モジュール java.compiler
パッケージ javax.tools

インタフェースJavaFileManager.Location

既知のすべての実装クラス:
DocumentationTool.Location, StandardLocation
含まれているインタフェース:
JavaFileManager

public static interface JavaFileManager.Location
ファイル・オブジェクトの場所のインタフェースです。 ファイル・マネージャで、ファイル・オブジェクトの配置場所を決定したり、ファイル・オブジェクトを検索したりするとき使用します。

非公式に、Locationは、デフォルトのファイル・システムを使用するコマンドライン・ツールで使用されるクラス・パスやモジュール・パスなどの"検索パス"に対応します。

一部のロケーションは、通常、ツールが読み取るファイルを検索できるロケーションを識別するために使用されます。その他のロケーションは、通常、ツールがファイルを書き込むことができるロケーションを識別するために使用されます。 ファイルの読取りロケーションを識別するためにロケーションが使用されている場合、これらのファイルは単純なpackage/class階層に編成できます: そのようなロケーションはpackage-orientedと記述されています。 または、ファイルをmodule/package/class階層に編成することもできます: そのようなロケーションはmodule-orientedと記述されます。 ツールがファイルを書き込むことができるロケーションを識別するためにロケーションが通常使用される場合、それらのファイルの編成方法を指定するためにファイルを書き込むツールによって異なります。

JavaFileManager.getJavaFileForInput(javax.tools.JavaFileManager.Location, java.lang.String, javax.tools.JavaFileObject.Kind)JavaFileManager.list(javax.tools.JavaFileManager.Location, java.lang.String, java.util.Set<javax.tools.JavaFileObject.Kind>, boolean)などのメソッドを使用して、パッケージ指向のロケーションでクラスにアクセスできます。 モジュール指向のロケーションでクラスを直接リストすることはできません。 かわりに、JavaFileManager.getLocationForModule(javax.tools.JavaFileManager.Location, java.lang.String)JavaFileManager.listLocationsForModules(javax.tools.JavaFileManager.Location)などのメソッドを使用して、特定のモジュールのパッケージ指向のロケーションを取得できます。