYでフォーマットする場合、オブジェクトがNumberFormatであれば、((NumberFormat) Y).format(X)が呼び出される。 そうでなければ、Y.toString()が呼び出される。- 例外:
NullPointerException
-limits
またはformats
がnull
の場合
-
getLimits
public double[] getLimits()コンストラクタの中で渡されるリミットを取得します。- 戻り値:
- リミット。
-
getFormats
public Object[] getFormats()コンストラクタの中で渡されるフォーマットを取得します。- 戻り値:
- フォーマット。
-
format
public StringBuffer format(long number, StringBuffer toAppendTo, FieldPosition status) フォーマットの特殊化です。 このメソッドは実際にはformat(double, StringBuffer, FieldPosition)
を呼び出します。したがって、サポートされるlongの範囲は、doubleで格納できる範囲に限られます。 これが実際の制限となることはありません。- 定義:
format
、クラス:NumberFormat
- パラメータ:
number
- フォーマットするlong数値toAppendTo
- フォーマット後のテキストを付加するStringBufferstatus
- 返された文字列内のフィールドの位置を追跡します。 たとえば、Locale.US
ロケールの番号123456789
をフォーマットする場合、指定されたfieldPosition
がNumberFormat.INTEGER_FIELD
である場合、fieldPosition
のbeginインデックスとendインデックスは、それぞれ出力文字列123,456,789
に対して0と11に設定されます。- 戻り値:
- フォーマットされたStringBuffer
- 関連項目:
-
format
public StringBuffer format(double number, StringBuffer toAppendTo, FieldPosition status) フォーマットされたdoubleでパターンを返します。- 定義:
format
、クラス:NumberFormat
- パラメータ:
number
- フォーマットおよび置換される数値。toAppendTo
- テキストが追加される位置。status
- 使用できる状態が返されないことは無視する。- 戻り値:
- フォーマットされたStringBuffer
- 例外:
NullPointerException
-toAppendTo
がnull
の場合- 関連項目:
-
parse
public Number parse(String text, ParsePosition status) 入力テキストからNumberを解析します。- 定義:
parse
、クラス:NumberFormat
- パラメータ:
text
- ソース・テキスト。status
- 入出力パラメータ。 入力時には、status.indexフィールドは解析されるソース・テキストの最初の文字を示す。 出口でエラーが発生しなかった場合は、status.indexはソース・テキスト内の解析されていない最初の文字に設定される。 出口でエラーが発生した場合は、status.indexは変更されず、status.errorIndexは解析が失敗した原因となった文字の最初のインデックスに設定される。- 戻り値:
- 解析された数値を表すNumber。
- 例外:
NullPointerException
-status
がnull
の場合、またはtext
がnull
であり、選択文字列のリストが空でない場合。- 関連項目:
-
nextDouble
public static final double nextDouble(double d) d
より大きな最小のdoubleを見つけます。NaN
の場合は、同じ値を返します。一方が開いた間隔を作るのに使用します。
- 実装上のノート:
- これは、
Math.nextUp(d)
の呼出しと同等です。 - パラメータ:
d
- 参照値- 戻り値:
d
より大きな最小のdouble- 関連項目:
-
previousDouble
public static final double previousDouble(double d) d
より小さな最大のdoubleを見つけます。NaN
の場合は、同じ値を返します。- 実装上のノート:
- これは、
Math.nextDown(d)
の呼出しと同等です。 - パラメータ:
d
- 参照値- 戻り値:
d
より小さな最大のdouble- 関連項目:
-
clone
public Object clone()Cloneableをオーバーライドします。- オーバーライド:
clone
、クラス:NumberFormat
- 戻り値:
- このインスタンスの複製。
- 関連項目:
-
hashCode
public int hashCode()メッセージ・フォーマット・オブジェクトのハッシュ・コードを生成します。- オーバーライド:
hashCode
、クラス:NumberFormat
- 戻り値:
- このオブジェクトのハッシュ・コード値。
- 関連項目:
-
equals
public boolean equals(Object obj) 2つの間の等価性比較- オーバーライド:
equals
、クラス:NumberFormat
- パラメータ:
obj
- 比較対象の参照オブジェクト。- 戻り値:
- このオブジェクトがobj引数と同じである場合は
true
、それ以外の場合はfalse
。 - 関連項目:
-
nextDouble
public static double nextDouble(double d, boolean positive) d
(positive
がtrue
の場合)より大きな最小のdouble、またはd
(positive
がfalse
の場合)より小さな最大のdoubleを見つけます。NaN
の場合は、同じ値を返します。- 実装上のノート:
- これは、
positive ? Math.nextUp(d) : Math.nextDown(d)
の呼出しと同等です。 - パラメータ:
d
- 参照値positive
- 最小のdoubleが必要な場合はtrue
、そうでない場合はfalse
- 戻り値:
- 最小または最大のdouble値
-