Java SE 8でのネットワークの拡張機能
- 新しいクラス
java.net.URLPermission
が追加されました。URLPermission
は、指定されたURLで定義されたリソース(またはリソース・セット)にアクセスする権限や、ユーザー設定可能な要求メソッドおよび要求ヘッダーの特定のセットへの権限を表します。
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プラットフォーム固有のソケット・オプションと、すべての標準ソケット・タイプにこのオプションを設定するためのメカニズムを含む、
jdk.net
パッケージが追加されました。ソケット・オプションはjdk.net.ExtendedSocketOptions
で定義しますが、最初に定義するのは、マルチテナント・アプリケーション用のソケット・フローを確立するためのオプションであるSO_FLOW_SLA
です。クラスjdk.net.Sockets
は、こうした拡張オプションを設定および取得するためのメカニズムを提供します。
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HttpURLConnection
クラスにおいて、セキュリティ・マネージャがインストールされていて、かつメソッドの呼出しによって接続のオープンが試行される場合、呼出し側には次のどちらかが必要です。
自動リダイレクションが有効になっていて、この要求が別の宛先にリダイレクトされた場合、呼出し側にはリダイレクトされたホストまたはURLに接続する権限も必要です。