モジュール java.xml
パッケージ org.w3c.dom

インタフェースEntity

すべてのスーパー・インタフェース:
Node

public interface Entity extends Node
このインタフェースは、XML文書内の解析対象または解析対象外の既知のエンティティを表します。 このインタフェースによってモデル化されるのは、エンティティ宣言ではなくエンティティ自体です。

Nodeから継承されたnodeName属性には、エンティティの名前が含まれています。

XMLプロセッサは、構造モデルがDOMに渡される前にエンティティを完全に展開することを選択できます。この場合、文書ツリー内にEntityReferenceノードは存在しなくなります。

XMLでは、外部サブセット内で作成されたエンティティ宣言またはパラメータ・エンティティ内で宣言されたエンティティ宣言の非検証XMLプロセッサによる読取りおよび処理は義務付けられていません。 つまり、外部サブセット内に宣言された解析対象エンティティを、アプリケーション・クラスを使用して展開する必要はありません。また、エンティティの置換テキストは使用できない可能性があります。 置換テキストが使用できる場合、対応するEntityノードの子リストは、その置換値の構造を表します。 使用できない場合、子リストは空です。

DOM Level 3は、Entityノードの編集をサポートしていません。ユーザーがEntityの内容を変更する場合は、構造モデル内の関連するすべてのEntityReferenceノードをEntityの内容の複製で置き換えた後、かわりにこれらの各複製に必要な変更を加える必要があります。 Entityノードとその子孫はすべて読取り専用です。

Entityノードは親ノードを持ちません。

ノート: エンティティに、バインドされていない名前空間接頭辞が含まれている場合、Entityノードのサブツリーにある対応するノードのnamespaceURInullになります。 このエンティティを参照するEntityReferenceノードがDocumentインタフェースのcreateEntityReferenceメソッドを使用して作成されている場合も同様です。

Document Object Model (DOM) Level 3 Core Specification」も参照してください。

導入されたバージョン:
1.4、DOMレベル2