モジュール java.rmi

パッケージ java.rmi.server

クラスServerCloneException

java.lang.Object

java.lang.Throwable

java.lang.Exception

java.lang.CloneNotSupportedException

java.rmi.server.ServerCloneException

すべての実装されたインタフェース:

Serializable

public class ServerCloneException extends CloneNotSupportedException

ServerCloneExceptionは、UnicastRemoteObjectの複製時にリモート例外が発生した場合にスローされます。

1.4リリースでは、この例外は汎用的な例外チェーン・メカニズムに適合するように改良されています。 構築時に提供され、public detailフィールドを介してアクセスされる「入れ子の例外」は、原因と呼ばれるようになり、前述の「レガシー・フィールド」だけでなく、Throwable.getCause()メソッドを介してもアクセスできます。

ServerCloneExceptionのインスタンス上でThrowable.initCause(Throwable)メソッドを呼び出した場合、常にIllegalStateExceptionがスローされます。

導入されたバージョン:

1.1

関連項目:

• UnicastRemoteObject.clone()
• 直列化された形式

フィールドのサマリー

フィールド

修飾子と型	フィールド	説明
Exception	detail	この例外の原因です。

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

コンストラクタ	説明
ServerCloneException(String s)	指定された詳細メッセージを持つServerCloneExceptionを構築します。
ServerCloneException(String s, Exception cause)	指定された詳細メッセージと原因を持つServerCloneExceptionを構築します。

メソッドのサマリー

修飾子と型	メソッド	説明
Throwable	getCause()	この例外の原因を返します。
String	getMessage()	この例外の詳細メッセージ(原因のメッセージがある場合はそれも含む)を返します。

クラスjava.lang.Throwableで宣言されたメソッド

addSuppressed, fillInStackTrace, getLocalizedMessage, getStackTrace, getSuppressed, initCause, printStackTrace, printStackTrace, printStackTrace, setStackTrace, toString

クラスjava.lang.Objectで宣言されたメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait

フィールド詳細

detail

public Exception detail

この例外の原因です。

このフィールドは、汎用的な例外チェーン機能以前から使用されています。 Throwable.getCause()メソッドが、この情報を取得するために現在推奨されている手段です。

コンストラクタの詳細

ServerCloneException

public ServerCloneException(String s)

指定された詳細メッセージを持つServerCloneExceptionを構築します。

パラメータ:

s - 詳細メッセージ。

ServerCloneException

public ServerCloneException(String s, Exception cause)

指定された詳細メッセージと原因を持つServerCloneExceptionを構築します。

パラメータ:

s - 詳細メッセージ。

cause - 原因

メソッドの詳細

getMessage

public String getMessage()

この例外の詳細メッセージ(原因のメッセージがある場合はそれも含む)を返します。

オーバーライド:

getMessage、クラスThrowable

戻り値:

詳細メッセージ

getCause

public Throwable getCause()

この例外の原因を返します。 このメソッドが返すのはdetailフィールドの値です。

オーバーライド:

getCause、クラスThrowable

戻り値:

原因は、nullです。

導入されたバージョン:

1.4