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付録 A

JMX テクノロジのバージョン

Java 2 Platform Standard Edition (J2SE) で採用された JMX テクノロジは、緊密に関連した 2 つの Java Specification Requests (JSR) として、Java Community Process (JCP) によって開発されました。J2SE プラットフォームのバージョン 5.0 に実装されている JSR のバージョンについて、次のセクションで説明します。

Java Management Extensions (JMX) Instrumentation and Agent Specification (JSR 3)

Java SE 6 プラットフォームは、「JMX 仕様」のバージョン 1.4 (保守リリース、2006 年 10 月) を実装しています。ダウンロードで提供されていた正誤表にあった修正が含まれています。

JMX Remote API Specification (JSR 160)

Java SE 6 プラットフォームは、「JMX Remote API の仕様」のバージョン 1.4 (保守リリース、2006 年 10 月) を実装しています。

JSR 160 では、標準の RMI および RMI/IIOP コネクタのほかに、TCP ソケットを基にした、オプションの JMX Messaging Protocol (JMXMP) も定義しています。Java SE プラットフォームにこれらのオプションのコネクタは含まれていません。ただし、より高度なレベルのセキュリティーを必要とする場合などでは、JMXMP コネクタを使用できます。

JMXMP コネクタを使用する場合は、JSR 160 リファレンス実装をこのセクションの冒頭で指定したダウンロードページからダウンロードし、jmxremote_optional.jar ファイルを classpath に追加してください。JSR 160 リファレンス実装に含まれる『JMX Remote API Tutorial』には、JMXMP コネクタの使用例があります。

 


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