Java SE 7でのJavadocツールの変更点と拡張機能は、次のとおりです。
Javadocツールによって生成されたHTMLドキュメントは、HTML 4.01移行型DTD (文書型定義)に準拠しています。ただし、現在のJavadocツールでは、Javadocコメント内のHTMLフラグメント(ユーザーが指定したオプション値)がこのDTDに準拠していることは保証されません。
生成されるHTMLドキュメントは、「Electronic and Information Technology Accessibility Standards (Section 508)」の仕様にも準拠しています。これについても、現在のJavadocツールでは、ユーザーが指定したHTMLフラグメントがこの基準に従っていることは保証されません。
このリリースでは、Javadocツールによって生成されるHTMLドキュメントのLook & Feelが更新されました。これは、CSS (Cascading Style Sheets)ファイルを使用することで実現されています。このCSSファイルを変更することにより、APIドキュメントのLook & Feelを変更できます。JDKの将来の更新およびリリースでは、CSSファイルを介してLook & Feelのオプションが追加される可能性があります。デフォルトのstylesheet.cssファイルについては、APIドキュメントを参照してください。
デフォルト以外のスタイル・シートを指定するには、-stylesheetfile <path>オプションを使用します。