モジュール java.desktop

パッケージ javax.swing.plaf.metal

クラスMetalRootPaneUI

java.lang.Object

javax.swing.plaf.ComponentUI

javax.swing.plaf.RootPaneUI

javax.swing.plaf.basic.BasicRootPaneUI

javax.swing.plaf.metal.MetalRootPaneUI

すべての実装されたインタフェース:

PropertyChangeListener, EventListener

public class MetalRootPaneUI extends BasicRootPaneUI

RootPaneUIのMetal Look & Feel実装を提供します。

MetalRootPaneUIは、JRootPaneのwindowDecorationStyleプロパティのサポートを提供します。 MetalRootPaneUIは、カスタムLayoutManager、適切なウィジェットを描画するprivate Component、およびprivate Borderをインストールすることによりこれを実行します。 LayoutManagerは、windowDecorationStyleプロパティの値にかかわらず、常にインストールされますが、BorderおよびComponentは、windowDecorationStyleがJRootPane.NONEではない場合にだけインストールされるか、追加されます。

警告: このクラスの直列化されたオブジェクトは、今後のSwingリリースと互換ではなくなる予定です。 現在の直列化のサポートは、短期間の格納や、同じバージョンのSwingを実行するアプリケーション間のRMIに適しています。 1.4では、すべてのJavaBeansの長期ストレージのサポートがjava.beansパッケージに追加されました。 XMLEncoderを参照してください。

導入されたバージョン:

1.4

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

コンストラクタ	説明
MetalRootPaneUI()	MetalRootPaneUIを構築します。

メソッドのサマリー

修飾子と型	メソッド	説明
static ComponentUI	createUI(JComponent c)	JRootPaneのUIを作成します。
void	installUI(JComponent c)	installUIのスーパー・クラスの実装を呼び出し、渡されたJRootPaneに必要な状態をインストールして、RootPaneUIのMetal Look & Feelの実装を描画します。
void	propertyChange(PropertyChangeEvent e)	プロパティが変更されたときに呼び出されます。
void	uninstallUI(JComponent c)	スーパー・クラスの実装を呼び出して、すべての状態をアンインストールします。

クラスjavax.swing.plaf.basic.BasicRootPaneUIで宣言されたメソッド

installComponents, installDefaults, installKeyboardActions, installListeners, uninstallComponents, uninstallDefaults, uninstallKeyboardActions, uninstallListeners

クラスjavax.swing.plaf.ComponentUIで宣言されたメソッド

contains, getAccessibleChild, getAccessibleChildrenCount, getBaseline, getBaselineResizeBehavior, getMaximumSize, getMinimumSize, getPreferredSize, paint, update

クラスjava.lang.Objectで宣言されたメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

MetalRootPaneUI

public MetalRootPaneUI()

MetalRootPaneUIを構築します。

メソッドの詳細

createUI

public static ComponentUI createUI(JComponent c)

JRootPaneのUIを作成します。

パラメータ:

c - RootPaneUIを作成するJRootPane

戻り値:

JrootPaneに渡されたRootPaneUIの実装

installUI

public void installUI(JComponent c)

installUIのスーパー・クラスの実装を呼び出し、渡されたJRootPaneに必要な状態をインストールして、RootPaneUIのMetal Look & Feelの実装を描画します。 JRootPaneのwindowDecorationStyleプロパティがJRootPane.NONE以外の場合は、カスタムComponentを追加して、JRootPaneにカスタムBorderおよびLayoutManagerをインストールするとともに、JRootPaneのウィジェットを描画します。

オーバーライド:

installUI、クラスComponentUI

パラメータ:

c - 状態をインストールするJRootPane

関連項目:

• ComponentUI.uninstallUI(javax.swing.JComponent)
• JComponent.setUI(javax.swing.plaf.ComponentUI)
• JComponent.updateUI()

uninstallUI

public void uninstallUI(JComponent c)

スーパー・クラスの実装を呼び出して、すべての状態をアンインストールします。 また、これはJRootPaneのLayoutManagerもリセットします。 ウィンドウの装飾スタイルを描画するためにComponentがJRootPaneに追加されている場合は、このメソッドはそれを削除します。 同様に、JRootPaneのBorderおよびLayoutManagerをinstallUIが呼び出される前の状態に戻します。

オーバーライド:

uninstallUI、クラスComponentUI

パラメータ:

c - 状態をアンインストールするJRootPane

関連項目:

• ComponentUI.installUI(javax.swing.JComponent)
• JComponent.updateUI()

propertyChange

public void propertyChange(PropertyChangeEvent e)

プロパティが変更されたときに呼び出されます。 MetalRootPaneUIは、主にwindowDecorationStyleプロパティを識別するときにインストールされたJRootPaneから発生するイベントに関係があります。 windowDecorationStyleがJRootPane.NONE以外の値に変更された場合、これはComponentをJRootPaneに追加して、BorderをJRootPaneにインストールするとともに、ウィンドウ装飾を描画します。 一方、windowDecorationStyleがJRootPane.NONEに変更された場合、installUIが呼び出される前の状態にBorderをリセットするとともに、JRootPaneに追加されたComponentを削除します。

定義:

propertyChange、インタフェースPropertyChangeListener

オーバーライド:

propertyChange、クラスBasicRootPaneUI

パラメータ:

e - イベント・ソースと変更されたプロパティを記述したPropertyChangeEventオブジェクト。