モジュール java.xml
パッケージ org.xml.sax

インタフェースLocator

既知のすべてのサブインタフェース:
Locator2
既知のすべての実装クラス:
Locator2Impl, LocatorImpl

public interface Locator
SAXイベントと文書の位置を関連付けるためのインタフェースです。

SAXパーサーは、このインタフェースを実装し、コンテンツ・ハンドラのsetDocumentLocatorメソッドを使ってインスタンスを渡すことにより、SAXアプリケーションに位置情報を提供します。 SAXアプリケーションは、このオブジェクトを使ってXMLソース文書内のその他のSAXイベントの位置を突き止めることができます。

オブジェクトによって返される結果は、各コールバック・メソッドのスコープ内でだけ有効です。このスコープ外、または解析が完了したあとでロケータを使用しようとすると、アプリケーションに予想外の影響が及びます。

SAXパーサーにロケータを提供させるのは必須条件ではありませんが、そうすることを強くお勧めします。 この場合、パーサーは、その他の文書イベントを報告する前にロケータを提供する必要があります。 アプリケーションがstartDocumentイベントを受け取る前にロケータを設定しておかないと、アプリケーションはロケータを利用できないと判断します。

導入されたバージョン:
1.4, SAX 1.0
関連項目: