Java Platform Debugger Architecture - JDI アプリケーションの例

v1.3.0 以降のリリースの場合、Java 2 SDK の demo/jpda ディレクトリには、Java Platform Debugger Architecture (JPDA) の Java Debug Interface (JDI) を使用して記述された 3 つのアプリケーションのソースコードとドキュメントが含まれています。これらはデバッガを開発するための教育用ツールとして用意され、その出発点となります。

複雑度が増す順に列挙します。

• トレース は、プログラム実行のトレースを表示します。JDI の基本機能のほとんどは、非常に簡略 (600 行未満) です。出発点にはふさわしいものです。
• Jdb は J2SE SDK v1.3 以降のリリースで配布されているコマンド行デバッガです。
• Javadt は GUI デバッガの先頭です。

トレースは trace ディレクトリにあります。Jdb と Javadt はパッケージを共有し、debuggers ディレクトリに入っています。

クラスパスには JDI ライブラリコードが含まれている必要があります。JDI ライブラリコードは Java 2 SDK の lib/tools.jar ディレクトリにあります(tools.jar は Java Runtime Environment には含まれていません。Java 2 SDK にのみ含まれています)。これは、サンプルコードのコンパイルと実行の両方のために必要です。クラスパスの設定方法については、「Java SE ツールのドキュメント」を参照してください。