native2ascii - ネイティブ - ASCII コンバータ

サポートされている任意の文字エンコーディングの文字を含むファイルを、ASCII、Unicode、あるいはその両方のエスケープを含むファイルに変換します。

形式

native2ascii [options] [inputfile [outputfile]]

説明

native2ascii は、Java 実行環境でサポートされている任意の文字エンコーディングでエンコードされたファイルを、ASCII でエンコードされたファイルに変換します。このとき、ASCII 文字セットに含まれないすべての文字に Unicode エスケープ (「\uxxxx」表記) を使用します。この処理は、ISO-8859-1 文字セットに含まれない文字を含むプロパティーファイルに必要です。このツールは、逆の変換を行うこともできます。

outputfile を省略した場合、標準出力に出力されます。さらに、inputfile を省略した場合、標準入力から入力されます。

オプション

-reverse
逆の処理を行います。Unicode エスケープを使って ISO-8859-1 でエンコードされたファイルを、Java 実行環境でサポートされている任意の文字エンコーディングのファイルに変換します。

-encoding encoding_name
変換処理で使用する文字エンコーディングの名前を指定します。このオプションがない場合は、(java.nio.charset.Charset.defaultCharset メソッドで決定された) デフォルトの文字エンコーディングが使用されます。encoding_name の文字列は、Java 実行環境でサポートされている文字エンコーディングの名前である必要があります。「サポートされているエンコーディング」のドキュメントを参照してください。

-Joption
Java 仮想マシンに option を渡します (option は、「Java アプリケーション起動ツール」のリファレンスページに記載されているいずれかのオプション)。たとえば、-J-Xms48m と指定すると、スタートアップメモリーは 48M バイトに設定されます。

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