NIOとNIO.2の例

次に挙げる例は、NIO APIの使用法を示しています。

ソース・ファイル	説明
`Grep.java`	ファイル・リストから、指定された正規表現パターンにマッチする行を検索する。NIOマップ・バイト・バッファ、文字セット、および正規表現を例示する。
`Sum.java`	ファイル・リストの16ビットのチェックサムを計算する。高速化のため、NIOマップ・バイト・バッファを使用する。
`TimeQuery.java`	ホストのリストに時間を照会する。NIOソケット・チャネル(接続と読み取り)、バッファの取り扱い、文字セット、および正規表現を例示する、簡単なブロック・プログラム。
`TimeServer.java`	接続を待機し、呼出し側に時間を返す。NIOソケット・チャネル(受け入れと書き込み)、バッファの取り扱い、文字セット、および正規表現を例示する、簡単なブロック・プログラム。
`Ping.java`	ホストの各リストに接続して、接続を完了するのに要する時間を計測する。セレクタと2つの付加的なスレッドを使用して、非ブロック接続と、セレクタのマルチスレッド化した使用を例示する。
`NBTimeServer.java`	非ブロックのインターネット時間サーバーを実装する。

次の表に示すNIO.2の例は、JDK 7インストールの<JAVA_HOME>/sample/nioからアクセスできます。

ソース・ファイル	説明

`file/Chmod.java`	chmod(1)ユーティリティと同様の方法でファイルのアクセス権を変更します。
`file/Copy.java`	cp(1)ユーティリティと同様の方法でファイルをコピーします。
`file/DiskUsage.java`	df(1M)と同様の方法でディスク領域の情報を出力します。
`file/FileType.java`	ファイルのタイプを出力します。
`file/WatchDir.java`	ディレクトリ(またはツリー)内のファイルの変更を監視します。
`file/Xdd.java`	ファイルのユーザー定義属性を一覧表示、取得、および削除します。
`multicast/MulticastAdress.java`	マルチキャスト・アドレスを解析および表現します。
`multicast/Reader.java`	マルチキャスト・データグラムからメッセージを読み取ります。
`multicast/Sender.java`	特定のグループにマルチキャスト・データグラムでメッセージを送信します。
`server/README.txt`	このディレクトリには、簡単なNIOベースのHTTP/HTTPSサーバーの例が含まれています。詳細は、README.txtファイルを参照してください。