7 JMXテクノロジのバージョン

Java Management Extensionsテクノロジ(JMX)は、Java Platform Standard Edition (Java SE) 5.0のJavaプラットフォームに標準装備されています。JMXテクノロジは、密接に関連する2つのJava Specification Requests (JSR)として、Java Community Process (JCP)によって開発されました。次のセクションでは、Java SE 5.0に実装されているJSRのバージョンについて説明します。

JMXの計測およびエージェント仕様(JSR 3)

Java SE 9以降のプラットフォームは、JMX Specificationのバージョン1.4 (保守リリース、2006年10月)を実装しています。ダウンロードで提供されていた正誤表にあった修正が含まれています。

JMX Remote API Specification (JSR 160)

Java SE 9以降のプラットフォームは、JMX Remote API Specificationのバージョン1.4 (保守リリース、2006年10月)を実装しています。

JSR 160では、標準のRMIコネクタの他に、TCPソケットを基にした、オプションのJMX Messaging Protocol (JMXMP)も定義しています。Java SEプラットフォームにこれらのオプションのコネクタは含まれていません。より高度なレベルのセキュリティを必要とする場合は、JMXMPコネクタを使用できます。

JMXMPコネクタを使用する場合:

  1. Java Platform Technology Downloadsページから、Java Management Extensions (JMX) Remote APIリファレンス実装1.0.1_03をダウンロードします。
  2. jmxremote_optional.jarファイルをクラスパスに追加します。

JSR 160リファレンス実装に含まれる『JMX Remote API Tutorial』には、JMXMPコネクタの使用例があります。