モジュール java.desktop
パッケージ javax.imageio.event

インタフェースIIOReadUpdateListener

すべてのスーパー・インタフェース:
EventListener
public interface IIOReadUpdateListener extends EventListener
呼出し側にイメージとサムネールのピクセル更新の読込みメソッドを通知する、ImageReader実装で使用されるインタフェースです。
関連項目:

  • メソッドのサマリー

    修飾子と型
    メソッド
    説明
    void
    imageUpdate(ImageReader source, BufferedImage theImage, int minX, int minY, int width, int height, int periodX, int periodY, int[] bands)
    指定されたイメージ領域が更新されたことを通知します。
    void
    passComplete(ImageReader source, BufferedImage theImage)
    現在の読込みオペレーションがプログレッシブ・パスを完了したことを通知します。
    void
    passStarted(ImageReader source, BufferedImage theImage, int pass, int minPass, int maxPass, int minX, int minY, int periodX, int periodY, int[] bands)
    現在の読込みオペレーションがプログレッシブ・パスを開始することを通知します。
    void
    thumbnailPassComplete(ImageReader source, BufferedImage theThumbnail)
    現在のサムネール読込みオペレーションがプログレッシブ・パスを完了したことを通知します。
    void
    thumbnailPassStarted(ImageReader source, BufferedImage theThumbnail, int pass, int minPass, int maxPass, int minX, int minY, int periodX, int periodY, int[] bands)
    現在のサムネール読込みオペレーションがプログレッシブ・パスを開始することを通知します。
    void
    thumbnailUpdate(ImageReader source, BufferedImage theThumbnail, int minX, int minY, int width, int height, int periodX, int periodY, int[] bands)
    サムネール・イメージの指定された領域が更新されたことを通知します。

  • メソッドの詳細

    • passStarted

      void passStarted(ImageReader source, BufferedImage theImage, int pass, int minPass, int maxPass, int minX, int minY, int periodX, int periodY, int[] bands)
      現在の読込みオペレーションがプログレッシブ・パスを開始することを通知します。 プログレッシブ・エンコーディングをサポートする形式のリーダーはこれを使用して、段階的に符号化されたイメージを読み込むときに、各パスが完了するごとにクライアントに通知する必要があります。

      パスにより更新される領域は、minX、minY、width、およびheightパラメータで示されます。 パスがインタレースになっている場合、つまり選択した行または列だけを更新する場合は、periodXおよびperiodYパラメータがサブサンプリングの度合いを示します。 影響を受けるバンドのセットはbandsの値で示されます。

      パラメータ:
      source - このメソッドを呼び出すImageReaderオブジェクト。
      theImage - 更新されるBufferedImage。
      pass - 0から始まるパスの番号。
      minPass - 復号化される最初のパスのインデックス。
      maxPass - 復号化される最後のパスのインデックス。
      minX - 更新されたピクセルのもっとも左側の列のX座標。
      minY - 更新されたピクセルの一番上の行のY座標。
      periodX - 更新されたピクセル間の水平間隔。値1は間隔なしを意味する。
      periodY - 更新されたピクセル間の垂直間隔。値1は間隔なしを意味する。
      bands - 更新可能な設定されたバンドを示すintの配列。

    • imageUpdate

      void imageUpdate(ImageReader source, BufferedImage theImage, int minX, int minY, int width, int height, int periodX, int periodY, int[] bands)
      指定されたイメージ領域が更新されたことを通知します。 プログレッシブな表示効果を出したり、ほかの追加的な処理を実行したりするために、指定された領域をアプリケーションで再表示することもあります。

      イメージ形式のリーダーが異なれば復号化されたピクセルの生成順序も異なる場合があります。 多くのリーダーは上から下、左から右の順にピクセルを生成しますが、インタレース、タイリングなどの複数のパスを使用するものもあります。更新のシーケンスは、ネットワークの速度などにより、呼出しのたびに異なる場合さえあります。 このメソッドの呼出しでは、指定されたピクセルがすべて実際に更新されたということは保証されません。指定された領域の一部で、ある作業が実行されたことだけが保証されます。

      特定のImageReader実装で更新の頻度を選択することができます。 各更新で、前回の更新以降指定された領域のイメージが更新されたことが指定されます。 領域は空間バウンディング・ボックス(minX、minY、width、およびheight)、XおよびYサブサンプリング係数(periodXおよびperiodY)、および更新されたバンドのセット(bands)で示されます。 たとえば、次の更新について考えてみましょう。 

       minX = 10
 minY = 20
 width = 3
 height = 4
 periodX = 2
 periodY = 3
 bands = { 1, 3 }
      これは、次のピクセルのバンド1と3が更新されたことを示します。 
       (10, 20) (12, 20) (14, 20)
 (10, 23) (12, 23) (14, 23)
 (10, 26) (12, 26) (14, 26)
 (10, 29) (12, 29) (14, 29)

      パラメータ:
      source - このメソッドを呼び出すImageReaderオブジェクト。
      theImage - 更新されるBufferedImage。
      minX - 更新されたピクセルのもっとも左側の列のX座標。
      minY - 更新されたピクセルの一番上の行のY座標。
      width - 水平方向の更新されたピクセル数。
      height - 垂直方向の更新されたピクセル数。
      periodX - 更新されたピクセル間の水平間隔。値1は間隔なしを意味する。
      periodY - 更新されたピクセル間の垂直間隔。値1は間隔なしを意味する。
      bands - 更新中のバンドを示すintの配列。

    • passComplete

      void passComplete(ImageReader source, BufferedImage theImage)
      現在の読込みオペレーションがプログレッシブ・パスを完了したことを通知します。 プログレッシブ・エンコーディングをサポートする形式のリーダーはこれを使用して、段階的に符号化されたイメージを読み込むときに、各パスが完了するごとにクライアントに通知する必要があります。
      パラメータ:
      source - このメソッドを呼び出すImageReaderオブジェクト。
      theImage - 更新されるBufferedImage。
      関連項目:

    • thumbnailPassStarted

      void thumbnailPassStarted(ImageReader source, BufferedImage theThumbnail, int pass, int minPass, int maxPass, int minX, int minY, int periodX, int periodY, int[] bands)
      現在のサムネール読込みオペレーションがプログレッシブ・パスを開始することを通知します。 プログレッシブ・エンコーディングをサポートする形式のリーダーはこれを使用して、段階的に符号化されたサムネール・イメージを読み込むときに、各パスが完了するごとにクライアントに通知する必要があります。
      パラメータ:
      source - このメソッドを呼び出すImageReaderオブジェクト。
      theThumbnail - 更新されるBufferedImageサムネール。
      pass - 0から始まるパスの番号。
      minPass - 復号化される最初のパスのインデックス。
      maxPass - 復号化される最後のパスのインデックス。
      minX - 更新されたピクセルのもっとも左側の列のX座標。
      minY - 更新されたピクセルの一番上の行のY座標。
      periodX - 更新されたピクセル間の水平間隔。値1は間隔なしを意味する。
      periodY - 更新されたピクセル間の垂直間隔。値1は間隔なしを意味する。
      bands - 更新可能な設定されたバンドを示すintの配列。
      関連項目:

    • thumbnailUpdate

      void thumbnailUpdate(ImageReader source, BufferedImage theThumbnail, int minX, int minY, int width, int height, int periodX, int periodY, int[] bands)
      サムネール・イメージの指定された領域が更新されたことを通知します。 プログレッシブな表示効果を出したり、ほかの追加的な処理を実行したりするために、指定された領域をアプリケーションで再表示することもあります。
      パラメータ:
      source - このメソッドを呼び出すImageReaderオブジェクト。
      theThumbnail - 更新されるBufferedImageサムネール。
      minX - 更新されたピクセルのもっとも左側の列のX座標。
      minY - 更新されたピクセルの一番上の行のY座標。
      width - 水平方向の更新されたピクセル数。
      height - 垂直方向の更新されたピクセル数。
      periodX - 更新されたピクセル間の水平間隔。値1は間隔なしを意味する。
      periodY - 更新されたピクセル間の垂直間隔。値1は間隔なしを意味する。
      bands - 更新中のバンドを示すintの配列。
      関連項目:

    • thumbnailPassComplete

      void thumbnailPassComplete(ImageReader source, BufferedImage theThumbnail)
      現在のサムネール読込みオペレーションがプログレッシブ・パスを完了したことを通知します。 プログレッシブ・エンコーディングをサポートする形式のリーダーはこれを使用して、段階的に符号化されたサムネール・イメージを読み込むときに、各パスが完了するごとにクライアントに通知する必要があります。
      パラメータ:
      source - このメソッドを呼び出すImageReaderオブジェクト。
      theThumbnail - 更新されるBufferedImageサムネール。
      関連項目: