- すべての実装されたインタフェース:
ImageObserver
,ItemSelectable
,MenuContainer
,Serializable
,Accessible
true
)または「オフ」(false
)のどちらかの状態になることができるグラフィカル・コンポーネントです。 チェックボックスをクリックすると、その状態を「オン」から「オフ」に、または「オフ」から「オン」に変更できます。
次のコード例では、グリッド・レイアウトにチェックボックスのセットを生成します。
setLayout(new GridLayout(3, 1)); add(new Checkbox("one", null, true)); add(new Checkbox("two")); add(new Checkbox("three"));
このイメージは、このコード例によって作成されるチェックボックスとグリッド・レイアウトを表します。
one
というラベルの付いたボタンは「オン」の状態で、ほかの2つのボタンは「オフ」の状態です。 GridLayout
クラスを使用するこの例では、3つのチェックボックスの状態がそれぞれ独立して設定されます。
また、CheckboxGroup
クラスを使って、いくつかのチェックボックスをグループ化して1つのオブジェクトで制御することもできます。 チェックボックス・グループでは、一度に1つのボタンだけを「オン」の状態にできます。 1つのチェックボックスをクリックしてオンにすると、同一グループ内のほかのチェックボックスは「オフ」の状態になります。
- 導入されたバージョン:
- 1.0
- 関連項目:
-
ネストされたクラスのサマリー
修飾子と型クラス説明protected class
このクラスはCheckbox
クラス用のアクセシビリティ・サポートを実装しています。クラス java.awt.Componentで宣言されたネストされたクラス/インタフェース
Component.AccessibleAWTComponent, Component.BaselineResizeBehavior, Component.BltBufferStrategy, Component.FlipBufferStrategy
-
フィールドのサマリー
クラス java.awt.Componentで宣言されたフィールド
accessibleContext, BOTTOM_ALIGNMENT, CENTER_ALIGNMENT, LEFT_ALIGNMENT, RIGHT_ALIGNMENT, TOP_ALIGNMENT
インタフェース java.awt.image.ImageObserverで宣言されたフィールド
ABORT, ALLBITS, ERROR, FRAMEBITS, HEIGHT, PROPERTIES, SOMEBITS, WIDTH
-
コンストラクタのサマリー
コンストラクタ説明Checkbox()
そのラベルが空の文字列のチェックボックスを作成します。指定されたラベルが付いたチェックボックスを作成します。指定されたラベルが付いたチェックボックスを作成し、指定された状態に設定します。Checkbox
(String label, boolean state, CheckboxGroup group) 指定されたラベルが付いたチェックボックスを、指定されたチェックボックス・グループに構築し、指定された状態に設定します。Checkbox
(String label, CheckboxGroup group, boolean state) 指定されたラベルが付いたチェックボックスを、指定されたチェックボックス・グループに生成し、指定された状態に設定します。 -
メソッドのサマリー
修飾子と型メソッド説明void
指定された項目リスナーを、このチェックボックスの項目イベント受信のために追加します。void
チェックボックスのピアを生成します。このCheckBoxに関連付けられたAccessibleContextを取得します。このチェックボックスのグループを判定します。このチェックボックスに登録されているすべての項目リスナーの配列を返します。getLabel()
チェックボックスのラベルを取得します。<T extends EventListener>
T[]getListeners
(Class<T> listenerType) このCheckbox
にFooListener
として現在登録されているすべてのオブジェクトの配列を返します。Object[]
チェックボックスのラベルを含む配列(長さ1)を返します。チェックボックスが選択されていない場合にはnullを返します。boolean
getState()
このチェックボックスが「オン」の状態であるか、「オフ」の状態であるかを判定します。protected String
このCheckbox
の状態を表す文字列を返します。protected void
このチェックボックスでイベントを処理します。protected void
このチェックボックスで発生する項目イベントを、登録されているすべてのItemListener
オブジェクトにディスパッチすることによって処理します。void
このチェックボックスからの項目イベントを受け取らないように、指定された項目リスナーを削除します。void
このチェックボックスのグループを、指定されたチェックボックス・グループに設定します。void
このチェックボックスのラベルを文字列引数に設定します。void
setState
(boolean state) このチェックボックスの状態を、指定された状態に設定します。クラス java.awt.Componentで宣言されたメソッド
action, add, addComponentListener, addFocusListener, addHierarchyBoundsListener, addHierarchyListener, addInputMethodListener, addKeyListener, addMouseListener, addMouseMotionListener, addMouseWheelListener, addPropertyChangeListener, addPropertyChangeListener, applyComponentOrientation, areFocusTraversalKeysSet, bounds, checkImage, checkImage, coalesceEvents, contains, contains, createImage, createImage, createVolatileImage, createVolatileImage, deliverEvent, disable, disableEvents, dispatchEvent, doLayout, enable, enable, enableEvents, enableInputMethods, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, firePropertyChange, getAlignmentX, getAlignmentY, getBackground, getBaseline, getBaselineResizeBehavior, getBounds, getBounds, getColorModel, getComponentAt, getComponentAt, getComponentListeners, getComponentOrientation, getCursor, getDropTarget, getFocusCycleRootAncestor, getFocusListeners, getFocusTraversalKeys, getFocusTraversalKeysEnabled, getFont, getFontMetrics, getForeground, getGraphics, getGraphicsConfiguration, getHeight, getHierarchyBoundsListeners, getHierarchyListeners, getIgnoreRepaint, getInputContext, getInputMethodListeners, getInputMethodRequests, getKeyListeners, getLocale, getLocation, getLocation, getLocationOnScreen, getMaximumSize, getMinimumSize, getMouseListeners, getMouseMotionListeners, getMousePosition, getMouseWheelListeners, getName, getParent, getPreferredSize, getPropertyChangeListeners, getPropertyChangeListeners, getSize, getSize, getToolkit, getTreeLock, getWidth, getX, getY, gotFocus, handleEvent, hasFocus, hide, imageUpdate, inside, invalidate, isBackgroundSet, isCursorSet, isDisplayable, isDoubleBuffered, isEnabled, isFocusable, isFocusCycleRoot, isFocusOwner, isFocusTraversable, isFontSet, isForegroundSet, isLightweight, isMaximumSizeSet, isMinimumSizeSet, isOpaque, isPreferredSizeSet, isShowing, isValid, isVisible, keyDown, keyUp, layout, list, list, list, list, list, locate, location, lostFocus, minimumSize, mouseDown, mouseDrag, mouseEnter, mouseExit, mouseMove, mouseUp, move, nextFocus, paint, paintAll, postEvent, preferredSize, prepareImage, prepareImage, print, printAll, processComponentEvent, processFocusEvent, processHierarchyBoundsEvent, processHierarchyEvent, processInputMethodEvent, processKeyEvent, processMouseEvent, processMouseMotionEvent, processMouseWheelEvent, remove, removeComponentListener, removeFocusListener, removeHierarchyBoundsListener, removeHierarchyListener, removeInputMethodListener, removeKeyListener, removeMouseListener, removeMouseMotionListener, removeMouseWheelListener, removeNotify, removePropertyChangeListener, removePropertyChangeListener, repaint, repaint, repaint, repaint, requestFocus, requestFocus, requestFocus, requestFocus, requestFocusInWindow, requestFocusInWindow, requestFocusInWindow, reshape, resize, resize, revalidate, setBackground, setBounds, setBounds, setComponentOrientation, setCursor, setDropTarget, setEnabled, setFocusable, setFocusTraversalKeys, setFocusTraversalKeysEnabled, setFont, setForeground, setIgnoreRepaint, setLocale, setLocation, setLocation, setMaximumSize, setMinimumSize, setMixingCutoutShape, setName, setPreferredSize, setSize, setSize, setVisible, show, show, size, toString, transferFocus, transferFocusBackward, transferFocusUpCycle, update, validate
-
コンストラクタの詳細
-
Checkbox
public Checkbox() throws HeadlessExceptionそのラベルが空の文字列のチェックボックスを作成します。 このチェックボックスの状態は「オフ」に設定され、チェックボックス・グループには属しません。- 例外:
HeadlessException
- GraphicsEnvironment.isHeadless()がtrueを返す場合- 関連項目:
-
Checkbox
public Checkbox(String label) throws HeadlessException 指定されたラベルが付いたチェックボックスを作成します。 このチェックボックスの状態は「オフ」に設定され、チェックボックス・グループには属しません。- パラメータ:
label
- このチェックボックスの文字列ラベル、またはラベルがない場合はnull
。- 例外:
HeadlessException
-GraphicsEnvironment.isHeadless
がtrue
を返す場合- 関連項目:
-
Checkbox
public Checkbox(String label, boolean state) throws HeadlessException 指定されたラベルが付いたチェックボックスを作成し、指定された状態に設定します。 このチェックボックスは、どのチェックボックス・グループにも属しません。- パラメータ:
label
- このチェックボックスの文字列ラベル。ラベルがない場合はnull
state
- このチェックボックスの初期状態- 例外:
HeadlessException
-GraphicsEnvironment.isHeadless
がtrue
を返す場合- 関連項目:
-
Checkbox
public Checkbox(String label, boolean state, CheckboxGroup group) throws HeadlessException 指定されたラベルが付いたチェックボックスを、指定されたチェックボックス・グループに構築し、指定された状態に設定します。- パラメータ:
label
- このチェックボックスの文字列ラベル、またはラベルがない場合はnull
。state
- このチェックボックスの初期状態。group
- このチェックボックスのチェックボックス・グループ、またはグループがない場合はnull
。- 例外:
HeadlessException
-GraphicsEnvironment.isHeadless
がtrue
を返す場合- 導入されたバージョン:
- 1.1
- 関連項目:
-
Checkbox
public Checkbox(String label, CheckboxGroup group, boolean state) throws HeadlessException 指定されたラベルが付いたチェックボックスを、指定されたチェックボックス・グループに生成し、指定された状態に設定します。- パラメータ:
label
- このチェックボックスの文字列ラベル、またはラベルがない場合はnull
。group
- このチェックボックスのチェックボックス・グループ、またはグループがない場合はnull
。state
- このチェックボックスの初期状態。- 例外:
HeadlessException
-GraphicsEnvironment.isHeadless
がtrue
を返す場合- 導入されたバージョン:
- 1.1
- 関連項目:
-
-
メソッドの詳細
-
addNotify
public void addNotify()チェックボックスのピアを生成します。 これにより、チェックボックスの機能を変更することなく、その外観を変更することが可能になります。 -
getLabel
public String getLabel()チェックボックスのラベルを取得します。- 戻り値:
- このチェックボックスのラベル。このチェックボックスにラベルがない場合は
null
- 関連項目:
-
setLabel
public void setLabel(String label) このチェックボックスのラベルを文字列引数に設定します。- パラメータ:
label
- 新しいラベルとして設定する文字列。ラベルがない場合はnull
- 関連項目:
-
getState
public boolean getState()このチェックボックスが「オン」の状態であるか、「オフ」の状態であるかを判定します。 boolean値true
は「オン」状態を示し、false
は「オフ」状態を示します。- 戻り値:
- boolean値で表されるこのチェックボックスの状態
- 関連項目:
-
setState
public void setState(boolean state) このチェックボックスの状態を、指定された状態に設定します。 boolean値true
は「オン」状態を示し、false
は「オフ」状態を示します。このメソッドは、主にチェックボックスの状態初期化のために使用してください。 チェックボックスの状態をプログラムで設定しても
ItemEvent
は開始されません。ItemEvent
をトリガーするための唯一の方法は、ユーザーの操作です。- パラメータ:
state
- boolean値で表したチェックボックスの状態- 関連項目:
-
getSelectedObjects
public Object[] getSelectedObjects()チェックボックスのラベルを含む配列(長さ1)を返します。チェックボックスが選択されていない場合にはnullを返します。- 定義:
getSelectedObjects
、インタフェース:ItemSelectable
- 戻り値:
- 選択されたオブジェクトのリスト、または
null
- 関連項目:
-
getCheckboxGroup
public CheckboxGroup getCheckboxGroup()このチェックボックスのグループを判定します。- 戻り値:
- このチェックボックスのグループ。チェックボックスがグループに属さない場合は
null
- 関連項目:
-
setCheckboxGroup
public void setCheckboxGroup(CheckboxGroup g) このチェックボックスのグループを、指定されたチェックボックス・グループに設定します。 このチェックボックスがすでにほかのチェックボックス・グループにある場合は、最初にそのグループから削除されます。このチェックボックスの状態が
true
で、新しいグループのチェックボックスがすでに選択されている場合、このチェックボックスの状態がfalse
に変更されます。 このチェックボックスの状態がtrue
で、新しいグループのチェックボックスが選択されていない場合、このチェックボックスは新しいグループの選択されたチェックボックスになり、その状態はtrue
です。- パラメータ:
g
- 新しいチェックボックス・グループ。チェック・ボックス・グループからこのチェックボックスを削除する場合はnull
- 関連項目:
-
addItemListener
public void addItemListener(ItemListener l) 指定された項目リスナーを、このチェックボックスの項目イベント受信のために追加します。 項目イベントはsetState()の呼出しではなく、ユーザーの入力に反応してリスナーに送信されます。 lがnullの場合、例外はスローされず、処理も実行されません。AWTスレッド・モデルの詳細は、「AWTのスレッドの問題」を参照してください。
- 定義:
addItemListener
、インタフェース:ItemSelectable
- パラメータ:
l
- 項目リスナー- 導入されたバージョン:
- 1.1
- 関連項目:
-
removeItemListener
public void removeItemListener(ItemListener l) このチェックボックスからの項目イベントを受け取らないように、指定された項目リスナーを削除します。 lがnullの場合、例外はスローされず、処理も実行されません。AWTスレッド・モデルの詳細は、「AWTのスレッドの問題」を参照してください。
- 定義:
removeItemListener
、インタフェース:ItemSelectable
- パラメータ:
l
- 項目リスナー- 導入されたバージョン:
- 1.1
- 関連項目:
-
getItemListeners
public ItemListener[] getItemListeners()このチェックボックスに登録されているすべての項目リスナーの配列を返します。- 戻り値:
- このチェックボックスのすべての
ItemListener
。項目リスナーが現在登録されていない場合は空の配列 - 導入されたバージョン:
- 1.4
- 関連項目:
-
getListeners
public <T extends EventListener> T[] getListeners(Class<T> listenerType) このCheckbox
にFooListener
として現在登録されているすべてのオブジェクトの配列を返します。FooListener
は、addFooListener
メソッドを使用して登録されます。FooListener.class
などのクラス・リテラルを使用してlistenerType
引数を指定できます。 たとえば、次のコードを使用して、その項目リスナーのCheckbox c
を照会できます。ItemListener[] ils = (ItemListener[])(c.getListeners(ItemListener.class));
このようなリスナーがない場合は空の配列を返します。- オーバーライド:
getListeners
、クラス:Component
- 型パラメータ:
T
- リスナーの型- パラメータ:
listenerType
- 要求されるリスナーの型。java.util.EventListener
の子孫のインタフェースを指定してください- 戻り値:
- このチェックボックス上で
FooListener
として登録されたすべてのオブジェクトの配列、またはこのようなリスナーが登録されていない場合は空の配列 - 例外:
ClassCastException
-listenerType
で、java.util.EventListener
を実装するクラスまたはインタフェースが指定されなかった場合- 導入されたバージョン:
- 1.3
- 関連項目:
-
processEvent
protected void processEvent(AWTEvent e) このチェックボックスでイベントを処理します。 イベントがItemEvent
のインスタンスである場合、このメソッドはprocessItemEvent
メソッドを呼び出します。 それ以外の場合は、そのスーパー・クラスのprocessEvent
メソッドを呼び出します。イベント・パラメータが
null
である場合は、動作が未指定のため、例外が発生する可能性があります。- オーバーライド:
processEvent
、クラス:Component
- パラメータ:
e
- イベント- 導入されたバージョン:
- 1.1
- 関連項目:
-
processItemEvent
protected void processItemEvent(ItemEvent e) このチェックボックスで発生する項目イベントを、登録されているすべてのItemListener
オブジェクトにディスパッチすることによって処理します。項目イベントがこのコンポーネント用に使用可能になっていないかぎり、このメソッドは呼び出されません。 項目イベントは、次の項目の1つが発生したときに使用可能になります。
ItemListener
オブジェクトがaddItemListener
によって登録されている。enableEvents
によって項目イベントが使用可能になっている。
イベント・パラメータが
null
である場合は、動作が未指定のため、例外が発生する可能性があります。- パラメータ:
e
- 項目イベント- 導入されたバージョン:
- 1.1
- 関連項目:
-
paramString
protected String paramString()このCheckbox
の状態を表す文字列を返します。 このメソッドはデバッグ専用であり、返される文字列の内容および形式は実装によって異なる場合があります。 返される文字列は空の場合がありますが、null
にはなりません。- オーバーライド:
paramString
、クラス:Component
- 戻り値:
- このチェックボックスのパラメータ文字列
-
getAccessibleContext
public AccessibleContext getAccessibleContext()このCheckBoxに関連付けられたAccessibleContextを取得します。 チェックボックスの場合、AccessibleContextはAccessibleAWTCheckboxの形式を取ります。 必要に応じて新規のAccessibleAWTCheckboxが生成されます。- 定義:
getAccessibleContext
、インタフェース:Accessible
- オーバーライド:
getAccessibleContext
、クラス:Component
- 戻り値:
- このCheckboxのAccessibleContextとして機能するAccessibleAWTCheckbox
- 導入されたバージョン:
- 1.3
-