6 JDKのインストール・ディレクトリの構造

JDK 21のモジュラ・ランタイム・イメージには次のフォルダが含まれています。

ノート:

macOSの場合、JDKのインストール・パスは/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk-interim.update.patch.jdk/Contents/Homeです。
/jdk-interim.update.patch.jdk

JDKソフトウェアがインストールされるルート・ディレクトリです。このディレクトリには著作権、READMEおよびリリース・ファイルも格納されています。

/jdk-interim.update.patch.jdk/Contents/Home/

JDKソフトウェアがインストールされるmacOS上のルート・ディレクトリです。

/jdk-interim.update.patch.jdk/bin

イメージにリンクされているモジュールによって定義されている実行可能ファイルとコマンド行ランチャ。

/jdk-interim.update.patch.jdk/conf

.propertiesファイル、.policyファイル、および開発や展開を行うユーザーやエンド・ユーザーが編集するその他の構成ファイル。

/jdk-interim.update.patch.jdk/lib

ランタイム・システムのプライベート実装の詳細。これらのファイルは外部使用を意図していないので、編集しないでください。

macOS上のlibディレクトリまたはLinux上のlib/$ARCHディレクトリには、ランタイム・システムの動的リンク型のネイティブ・ライブラリが含まれています。

/jdk-interim.update.patch.jdk/jmods

コンパイルされたモジュール定義。

/jdk-interim.update.patch.jdk/legal

各モジュールの著作権およびライセンス関連のファイル。

/jdk-interim.update.patch.jdk/lib/src.zip

Javaプラットフォームのソース・コードを含むアーカイブ。

/jdk-interim.update.patch.jdk/include

Java Native InterfaceおよびJava Virtual Machine (JVM) Debugger Interfaceを使用したネイティブ・コードのプログラミングをサポートするC言語ヘッダー・ファイルです。

ノート:

JDK更新リリースをインストールすると、同じ機能リリースの既存のバージョンに置き換わります。たとえば、JDK 21のインストール後にJDK 21.0.1をインストールすると、インストーラによってJDK 21がアンインストールされ、JDK 21.0.1がインストールされます。ただし、JDK 21とJDK 11は同時にインストールできます。JDKのインストール場所にjdk-21jdk-11の各ディレクトリが作成されます。