Java Access Bridgeのトラブルシューティング

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このセクションでは、Java Access Bridge用ユーザー補助テクノロジ・アプリケーション開発者向けに、既知の問題点および使用上のヒントについて説明します。

既知の問題点

メニュー・イベントを再登録すると重複コピーが生成される

メニュー・イベントを登録して登録解除してから再登録すると、Java Access Bridgeはメニュー・イベントの重複コピーを生成します。

メニューが閉じるとMenuDeselectedイベントが生成される

MenuCanceled (またはPopupMenuCanceled)イベントは受け取りません。メニューが閉じていることを確認するには、MenuDeselectedイベントを調べてください。

使用上のヒント

メニュー項目選択の変更を確認する

StateのPropertyChangeイベントを使用して、メニュー項目選択の変更を確認します(ユーザーが矢印ボタンまたはキーを使用してメニュー内で上下に移動したとき、など)。

GUI要素の値を追跡する

AccessibleValueサポートとValueのPropertyChangeイベントを使用して、GUI要素(スライダやスクロール・バーなど)の値を追跡します。

選択された項目を確認する

AccessibleSelectionサポートを使用して、リストや表などの項目が含まれているコンテナで選択されている項目を確認します。これは、すべての子要素を列挙し、StateSet属性を検査し、Selected値がそれらの中にあるかどうか確認するよりも効率的です。

Java Access Bridgeテスト・ツールの入手

Java Access Bridgeテスト・ツールJava MonkeyおよびJava FerretはJDKに付属していません。これらのツールはJava Access Bridge 2.0.2に含まれています。このバージョンはJava Access Bridgeのダウンロードからダウンロードしてください。


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