モジュール java.desktop
パッケージ java.awt.geom

クラスPath2D

java.lang.Object
java.awt.geom.Path2D
すべての実装されたインタフェース:
Shape, Cloneable
直系の既知のサブクラス:
Path2D.Double, Path2D.Float

public abstract sealed class Path2D extends Object implements Shape, Cloneable permits Path2D.Double, Path2D.Float
Path2Dクラスは、単純ですが柔軟性のある、任意の幾何学的パスを表す形状を提供します。 これは、PathIteratorインタフェースによって反復できるすべてのパス(そのセグメントのタイプと屈曲規則のすべてを含む)を完全に表すことができるほか、Shapeインタフェースの基本的な当たり判定メソッドをすべて実装します。

浮動小数点精度で表したり、使用したりできるデータを扱うときは、Path2D.Floatを使用します。 倍精度の正確性または範囲が必要なデータには、Path2D.Doubleを使用します。

Path2Dは、幾何学的パスの基本的な構築および管理でまさに必要となる機能を備えているほか、前述のインタフェースに若干の解釈を加えたものを実装しています。 単純な当たり判定だけでなく、閉じた幾何学的形状の内部を操作することが有効な場合は、Areaクラスを使用すると、閉じた図形に特化した追加機能を使用できます。 どちらのクラスも表向きはShapeインタフェースを実装していますが、その目的が異なります。組み合わせて使用することにより、幾何学的形状に対して便利な観点を2つ提供します。Path2Dは主にパス・セグメントによって形成される軌跡を扱うのに対して、Areaは2D幾何学的空間の閉じた領域の解釈や操作が中心です。

PathIteratorインタフェースには、パスを構成するセグメントのタイプと、パスの内側または外側にある領域を特定する方法を制御する屈曲規則について、詳細な説明が用意されています。

シール済クラス階層グラフ:
Path2Dのシール済クラス階層グラフPath2Dのシール済クラス階層グラフ
導入されたバージョン:
1.6