Java SE 6での拡張機能
java.lang.instrumentパッケージの拡張機能
JDK 5.0の初期リリースからJava(tm) SE 6への移行に伴い、java.lang.instrument
パッケージに次の機能が追加されました。
- クラス・ファイル再変換のサポート - すでにロードされているクラスの動的変換を利便化するため、次のメソッドが追加されました。
これらのメソッドは、すでにクラスがロードされているメソッドにインストゥルメンテーションを追加するような操作に適しています。再変換のサポートにより、ロードされたクラスを計測するために元のクラス・ファイルにアクセスする必要がなくなります。これによって、適用された再変換の削除が容易になり、マルチエージェント環境で機能します。
- ネイティブ・メソッドの計測のサポート - 次のメソッドを使用すれば、JVMに対応するメカニズムでネイティブ・メソッドのラッピングにすることにより、ネイティブ・メソッドを計測することができます。
- クラス・ローダー検索への追加のサポート - 次のメソッドにより、該当するクラス・ローダーでインストゥルメンテーション・サポート・クラスを定義することができます。