モジュール java.sql
パッケージ java.sql

インタフェースDatabaseMetaData

すべてのスーパー・インタフェース:
Wrapper

public interface DatabaseMetaData extends Wrapper
データベースに関する包括的な情報です。

このインタフェースはドライバ・ベンダーによって実装され、Database Management System (DBMS)の機能を、一緒に使用されるJDBCテクノロジ("JDBCドライバ")に基づくドライバと組み合せてユーザーに知らせます。 多くの場合、リレーショナルDBMSによってサポートされる機能、実装方法が異なり、使用するデータの型も異なります。 さらに、ドライバはDBMSによって提供される機能とは別に、追加の機能を実装する場合もあります。 このインタフェースのメソッドによって返される情報は連携する特定のドライバと特定のDBMSの機能についてのものです。 このドキュメントでは、「データベース」という用語は通常、ドライバとDBMSの両方を指しています。

このインタフェースは一般的に、基本となるDBMSの操作方法を見つける必要があるツールによって使用されます。 これは特に、複数のDBMSとともに使用されることが意図されたアプリケーションに該当します。 たとえば、ツールはgetTypeInfoメソッドをCREATE TABLE文で使用できるデータの型を見つけるために使用できます。 また、ユーザーは、相互関係サブクエリーの使用が可能かどうかを知るためにsupportsCorrelatedSubqueriesメソッドを呼び出したり、バッチ更新が可能かどうかを知るためにsupportsBatchUpdatesメソッドを呼び出すことができます。

DatabaseMetaDataメソッドには、ResultSetオブジェクトの形式で情報のリストを返すものもあります。 getStringgetIntなどの通常のResultSetのメソッドを使用して、これらのResultSetオブジェクトからデータを取り出すことができます。 所定のメタデータ形式が使用できない場合、空のResultSetが返されます。 所定のメソッドのResultSetオブジェクトによって返されるように定義された列を超える追加の列は、JDBCドライバのベンダーが定義することができ、それらの列ラベルでアクセスできる必要があります。

DatabaseMetaDataのメソッドには、Stringのパターンを引数にとるものがあります。 これらの引数はすべてfooPatternのような名前を持ちます。 Stringパターンの中の「%」は0文字以上のすべての部分文字列に一致し、「_」は任意の1文字に一致することを意味します。 検索パターンに一致するメタデータ・エントリだけが返されます。 検索パターンの引数がnullに設定されている場合、引数の条件は、検索から除外されます。

導入されたバージョン:
1.1