パートII Java Management Extensions (JMX)テクノロジのチュートリアル

JMXテクノロジのチュートリアルの概要

このチュートリアルには、JMXテクノロジの主要な機能の使用方法の例が用意されています。

このチュートリアルは、例題に沿って作業を進めながら最初から順番に読む構成をとっています。チュートリアルの冒頭で行う作業が、チュートリアルの後半部分で必要な場合があります。したがって、チュートリアルの途中から始めた場合、特定の例題に必須のアクションが抜けてしまう可能性があります。

タスクを実行する必要があるところでは、手順がアクション番号でマークされ、サブタスクが小文字でマークされています。

このチュートリアルを開始する前に

このチュートリアルでは、Java Management Extensions Technology User's Guideで紹介した概念とテクノロジを例をあげて示します。したがって、このチュートリアルの作業に入る前に、概要を読んでおく必要があります。このチュートリアルの情報を十分に活用するためには、次のプロトコルおよび仕様も熟知している必要があります。

  • Remote Method Invocation

  • Lightweight Directory Access Protocol

  • Service Location Protocol (SLP)

  • Java Naming and Directory Interface (JNDI) API

  • Java Secure Socket Extension (JSSE)

  • JAAS (Java Authentication and Authorization Service)

  • Java Management Extensions (JMX)仕様バージョン1.4

このチュートリアルの構成

このチュートリアルでは、以降の章に幅広いカテゴリの例が用意されています。

  • スタート・ガイドには、初期設定情報の一部を記載します。
  • 「JMX APIの基本要素」では、JMX仕様のコア概念を紹介します。
  • JMXコネクタでは、標準タイプと動的タイプのMBeanを実装し、MBean上で操作をローカルおよびリモートに実行する方法の例を示します。
  • 検索サービスでは、JMXテクノロジと併用できる検索サービスを例をあげて示します。
  • セキュリティでは、セキュリティ構成の例をいくつか示します。