モジュール java.desktop
パッケージ java.awt

クラスFocusTraversalPolicy

java.lang.Object
java.awt.FocusTraversalPolicy
直系の既知のサブクラス:
ContainerOrderFocusTraversalPolicy, InternalFrameFocusTraversalPolicy

public abstract class FocusTraversalPolicy extends Object
FocusTraversalPolicyは、あるフォーカス・サイクル・ルートを持つコンポーネントのトラバース順序を定義します。 インスタンスは任意のフォーカス・サイクル・ルートにこのポリシーを適用でき、コンテナ間での共有を可能にします。 コンポーネント階層のフォーカス・サイクル・ルートが変わっても再度初期化する必要はありません。

FocusTraversalPolicyの主な役割は、UIでフォワード・トラバーサルやバックワード・トラバーサルが発生するときに、フォーカス対象となるコンポーネント決定のアルゴリズムの提供です。 各FocusTraversalPolicyは、トラバーサル・サイクルの最初のコンポーネント、最後のコンポーネント、およびデフォルト・コンポーネント決定のアルゴリズムも提供しなければいけません。 最初のコンポーネントと最後のコンポーネントは、通常のフォワード・トラバーサルとバックワード・トラバーサルを循環させるために使用されます。 デフォルト・コンポーネントは、新しいフォーカス・トラバーサル・サイクルが開始されたときに、最初にフォーカスが設定されるコンポーネントです。 FocusTraversalPolicyはまた、ウィンドウの初期コンポーネント決定のアルゴリズムもオプションで提供しています。 初期コンポーネントにはウィンドウが最初に表示されるときにフォーカスが設定されます。

FocusTraversalPolicyはフォーカス・トラバーサル・ポリシー・プロバイダを考慮します。 最初/最後/次/前のComponentを検索する際に、フォーカス・トラバーサル・ポリシー・プロバイダが検出された場合は、そのフォーカス・トラバーサル・ポリシーを使用して検索操作が行われます。

詳細は、「The Java Tutorial」の「How to Use the Focus Subsystem」および「Focus Specification」を参照してください。

導入されたバージョン:
1.4
関連項目: