com.sun.jdi.event
インタフェース EventQueue

すべてのスーパーインタフェース:

Mirror

public interface EventQueue
extends Mirror

発生するデバッガイベントのための、ターゲット VM 用のマネージャーです。イベントは常に、EventSet にグループ化されます。デバッガバックエンドによって生成された EventSet はここから読み込むことができます。VirtualMachine ごとに、EventQueue のインスタンスが 1 つずつ割り当てられます。

ターゲット VM を中断させるイベントもあります。たとえば、中断ポリシーとして SUSPEND_ALL または SUSPEND_EVENT_THREAD が設定されたイベント要求 (com.sun.jdi.request) はターゲット VM を中断させます。場合によっては、VMStartEvent もターゲット VM を中断させます。これらのイベントによる中断を再開しなかった場合、ターゲット VM はハングアップしてしまいます。このため、VMDisconnectEvent を含む EventSet が検出されるまで、イベントキューからすべての EventSet を削除 (remove()) することをお勧めします。再開が別の方法で処理されないかぎり、各 EventSet で EventSet.resume() が呼び出されるはずです。

導入されたバージョン:

1.3

関連項目:

EventSet, VirtualMachine

メソッドの概要

EventSet	remove() 次に発生するイベントを無期限に待機します。
EventSet	remove(long timeout) 次に発生するイベントを指定された時間待機します。

インタフェース com.sun.jdi.Mirror から継承されたメソッド

toString, virtualMachine

メソッドの詳細

remove

EventSet remove()
                throws InterruptedException

次に発生するイベントを無期限に待機します。

戻り値:

次の EventSet。

例外:

InterruptedException - なんらかのスレッドがこのスレッドに割り込んだ場合。

VMDisconnectedException - ターゲット VM との接続が切断された場合。この事態は、常に VMDisconnectEvent のあとで発生する。

remove

EventSet remove(long timeout)
                throws InterruptedException

次に発生するイベントを指定された時間待機します。

パラメータ:

timeout - 次のイベントを待機する時間 (ミリ秒単位)

戻り値:

次の EventSet。タイムアウトが発生した場合は null。

例外:

InterruptedException - なんらかのスレッドがこのスレッドに割り込んだ場合。

VMDisconnectedException - ターゲット VM との接続が切断された場合。この事態は、常に VMDisconnectEvent のあとで発生する。

IllegalArgumentException - timeout 引数に無効な値が含まれている場合。