モジュール java.xml
パッケージ org.xml.sax.helpers

クラスAttributesImpl

java.lang.Object
org.xml.sax.helpers.AttributesImpl
すべての実装されたインタフェース:
Attributes
直系の既知のサブクラス:
Attributes2Impl

public class AttributesImpl extends Object implements Attributes
Attributesインタフェースのデフォルト実装です。

このクラスは、リストの変更や再利用を可能にするため、SAX2 Attributesインタフェースのデフォルト実装にマニプレータを追加します。

このクラスの典型的な用途は次の2種類です。

  1. startElementイベント内のAttributesオブジェクトの永続的なスナップショットを作成する
  2. SAX2ドライバまたはフィルタ内でAttributesオブジェクトを構築または変更する。

このクラスは、現在では非推奨に指定されているSAX1のAttributeListImplクラスに代わるクラスです。非推奨のAttributeListインタフェースではなく更新されたAttributesインタフェースをサポートします。また、Vectorsのセットの代わりに単一の配列を使ってより効率的な実装を提供します。

導入されたバージョン:
1.4, SAX 2.0
  • コンストラクタのサマリー

    コンストラクタ
    コンストラクタ
    説明
    新しい空のAttributesImplオブジェクトを作成します。
    既存のAttributesオブジェクトをコピーします。
  • メソッドのサマリー

    修飾子と型
    メソッド
    説明
    void
    addAttribute(String uri, String localName, String qName, String type, String value)
    リストの末尾に属性を追加します。
    void
    再利用するため、属性リストをクリアします。
    int
    修飾名(前置修飾子付き)を指定して属性のインデックスを検索します。
    int
    getIndex(String uri, String localName)
    名前空間名を指定して属性のインデックスを検索します。
    int
    リスト内にある属性の数を返します。
    getLocalName(int index)
    属性のローカル名を返します。
    getQName(int index)
    属性の修飾名(前置修飾子付き)を返します。
    getType(int index)
    インデックスを指定して属性の型を返します。
    getType(String qName)
    修飾名(前置修飾子付き)を指定して属性の型を検索します。
    getType(String uri, String localName)
    名前空間修飾名を指定して属性の型を検索します。
    getURI(int index)
    属性の名前空間URIを返します。
    getValue(int index)
    インデックスを指定して属性の値を返します。
    修飾名(前置修飾子付き)を指定して属性の値を検索します。
    getValue(String uri, String localName)
    名前空間修飾名を指定して属性の値を検索します。
    void
    removeAttribute(int index)
    リストから属性を削除します。
    void
    setAttribute(int index, String uri, String localName, String qName, String type, String value)
    リスト内の属性を設定します。
    void
    Attributesオブジェクト全体をコピーします。
    void
    setLocalName(int index, String localName)
    特定の属性のローカル名を設定します。
    void
    setQName(int index, String qName)
    特定の属性の修飾名を設定します。
    void
    setType(int index, String type)
    特定の属性の型を設定します。
    void
    setURI(int index, String uri)
    特定の属性の名前空間URIを設定します。
    void
    setValue(int index, String value)
    特定の属性の値を設定します。

    クラス java.lang.Objectで宣言されたメソッド

    clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
  • コンストラクタの詳細

    • AttributesImpl

      public AttributesImpl()
      新しい空のAttributesImplオブジェクトを作成します。
    • AttributesImpl

      public AttributesImpl(Attributes atts)
      既存のAttributesオブジェクトをコピーします。

      このコンストラクタは、特にstartElementイベント内で役に立ちます。

      パラメータ:
      atts - 既存のAttributesオブジェクト。
  • メソッドの詳細

    • getLength

      public int getLength()
      リスト内にある属性の数を返します。
      定義:
      getLength、インタフェース: Attributes
      戻り値:
      リスト内の属性の数。
      関連項目:
    • getURI

      public String getURI(int index)
      属性の名前空間URIを返します。
      定義:
      getURI、インタフェース: Attributes
      パラメータ:
      index - 属性のインデックス(ゼロから始まる)。
      戻り値:
      名前空間URI。使用可能な名前空間URIが存在しない場合は空文字列。インデックスが範囲外の場合はnull。
      関連項目:
    • getLocalName

      public String getLocalName(int index)
      属性のローカル名を返します。
      定義:
      getLocalName、インタフェース: Attributes
      パラメータ:
      index - 属性のインデックス(ゼロから始まる)。
      戻り値:
      属性のローカル名。使用可能なローカル名が存在しない場合は空文字列。インデックスが範囲外の場合はnull。
      関連項目:
    • getQName

      public String getQName(int index)
      属性の修飾名(前置修飾子付き)を返します。
      定義:
      getQName、インタフェース: Attributes
      パラメータ:
      index - 属性のインデックス(ゼロから始まる)。
      戻り値:
      属性の修飾名。使用可能な修飾名が存在しない場合は空文字列。インデックスが範囲外の場合はnull。
      関連項目:
    • getType

      public String getType(int index)
      インデックスを指定して属性の型を返します。
      定義:
      getType、インタフェース: Attributes
      パラメータ:
      index - 属性のインデックス(ゼロから始まる)。
      戻り値:
      属性の型。不明な場合は"CDATA"、インデックスが範囲外の場合はnull。
      関連項目:
    • getValue

      public String getValue(int index)
      インデックスを指定して属性の値を返します。
      定義:
      getValue、インタフェース: Attributes
      パラメータ:
      index - 属性のインデックス(ゼロから始まる)。
      戻り値:
      属性値。インデックスが範囲外の場合はnull。
      関連項目:
    • getIndex

      public int getIndex(String uri, String localName)
      名前空間名を指定して属性のインデックスを検索します。

      通常は、名前の照会メソッドを繰返し使用するよりも、名前を1回だけ検索して、あとはインデックス照会メソッドを使用するほうが効率的です。

      定義:
      getIndex、インタフェース: Attributes
      パラメータ:
      uri - 属性の名前空間URI。使用可能な名前空間URIが存在しない場合は空文字列。
      localName - 属性のローカル名。
      戻り値:
      属性のインデックス。一致するものがない場合は -1。
      関連項目:
    • getIndex

      public int getIndex(String qName)
      修飾名(前置修飾子付き)を指定して属性のインデックスを検索します。
      定義:
      getIndex、インタフェース: Attributes
      パラメータ:
      qName - 修飾名。
      戻り値:
      属性のインデックス。一致するものがない場合は -1。
      関連項目:
    • getType

      public String getType(String uri, String localName)
      名前空間修飾名を指定して属性の型を検索します。
      定義:
      getType、インタフェース: Attributes
      パラメータ:
      uri - 名前空間URI。名前が明示的な名前空間URIを持たない場合は空文字列。
      localName - ローカル名。
      戻り値:
      属性の型。一致する属性が存在しない場合はnull。
      関連項目:
    • getType

      public String getType(String qName)
      修飾名(前置修飾子付き)を指定して属性の型を検索します。
      定義:
      getType、インタフェース: Attributes
      パラメータ:
      qName - 修飾名。
      戻り値:
      属性の型。一致する属性が存在しない場合はnull。
      関連項目:
    • getValue

      public String getValue(String uri, String localName)
      名前空間修飾名を指定して属性の値を検索します。
      定義:
      getValue、インタフェース: Attributes
      パラメータ:
      uri - 名前空間URI。名前が明示的な名前空間URIを持たない場合は空文字列。
      localName - ローカル名。
      戻り値:
      属性値。一致する属性が存在しない場合はnull。
      関連項目:
    • getValue

      public String getValue(String qName)
      修飾名(前置修飾子付き)を指定して属性の値を検索します。
      定義:
      getValue、インタフェース: Attributes
      パラメータ:
      qName - 修飾名。
      戻り値:
      属性値。一致する属性が存在しない場合はnull。
      関連項目:
    • clear

      public void clear()
      再利用するため、属性リストをクリアします。

      この呼出しによって解放されるメモリーはごくわずかです。現在の配列がそのまま再利用されます。

    • setAttributes

      public void setAttributes(Attributes atts)
      Attributesオブジェクト全体をコピーします。

      常に新しいオブジェクトを割り当てるよりも、既存のオブジェクトを再利用するほうが効率がよくなる可能性があります。

      パラメータ:
      atts - コピーする属性。
    • addAttribute

      public void addAttribute(String uri, String localName, String qName, String type, String value)
      リストの末尾に属性を追加します。

      処理の高速化のため、このメソッドは、その属性がリスト内にすでに存在するかどうかを確認しません。この確認処理はアプリケーションで行う必要があります。

      パラメータ:
      uri - 名前空間URI。使用可能な名前空間URIが存在しない場合や、名前空間処理が実行されていない場合は空文字列。
      localName - ローカル名。名前空間処理が実行されていない場合は空文字列。
      qName - 接頭辞付きの修飾名。修飾名を使用できない場合は空文字列。
      type - 属性型を示す文字列。
      value - 属性値。
    • setAttribute

      public void setAttribute(int index, String uri, String localName, String qName, String type, String value)
      リスト内の属性を設定します。

      処理の高速化のため、このメソッドは、名前が競合しないかどうか、正しい形式であるかどうかを確認しません。この確認処理はアプリケーションによって行う必要があります。

      パラメータ:
      index - 属性のインデックス(ゼロから始まる)。
      uri - 名前空間URI。使用可能な名前空間URIが存在しない場合や、名前空間処理が実行されていない場合は空文字列。
      localName - ローカル名。名前空間処理が実行されていない場合は空文字列。
      qName - 修飾名。修飾名を使用できない場合は空文字列。
      type - 属性型を示す文字列。
      value - 属性値。
      例外:
      ArrayIndexOutOfBoundsException - 指定されたインデックスがリスト内の属性をポイントしない場合。
    • removeAttribute

      public void removeAttribute(int index)
      リストから属性を削除します。
      パラメータ:
      index - 属性のインデックス(ゼロから始まる)。
      例外:
      ArrayIndexOutOfBoundsException - 指定されたインデックスがリスト内の属性をポイントしない場合。
    • setURI

      public void setURI(int index, String uri)
      特定の属性の名前空間URIを設定します。
      パラメータ:
      index - 属性のインデックス(ゼロから始まる)。
      uri - 属性の名前空間URI。使用可能な名前空間URIが存在しない場合は空文字列。
      例外:
      ArrayIndexOutOfBoundsException - 指定されたインデックスがリスト内の属性をポイントしない場合。
    • setLocalName

      public void setLocalName(int index, String localName)
      特定の属性のローカル名を設定します。
      パラメータ:
      index - 属性のインデックス(ゼロから始まる)。
      localName - 属性のローカル名。使用可能なローカル名が存在しない場合は空文字列。
      例外:
      ArrayIndexOutOfBoundsException - 指定されたインデックスがリスト内の属性をポイントしない場合。
    • setQName

      public void setQName(int index, String qName)
      特定の属性の修飾名を設定します。
      パラメータ:
      index - 属性のインデックス(ゼロから始まる)。
      qName - 属性の修飾名。使用可能な修飾名が存在しない場合は空文字列。
      例外:
      ArrayIndexOutOfBoundsException - 指定されたインデックスがリスト内の属性をポイントしない場合。
    • setType

      public void setType(int index, String type)
      特定の属性の型を設定します。
      パラメータ:
      index - 属性のインデックス(ゼロから始まる)。
      type - 属性の型。
      例外:
      ArrayIndexOutOfBoundsException - 指定されたインデックスがリスト内の属性をポイントしない場合。
    • setValue

      public void setValue(int index, String value)
      特定の属性の値を設定します。
      パラメータ:
      index - 属性のインデックス(ゼロから始まる)。
      value - 属性の値。
      例外:
      ArrayIndexOutOfBoundsException - 指定されたインデックスがリスト内の属性をポイントしない場合。